IF関数の使い方について解説｜条件の指定方法の基本から応用まで

2022年11月9日 最終更新日時 : 2023年7月29日 excel-kt
エクセル

今回は、エクセル(Excel)のIF関数の使い方について解説します。

IF関数の使い方について解説

エクセル(Excel)のIF関数は、引数で指定した条件に合っているかどうか判断して数値や文字列を表示させることができます。

例えば、試験の結果が「70点以上」の人には「合格」、「70点未満」の人には「再試験」と表示させたいようなときに使います。

エクセル(Excel)のIF関数の構文は、
＝IF（論理式,値が真の場合,値が偽の場合）
です。

引数の「論理式」とは、判定する条件です。

「＝」、「＜」や「＜＝」、「＞」や「＞＝」などを使った数式などを入力します。

引数の「値が真の場合」には、「論理式」の条件に合っているときに表示させたい数値や文字列などを入力します。

引数の「値が偽の場合」には、「論理式」の条件に合っていないときに表示させたい数値や文字列などを入力します。

例えば、セルA1に入力されている試験の結果が「70点以上」の人には「合格」、「70点未満」の人には「再試験」と表示させたいようなときには、
＝IF(A1＞＝70,"合格","再試験")
と入力します。

「合格」や「再試験」を囲んでいる「""」は、表示させたい値が文字列のときに必要です。

「関数の引数」ダイアログボックスで文字列を入力すると自動的に入力されます。

IF関数を挿入する方法

エクセル(Excel)のMAX関数の使い方は、次のとおりです。

  • 文字列などを表示するセルをクリックする
  • 「数式」タブをクリックする
  • 「関数ライブラリ」グループ内の「論理」の「V」をクリックする
  • 関数の一覧が表示される
  • 表示された関数の一覧から「IF」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 「論理式」に判定する条件を入力する
  • 「値が真の場合」に条件に合っているときに表示させたい文字列などを入力する
  • 「値が偽の場合」に条件に合っていないときに表示させたい文字列などを入力する
  • 「OK」をクリックする

キーボードを使ってSUM関数を直接セルに入力する方法もありますが、初心者の人は、リボンから選択することから始めてください。

IF関数で複数の条件で判定する方法

判定する条件は1つとは限りません。

例えば、試験の結果が「70点以上」の人には「優」、「60点以上70点未満」の人には「良」、「60点未満」の人には「再試験」と表示させたいような場合があります。

この方法は、次回の記事で解説します。

IFで条件に合っているかどうか判定する

今回は、エクセル(Excel)のIF関数について解説しました。

仕事などの実務でもよく使います。

参考にしてください。

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