コピーと切り取りの違いについて解説|活用と3種類の操作方法
今回は、「コピー」と「切り取り」の違いについて解説します。
生徒さんからよく質問される内容です。
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コピーと切り取りの違いについて解説
「コピー」と「切り取り」の違いは、コピーや切り取りをする元のデータが残るかどうかです。
データをコピーして貼り付けると、コピーした元のデータは残ります。
データを切り取って貼り付けると、切り取った元のデータは残りません。
コピーとは
コピーとは、複写です。
コピー機と同様で、原本と同じものを作成します。
データをコピーして貼り付けると、データは原本のデータとコピーされたデータの二つになります。
切り取りとは
切り取りとは、はさみで切り取ることです。
データなので実際にはさみで切り取りませんが、はさみで切り取る様子をイメージしてください。
はさみで切り取りますので、切り取った元のデータは残りません。
データは元あった場所から貼り付けた場所に移動します。
コピーする3つの操作方法
エクセル(Excel)を例にして、データをコピーして貼り付ける方法を3つ紹介します。
- リボンのボタンを使う方法
- 右クリックのメニューを使う方法
- ショートカットキーを使う方法
リボンのボタンを使う方法
エクセル(Excel)のリボンを使ってデータをコピーし、貼り付ける手順は次のとおりです。
- コピーするデータが入力されているセルをクリックして選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループ内の「コピー」ボタンをクリックする
- データをコピーするセルをクリックして選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループ内の「貼り付け」ボタンをクリックする
右クリックのメニューを使う方法
右クリック(マウスの右ボタンを押す)のメニューを使ってデータをコピーし、貼り付ける手順は次のとおりです。
- コピーするデータが入力されているセルをクリックして選択する
- コピーするデータが入力されているセルの上で右クリック(マウスの右ボタンを押す)する
- 表示されたメニュー内の「コピー」をクリックする
- データを貼り付けるセルをクリックして選択する
- データを貼り付けるセルの上で右クリック(マウスの右ボタンを押す)する
- 表示されたメニュー内の「貼り付けオプション」から選択する
ショートカットキーを使う方法
ショートカットキーを使ってデータをコピーし、貼り付ける手順は次のとおりです。
- コピーするデータが入力されているセルをクリックして選択する
- 「Ctr」キーを押した状態のまま「C」キーを押す
- データを貼り付けるセルをクリックして選択する
- 「Ctr」キーを押した状態のまま「V」キーを押す
切り取りするの3つの操作方法
エクセル(Excel)を例にして、データを切り取って貼り付ける方法を3つ紹介します。
- リボンのボタンを使う方法
- 右クリックのメニューを使う方法
- ショートカットキーを使う方法
リボンのボタンを使う方法
エクセル(Excel)のリボンを使ってデータを切り取って貼り付ける手順は次のとおりです。
- コピーするデータが入力されているセルをクリックして選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループ内の「切り取り」ボタンをクリックする
- データをコピーするセルをクリックして選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループ内の「貼り付け」ボタンをクリックする
右クリックのメニューを使う方法
右クリック(マウスの右ボタンを押す)のメニューを使ってデータを切り取って貼り付ける手順は次のとおりです。
- コピーするデータが入力されているセルをクリックして選択する
- コピーするデータが入力されているセルの上で右クリック(マウスの右ボタンを押す)する
- 表示されたメニュー内の「切り取り」をクリックする
- データを貼り付けるセルをクリックして選択する
- データを貼り付けるセルの上で右クリック(マウスの右ボタンを押す)する
- 表示されたメニュー内の「貼り付けオプション」から選択する
ショートカットキーを使う方法
ショートカットキーを使ってデータを切り取って貼り付ける手順は次のとおりです。
- コピーするデータが入力されているセルをクリックして選択する
- 「Ctr」キーを押した状態のまま「X」キーを押す
- データを貼り付けるセルをクリックして選択する
- 「Ctr」キーを押した状態のまま「V」キーを押す
コピーと切り取りの活用方法
教室で練習問題をしている生徒さんを見ていると、何度も同じ文字を入力している場面をよく見かけます。
パソコンを利用する主なメリットは、次のとおりです。
- 作業時間を短縮する
- ミスを少なくする
キーボードで文字などを入力するよりコピーや切り取りを使う方が短時間でミスなくできます。
一度入力した文字を別の場所で再度入力するときは、入力した文字などをコピーして貼り付けてください。
入力するセルを間違った文字などは削除せず、切り取りを活用して本来入力するセルに移動させてください。
コピーと切り取りを使って時短
今回はコピーと切り取りの違いを解説しました。
参考にしてください。
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