MAX関数の使い方について解説|エクセルで最大値を求める
今回の記事では、最大値を探すエクセル(Excel)のMAX関数の使い方について解説しています。
- エクセル(Excel)のMAX関数の説明
- エクセルのMAX関数の使い方
について紹介しています。
クリックできる目次
MAX関数の使い方について解説
エクセル(Excel)のMAXは、引数で指定したセル範囲に含まれる数値の最大値を探す関数です。
MAX関数は、エクセル(Excel)の基本の関数の1つです。
エクセル(Excel)で作成した試験の点数のデータが入力されている一覧表から最高点を探したり、価格のデータが入力されている一覧表から一番高い価格を探すときなどに使います。
空白のセルや文字列、論理値が入力されているセルは無視されます。
最小値を探すときに使う関数は、MIN関数です。
エクセル(Excel)のMAX関数の構文は、
=MAX(数値1,数値2,・・・・・)
です。
引数の数値に、セル番地を指定することができます。
MAX関数の引数でセルを参照すると、集計表に入力されている数値を修正した自動でもう一度最大値を探します。
セルA1とセルA3、セルA5の値の最大値を探したいときは、
=MAX(A1,A3,A5)
と入力します。
セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5の値の最大値を探したいときは、
=MAX(A1,A2,A3,A4,A5)
と入力します。
セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5のように連続したセルの値から最大値をさがすときは、
=MAX(A1:A5)
と使うこともできます。
「:」記号は連続したセルの範囲をあらわすときに使う記号です。
MAX関数を入力する3つの方法
エクセル(Excel)のMAX関数の使い方を3つ紹介します。
- 直接セルに関数を入力する
- 関数ライブラリを使って挿入する方法
- オートSUMを使って入力する方法
直接セルに関数を入力する
エクセル(Excel)のMAX関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。
- 答えを表示するセルをクリックする
- 答えを表示するセルまたは数式バーに「=M」と入力する
- 関数の一覧が表示される
- 表示された関数の一覧から「MAX」を選択する
- 最大値を探したい数値が入力されているセルを選択する
- 「Enter」キーを押して確定させる
「数式バー」エクセル(Excel)のリボンの下の「fx」の横のボックスです。
最大値を探したい数値が入力されているセルが一団となっているときは、セル範囲をドラッグしてください。
最大値を探したい数値が入力されているセルが飛び飛びになっているときは、最初に数値が入力されているセルをクリックしてたあと、次の数値が入力されているセルをクリックするときに「Ctr」キーを押した状態でクリックしてください。
関数ライブラリを使って挿入する方法
関数ライブラリからMAX関数を挿入する手順は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスの「関数の分類」の「V」をクリックする
- 表示された一覧から「すべて表示」を選択する
- 「関数名」から「MAX」を選択する
- 「OK」をクリックする
- 「関数の引数」ダイアログボックスの引数にセルやセル範囲を指定する
オートSUMを使って入力する方法
エクセル(Excel)の便利な機能であるオートSUM機能を紹介します。
オートSUM機能を使えば、簡単に最大値を探すことができます。
オートSUM機能を使う手順は、次のとおりです。
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「編集」グループの「Σ」ボタンをクリックする
- 表示された一覧から「最大値」を選択する
- 「Enter」キーを押し確定させる
オートSUM関数を使うと、最大値を探す数値が入力されているセルの範囲が自動的に指定されます。
最大値を探したい数値が入力されているセルの範囲を変更することができます。
「Enter」キーを押して確定する前に、最大値を探したい数値が入力されているセルをドラッグしてください。
MAXで範囲内の最大値を求める
今回は、エクセル(Excel)のMAX関数について解説しました。
仕事などの実務でもよく使います。
参考にしてください。
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