エクセルで氏名の間にスペースを入れる方法|関数を使って自動で挿入する

エクセル

今回は、エクセル(Excel)で作った名簿の氏名の「姓」と「名」の間にあとからスペースを入れる方法について解説しています。

エクセルで氏名の間にスペースを入れる方法

氏名の「姓」と「名」の間にあとからスペースを入れるときは、REPLACE 関数を使います。

例えば、「米黒江久世流」という文字列がセルA1に入力されています。

苗字が「米黒」、名が「江久世流」です。

「姓」と「名」の間にスペースを入れた文字列をセルB1に表示したいときは、セルB1に「=REPLACE(A1,3,," ")」と入力してください。

セル「B1」に「米黒 江久世流」と表示されます。

セルB1に表示された名前をコピーし、セルA1に貼り付けてください。

セルA1に入力されている文字列「米黒江久世流」を「米黒 江久世流」と修正することができます。

セルB1をセルA1に貼り付けするときには、「値」を貼り付けてください。

「値」を貼り付ける手順は、次のとおりです。

  • 「ホーム」タブをクリックする
  • 「クリップボード」グループの「貼り付けボタン」の「V」をクリックする
  • 「値の貼り付け」の「値」をクリックする

氏名にスぺースを入れるREPLACE関数の説明

氏名にスぺースを入れることができるREPLACE関数とは、引数で指定した文字数の文字を別の文字に置き換える関数です。

REPLACE関数の構文は、「REPLACE(文字列, 開始位置, 文字数, 置換文字列)」です。

REPLACE関数をセルに挿入する手順は、次のとおりです。

  • 「数式」タブをクリックする
  • 「関数ライブラリ」グループの「文字列操作」の「V」をクリックする
  • 表示された関数の一覧から「REPLACE」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数の「文字列」にスペースを入れる対象となっているデータである氏名が入力されているセルを指定する
  • 引数の「開始位置」にスペースを入れたい場所を指定する
  • 引数の「文字数」に置き換えたい文字数を指定する
  • 引数の「置換文字列」には、置き換える文字列を入力します。

「米黒江久世流」の「米黒」と「江久世流」の間にスペースを入れるときの引数は、次のとおりです。

引数の「文字列」は、「米黒江久世流」が入力されているセルを指定する

引数の「開始位置」は、「3」を指定する
スペースを入れる場所は3文字目です

引数の「文字数」は、「0」を指定する
「米黒江久世流」にはスペースと、置き換える文字はありません

引数の「置換文字列」は、「" "」を指定する

引数の「文字数」が「0」のときは、省略することができます。

「姓」と「名」の間に半角のスペースを入れるときは、引数の「置換文字列」は「" "」となります。

生徒さんからの質問の内容

今回の記事は、生徒さんからの質問に対して説明した内容を書いています。

生徒さんは、自治会の役員をしています。

エクセル(Excel)で自治会の会員名簿を作成したそうです。

会員の氏名の「性」と「名」の間にスペースを入れずに作成したそうです。

名簿が完成したあと名簿を見て、会員の氏名の「性」と「名」の間にスペースがある方が見やすいと思ったそうです。

会員の氏名の「性」と「名」の間にスペースを入れたいが、簡単にスペースを入れる良い方法はないですかという質問でした。

まとめ:関数を使って氏名にスペースを入れる

今回は、エクセル(Excel)で作った名簿の氏名の「性」と「名」の間にスペースを入れる方法について解説しました。
便利な機能なので参考にしてください。

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