エクセルのエキスパートは難しい試験ではない|難易度について解説

モス

今回の記事では、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験のエクセル(Excel)エキスパートの難易度について解説します。

  • エクセル(Excel)のエキスパートの難易度
  • エクセル(Excel)のエキスパートの合格点
  • エキスパートと一般レベルの違い
  • エクセル(Excel)のエキスパートの勉強方法

を紹介しています。

なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/

エクセルのエキスパートは難しい試験ではない

MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートは難しい試験ではありません。

MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートの対策をすれば、合格できる試験です。

MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートが難しいと言われている原因の一つは、あまり使わない操作や聞きなれない言葉が出題範囲になっているからです。

例えば、マクロ機能はエクセル(Excel)の操作を自動化できる便利な機能です。

マクロ機能を使うことによってエクセル(Excel)で行っている作業の効率が向上し、業務時間を短縮することができます。

しかし、使わなくてもエクセル(Excel)を活用することはできるので、使っていない人も多いのではないでしょうか。

関数では、PMT 関数が出題範囲に含まれています。

PMTは、財務データを計算する関数です。

仕事で使わない人は多いのはないでしょうか。

グラフでは、箱ひげ図、組み合わせ、ファンネル、ヒストグラム、マップ、サンバースト、ウォーターフォールなどが出題範囲になっています。

聞きなれない言葉なので難しいと感じる人は多いのではないでしょうか。

しかし、これらは難易度が高い機能ではありません。

MOS資格試験の公式サイトではエクセル(Excel)2019のエキスパートレベルについて、

「ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方」

と記載されています。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

「高度な機能」とは、高度なことができる機能です。

使用したり理解したりするのに難易度が高いという機能ということではありません。

だから、MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートは難しい試験ではありません。

エクセルのエキスパートの合格点

MOS資格試験の合格点は公表されていません。

MOSの公式サイトのよくあるご質問には次のように書かれています。

「科目ごとの合格点は公開しておりませんが、1000点満点で550点~850点の範囲が目安となります(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります)。合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります。
合格点は試験終了後にパソコン画面に表示されます。また、試験終了後にお渡しする試験結果レポートにも合格点が記載してあります。」

合格の目安は、模擬試験で解答時間が40分で正解率90%です。

模擬試験は、公式サイトで紹介されているMOS資格試験対策の教材に収録されています。

公式サイトで紹介されているMOS資格試験対策の教材に収録されている模擬試験を40分で90%の問題を正解できれば、MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートの出題範囲の操作がマスターできています。

エキスパートと一般レベルの違いは出題範囲

上級レベルであるエキスパートと一般レベルであるアソシエイトの違いは、出題範囲です。

出題される機能や操作、問題の難易度ではありません。

MOS資格試験のエクセル(Excel)一般レベルの出題範囲は、数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、エクセル(Excel)での基本的な操作です。

MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートの出題範囲は、ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、エクセル(Excel)での高度な機能です。

一般レベルと上級レベルの違いは、「基本的な操作」と「高度な機能」です。

「高度な機能」とは、高度なことができる機能であって使用したり理解したりするのに難易度が高いということではありません。

エクセルのエキスパートの勉強方法

MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートの勉強方法は、一般レベルであるアソシエイトと同じです。

MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートに合格するための勉強の流れは、次のとおりです。

  1. エクセル(Excel)の基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚える 
  2. MOS資格試験対策の練習問題をする               
  3. MOS資格試験の模擬試験をする                 

エクセルの基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚える

テキストや動画・映像などの教材を使ってエクセル(Excel)の基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚えます。

テキストや動画・映像などの教材で説明されている操作、機能、関数などを何度も繰り返しマネをしてください。

エクセル(Excel)の操作方法をすべて暗記することはできません。

よく使うエクセル(Excel)の操作は自然と覚えます。

使う回数が少ない操作は、覚える必要がない操作です。

テキストや動画・映像などの教材の解説を参考にして繰り返しマネをすれば、自然とできるようになります。

ポイントは、毎日使うことです。

勉強する間隔を開けないでください。

間隔をあけずに繰り返し使えば、基礎知識や基本操作、機能、関数などは覚えられます。

MOS資格試験対策の練習問題をする 

MOS資格試験の対策教材を使って、試験に出題される操作方法や機能、関数などを練習します。

公式サイトでは、MOS Excel 365&2019の対策教材として

  • よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集(FOM出版)
  • MOS攻略問題集 Excel 365&2019(日経BP社)

が紹介されています。

練習問題を解いて、出題される操作方法や機能、関数に触れてください。

MOS 365&2019 対策教材の練習問題を完璧にマスターする必要はありません。

1周か2周で十分です。

不足分は、模擬試験を解くことで習得できます。

MOS資格試験の模擬試験をする  

MOS Excel 365&2019 対策教材に収録されている模擬試験を解いてください。

MOS資格試験の過去の問題は、公表されていません。

MOS Excel 365&2019 対策教材に収録されている模擬試験を使って、出題傾向をつかみ、出題形式になれてください。

合格の目安は、試験時間40分で90%の正解です。

(本番の試験は、50分です。)

間違えた問題は、解答解説を見て操作方法を覚えてください。

1周目の点数がよくなくても大丈夫です。

2周目、3周目と進めると出題形式に慣れて点数が上がってきます。

ポイントは、短期間に何度も解くことです。

目安は2週間です。

間隔をあけると忘れてしまします。

何度も繰り返し、合格の目安である40分で90%の正解率を目指してください。

MOS資格試験を申し込んでから試験日まで約2週間あります。

MOS資格試験を申し込んでから試験日までの期間も重要です。

合格の目安である模擬試験40分で90%取れるようになったからといって安心しないでください。

試験日までの2週間も模擬試験を解いて習得した操作方法などを忘れないようにしてください。

まとめ:エクセルのエキスパートは難しい試験ではない

今回は、MOS資格試験のエクセル(Excel)エキスパートの難易度について解説しました。

参考にしてください。

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