MOS(エクセル)エキスパートの過去問|試験はどんな問題か?

モス

今回は、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験のエクセル(Excel)の上級レベル(エキスパート)の過去問について解説しています。

この記事で解説しているバージョンは、エクセル(Excel)2019エキスパートです。

なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/

MOS(エクセル)エキスパートに過去問はない

MOS資格試験のエクセル(Excel)の上級レベル(エキスパート)に過去問はありません。

MOS資格試験を実施しているオデッセイの公式サイトの「よくあるご質問」には、「試験問題は公表していないため過去問題集はありません」と書かれています。

MOS資格試験の公式サイトの「よくあるご質問」は、こちらを参考にしてください。

MOS試験にはどんな問題が出題されるのか

MOS資格試験に限らず、資格や検定の試験勉強では過去問を繰り返し練習することは必須です。

MOS資格試験では過去問は公表されていないので、模擬試験で対策をします。

模擬試験で、どんな問題が出題されるかを確認することができます。

MOS資格試験のエクセル(Excel)の上級レベル(エキスパート)の模擬試験とは、MOS資格試験の公式サイトで紹介されている教材に収録されている「模擬試験プログラム」です。

MOS資格試験の公式サイトでは、次の2つの教材が紹介されれています。

  • よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
    出版社 : FOM出版
    価格 : 3,410円(税込)
  • MOS攻略問題集 Excel 365&2019 エキスパート
    出版社 : 日経BP社
    価格 : 3,300円(税込)

紹介されている2冊の教材には、5回 分の模擬 試験が収録されています。

収録されている模擬試験を繰り返し練習し、MOS資格試験のエクセル(Excel)の上級レベル(エキスパート)の対策をします。

MOS(エクセル)エキスパートの勉強方法

MOS資格試験のエクセル(Excel)の上級レベル(エキスパート)の勉強 方 法は、次のとおりです。

独学でも家庭教師やパソコン 教室、通信 講座を利用する場合も変わりません。

  • エクセル(Excel)の基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚える
  • MOS資格試験対策の練習 問題をする
  • MOS資格試験の模擬試験をする

エクセル(Excel)の基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚える

エクセル(Excel)が未経験の人は、エクセル(Excel)の基礎知識や基本操作、機能、関数などを最初に覚えます。

既に、会社の仕事などでエクセル(Excel)を使っている人や経験がある人は省略できます。

テキストは、市販されている書籍や動画などで大丈夫です。

自分に合った教科書を選んでください。

私は、FOM出版の「よくわかるExcel基礎」を使用して教えています。

初心者 向けの内容になっています。

FOM出版の「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」は、1章から9章で構成されています。

また、各章の最後に練習問題、教材の最後に総合問題が10題あります。

基本操作を繰り返し練習できるので、基本的な操作方法が習得しやすくなっています。

FOM出版は、MOS資格試験の公式サイトで対策教材として紹介されている「よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集」も出版しています。

MOSの公式HPには、MOS資格試験対策の学習に役立つ情報が載っています。

無料でエクセル(Excel)のスキルチェックができたりオンライン講座が紹介されたりしています。

MOS資格試験対策の練習問題をする

MOS資格試験のエクセル(Excel)の上級レベル(エキスパート)で出題される操作方法を覚えます。

教科書として、MOS資格試験の公式サイトで、次の2冊が紹介されています。

  • よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
  • MOS攻略問題集 Excel 365&2019 エキスパート

どちらのテキストを使っても大丈夫です。

テキストに載っている演習問題を練習し、出題範囲の操作方法を網羅してください。

テキストの内容を完全に理解する必要はありません。

不足分は、模擬試験を繰り返し練習することでマスターできます。

MOS資格試験の模擬試験をする

MOS資格試験の公式サイトで紹介されている教材に収録されている模擬試験を使って練習してください。

間違えた問題の解説を読み、何 度も繰り返してください。

MOS資格試験の出題形式は、マルチ プロジェクトになっています。

模擬試験で試験の画面や操作方法に慣れてください。

合格に必要な勉強時間について解説

MOS資格試験の一般レベルに合格していない人が上級レベル(エキスパート)に合格するための勉強 時間は、約80時間です。

初心者の人がMOS資格試験の一般レベルに合格するため人必要な勉強時間と同じです。
勉強の内容と時間は、次のとおりです。

  • 基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚える 約40時間
  • MOS資格試験対策の練習問題をする      約20時間
  • MOS資格試験の模擬試験をする        約20時間

合格の目安は「40分90%」

合格の目安は、MOS資格試験の公式サイトで紹介されている教材に収録されている模擬試験を40分で90%解答できることです。

過去問はありませんが、模擬試験の成績は目安になります。

本番の試験時間は50分ですが、40分で解答する練習をしてください。

40分で解答する練習をするのは、本番の試験で解答せずに飛ばしたわからない問題を最後に解答する時間を確保するためです。

最初は時間が足りなかったり問題どおりに解答できなかったりして、合格の目安である「40分90%」の結果にならないかもしれません。

収録されている5回の模擬試験を3周から5周ほど練習すれば、合格の目安である「40分90%」になってきます。

90%正解できれば、合格できる実力がついてきています。

安心して繰り返し練習してください。

MOS(エクセル)エキスパートの出題範囲

MOSの公式サイトでは、MOS(エクセル)の上級レベルであるエキスパートについて、次のように説明されています。

「ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方」

出題範囲は、次のとおり公表されています。

ブックのオプションと設定の管理ブックを管理する
共同作業のためにブックを準備する
言語オプションを使用する、設定する
データの管理、書式設定既存のデータを使用してセルに入力する
データに表示形式や入力規則を適用する
詳細な条件付き書式やフィルターを適用する
高度な機能を使用した数式およびマクロの作成関数で論理演算を行う
関数を使用してデータを検索する
高度な日付と時刻の関数を使用する
データ分析を行う
数式のトラブルシューティングを行う
簡単なマクロを作成する、変更する
高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理高度な機能を使用したグラフを作成する、変更する
ピボットテーブルを作成する、変更する
ピボットグラフを作成する、変更する

高度な機能を理解している方が対象になっていますが、難易度が高いわけではありません。

過去問がないので模擬試験で対策する

今回は、MOS資格試験のエクセル(Excel)のエキスパートの過去問について解説しました。

MOS資格試験のエクセル(Excel)のエキスパートの過去問は公表されていません。

しかし、模擬試験で試験の対策をすることができます。

参考にしてください。

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