エクセルで掛け算する記号|基本の数式やPRPDUCT関数を入力する方法
今回の記事では、エクセル(Excel)で記号を使って掛け算する方法について解説しています。
- エクセルの関数を使って掛け算する方法
- エクセルの足し算や引き算、割り算で使う記号
についても紹介しています。
クリックできる目次
エクセルで掛け算する記号について解説
エクセル(Excel)で掛け算するときに使う記号は、「=」記号と「*」記号です。
エクセル(Excel)で掛け算するときは、「×」記号を使いません。
「*」記号の読み方は、「アスタリスク」です。
掛け算をするとき、「=」記号と「*」記号を使った数式を入力するのが基本です。
数字の「4」と「2」を掛け算したいときは、結果を表示したいセルに「=4*2」と入力します。
掛け算したい数値が入力されているセルを参照することができます。
セルA1とセルA2に入力されている数値を掛け算したいときは、答えを表示したいセルに「=A1*A2」と入力します。
「=」記号と「*」記号を使った数式を入力する手順は、次のとおりです。
- 掛け算の結果を表示するセルをクリックする
- 「shift」キーを押しながら「=」キーを押す
- 「=」記号が入力される
- A1をクリック(マウスの左ボタンを押す)する
- 「shift」キーを押しながら「*」記号を入力する
- A2をクリックする
- 「Enter」キーを押す
記号を使って掛け算するときは、「=A1*A2」のようにセル番地を参照して数 式を入力することをおススメします。
セルA1やセルA2に入力されている数値を修正したとき、結果が自動 的に修正されます。
セルの参照は、エクセル(Excel)の便利な機能の1つです。
掛け算を関数でする方法
エクセル(Excel)の関数を使っ て掛け算する方法を紹介します。
エクセル(Excel)で掛け算するときには、PRPDUCT関数を使います。
PRPDUCT関数は、引数で指定した範囲内のセルに入力されている数値を掛け算します。
PRPDUCT関数の構文は、「=PRPDUCT(数値1,数値2,・・・)」です。
「*」記号を使って数式を入力する場合、参照する複数のセルをクリックしなければなりません。
セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5に入力されている数 値を掛け算するとき、「*」記号を使っての計算では「=A1*A2*A3*A4*A5」になります。
しかし、PRPDUCT関数を使って計算するとき、「=PRPDUCT(A1:A5)」と入力します。
PRPDUCT関数の引数の「A1:A5」は、ドラッグで指定することができます。
参照するセルの数が増えても、簡単に掛け算することができます。
作業の時間を短縮することができます。
PRPDUCT関数を入力する2つの方法
エクセル(Excel)の「PRPDUCT関数」を挿入する方法を2つ紹介します。
- 直接、セルに入力する方法
- 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法
直接セルに入力する方法
エクセル(Excel)のPRPDUCT関数を直接セルに入力する方法を紹介します。
PRPDUCT関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。
PRPDUCT関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。
PRPDUCT関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。
- PRPDUCT関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
- 「=PRPDUCT(数値1,数値2,・・・・・・)」を入力する
- 「Enter」キーを押す
引数にセルを参照したり数式を指定したりすることができます。
PRPDUCT関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。
セルに「=P」と入力してください。
入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。
表示された一覧からPRPDUCT関数をクリックしてください。
PRPDUCT関数の説明が表 示されます。
参考にしてください。
PRPDUCT関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。
引数を完璧に覚えていなくても大丈夫です。
PRPDUCT関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。
引数を指定するときの参考にしてください。
セルに「=P」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。
ダイアログボックスを使う方法
「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってSUM関数を入力する方法を3つ紹介します。
「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は、引数で指定する項目がわかりやすいので初心者の方や関数が苦手な方におススメです。
- 関数ボタン (fx)をクリックする
- 「数式」タブから選択する
- ショートカットキーを利用する
関数ボタン (fx)をクリックする
関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。
関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。
- 関数ボタンをクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「PRPDUCT」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数の「PRPDUCT」に数 値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 「OK」ボタンをクリックする
「数式」タブから選択する
「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「PRPDUCT」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数の「PRPDUCT」に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 「OK」ボタンをクリックする
ショートカットキーを利用する
ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。
- 「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「PRPDUCT」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数の「PRPDUCT」に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 「OK」ボタンをクリックする
掛け算以外の記号の一覧|四則演算
エクセル(Excel)の四則 演算などで使う記号を紹介します。
- 足し算の記号は、「+」
- 引き算の記号は、「ー」
- 割り算の記号は、「/」
- 累乗の記号は、「^」
エクセルの足し算の記号は「+」
エクセル(Excel)で足し算をするときに使う記号は、「=」記号と「+」記号です。
「=」記号と「+」記号を使って引き算するのが基本です。
「4」と「2」を足し算したいときは、結果を表示したいセルに「=4+2」と入力します。
引き算したい数値が入力されているセルを参照することができます。
セルA1とセルA2に入力されている数値を足し算したいときは、結果を表示したいセルに「=A1+A2」と入力します。
エクセルの引き算の記号は「-」
エクセル(Excel)で引き算をするときに使う記号は、「=」記号と「-」記号です。
「=」記号と「-」記号を使って掛け算するのが基本です。
「4」から「2」を引きたいときは、結果を表示したいセルに「=4-2」と入力します。
引き算したい数値が入力されているセルを参照することができます。
セルA1とセルA2に入力されている数値を引き算したいときは、結果を表示したいセルに「=A1-A2」と入力します。
エクセルの割り算の記号は「/」
エクセル(Excel)の掛け算するときに使う記号は、「=」記号と「/」記号です。
「=」記号と「/」記号を使って割り算するのが基本です。
エクセル(Excel)で割り算するときは、「÷」記号を使いません。
「4」に「2」で割りたいときは、答えを表示したいセルに「=4/2」と入力します。
セルA1とセルA2に入力されている数値を掛け算したいときは、答えを表示したいセルに「=A1/A2」と入力します。
エクセルの累乗の記号は「^」
エクセル(Excel)で2の2乗など累乗(べき乗)するときに使う記号は、「=」記号と「^」記号です。
「=」記号と「^」記号を使って累乗するのが基本です。
「4」の「2」乗を計算したいときは、答えを表示したいセルに「=4^2」と入力します。
セルA1とセルA2に入力されている数値を掛け算したいときは、答えを表示したいセルに「=A1^A2」と入力します。
「^」記号の読み方は、「キャレット」です・
キーボードの「へ」を押してください。
「Shift」キーや「Ctrl」キー、「Alt」キーと一緒に押さないでください。
掛け算の数式の記号は=と*を使う
今回は、エクセル(Excel)の掛け算で使う記号について解説しました。
足し算や引き算、割り算、累乗についても解説しています。
参考にしてください。
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