エクセルの引き算でマイナスを表示する7つの方法|▲や赤色

今回の記事では、エクセル(Excel)の引き算の結果がマイナスだったとき、「ー(マイナス)」記号の表示を変更する方法について解説しています。

エクセルの引き算でマイナスを表示する7つの方法

エクセル(Excel)で引き算をしたとき、結果が0未満のマイナスになることがあります。

エクセル(Excel)の引き算の結果がマイナスになったとき、数字の前に「ー」記号が付きます。

「1-2」の引き算の結果は、「ー1」です。

「10ー20」の引き算の結果は、「ー10」です。

エクセル(Excel)には、マイナスの表示方法は7つあります。

  • (1234)※文字の色が赤
  • (1234)
  • 1234※文字の色が赤
  • ー1234
  • ー1234※文字の色が赤
  • △1234
  • ▲1234

エクセル(Excel)で作成する書類や資料の内容によって、マイナスになった数字の表示方法を変えると書類や資料が見やすくなります。

例えば、会計の報告書など、数値が縦一列に並んでいる集計表を作成するときは、

収入 1,000円
支出 2,000円
差引▲1,000円

という使い方ができます。

また、年度ごとに金額が並んでいる集計表を作成するときは、

年 度2020年2021年2022年
金 額1,000円2,000円1,500円
対前年1,000円△500円

という使い方ができます。

予算と決算の比較表を作成するときは、

予算額決算額差引
消耗品費1000円2000円▲1,000円
食費1000円500円500円
予備費2000円1000円1000円

という使い方ができます。

エクセル(Excel)で作成する書類や資料の内容に応じて、マイナスの表示方法を使いわけて下さい。

マイナスの表示を変更する方法

エクセル(Excel)のマイナスの表示を変更する方法を紹介します。

エクセル(Excel)でマイナスの表示を変更するときは、「セルの書式設定」の機能を使います。

エクセル(Excel)の「セルの書式設定」とは、セルに入力した値を変更せず表示の形式だけを変更することができます。

つまり、セルに入力されている値はそのままで「見た目」だけを変更する機能です。

エクセル(Excel)の引き算でマイナスになった数値の値を変えずに「ー」の表示形式だけ変更することができます。

「セルの書式設定」で「ー」の表示形式を変更する手順を紹介します。

「セルの書式設定」で「ー」の表示形式を変更する手順は、次のとおりです。

  • 「ホーム」タブをクリックする
  • 「数値」グループ右下の「↘(ダイアログボックス起動ツール)」をクリックする
  • 「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示される
  • 「表示形式」タブをクリックする
  • 「分類」の一覧の「数値」をクリックする
  • 「負の数の表示形式」から設定したい表示形式を選択する
  • 「OK」をクリックする

マイナスの表示を使い分ける

今回は、エクセル(Excel)の引き算の結果がマイナスだったとき、「ー(マイナス)」記号の表示を変更する方法について解説しました。

参考にしてください。

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