MOSは履歴書に恥ずかしい資格か?役に立たないか?3つの理由を解説

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今回の記事では、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの資格の1つであるMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は履歴書に書くと恥ずかしい資格かどうかについて解説しています。

なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/

MOSは履歴書に恥ずかしいと言われる3つの理由

エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの資格の1つであるMOS資格を履歴書に書くことは恥ずかしい、書いても意味がないという人がいます。
MOS資格が恥ずかしいと言われている理由を3つ紹介します。

MOS資格を履歴書に書くことは恥ずかしいと言われる主な理由は、次の3つです。

  • 履歴書に書かなくてもスキルをアピールできる
  • MOSだけで就職試験で有利にならない
  • MOSは難易度が高い資格ではない

履歴書に書かなくてもスキルをアピールできる

MOS資格を履歴書に書くことは恥ずかしいと言っている人は、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルが高い人ではないでしょうか。

エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルがある人は、前職などでパソコンを活用した業務の実績があります。
履歴書や職務経歴書にパソコンを使った業務の内容を書いてエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルをアピールすることができます。
また、普段から仕事でパソコンを使っている人は、パソコンはできて当たり前だと思っています。

だから、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルが高い人は、MOS資格を履歴書に書くことは恥ずかしいと言っているのではないでしょうか。

MOSだけでは就職試験で有利にならない

業種、職種に関わらず、パソコンのスキルは必要です。
しかし、パソコンのスキルだけで採用の合否は決まりません。

採用試験の合否は、応募者の能力や人間性など総合的に判断して決められます。
確かに、パソコンスキルがある人はパソコンを使えない人と比べると有利です。
企業側が求めている能力は、パソコンのスキルだけではありません。
パソコンスキルは仕事では必須ですが、仕事に必要なスキルの1つです。
MOS資格を取得しているということだけでは、就職や転職で必ず有利になるとは言えません。

だから、MOS資格を履歴書に書くことは恥ずかしいと言われているのではないでしょうか。

MOSは難易度が高い資格ではない

MOS資格試験は、簿記2級や宅地建物取引士、行政書士などと比較をすると難易度が高い試験ではありません。
試験の対策をすれば合格できる試験です。
合格までの勉強時間は、約80時間です。
ちなみに、宅地建物取引士試験は、約500時間と言われています。

対策をすれば、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの初心者の人でも独学で合格できます。

普段仕事でエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などを使っている人の中には、簡単な試験だと思っている人がいます。
試験の難易度が高い資格ではないので、MOS資格は恥ずかしいと言われているのではないでしょうか。

MOS資格が役に立つ4つの理由を解説

MOS資格が役に立つ理由を4つ紹介します。

  • 目に見えないスキルを証明することができる
  • 対策学習が実務力に直結する
  • 業務や作業効率を向上させることができる
  • 試験の結果がすぐにわかる

パソコンのスキルを証明することができる

パソコンのスキルは目に見えません。
エクセルやワード、パワーポイントが使えると言ってもどの程度か判断できません。
履歴書や職務経歴書に書かれている前職からでも確かなことはわかりません。
しかし、履歴書の資格の欄にMOS資格について書かれていればパソコンのスキルが分かります。2

対策学習が実務力に直結する

MOS資格試験は、ペーパーテストではありません。
実際にエクセルやワード、パワーポイントをパソコンで使って操作をする実技試験です。
だから、試験対策をすることでパソコンを使う実務力が身につきます。

業務や作業効率を向上させることができる

MOS資格試験の対策のための学習することで、さまざまな機能を効果的に使いこなすスキルが身につきます。
だから、職場でパソコンを使った業務や作業の効率化を図ることができます。

試験の結果がすぐにわかる

MOS資格試験の「合否」の結果は、試験終了後すぐにわかります。
合格すれば、受験日から履歴書に記載することができます。
就職・転職活動のチャンスを逃がすことがありません。

MOSは履歴書の資格欄に書ける

MOSは履歴書に書ける資格です。
MOS資格試験に合格しているなら、履歴書の「免許・資格」の欄に書いてください。

MOS資格の書き方には、次の3つがあります。

  • 英語で書く
  • カタカナで書く
  • 短縮して書く

履歴書への記載方法につきましては、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」内の「よくあるご質問」から引用しています。

英語で書く

英語で書くときは、

「Microsoft Office Specialist」の後に、「科目」、「バージョン」、「レベル」、最後に「合格」と書いてください。

「Microsoft Office Specialist」は、MOSの正式名称です。

例えば、MOS 2019のExcel 一般レベルに合格した人は、「Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格」と書きます。

カタカナで書く

カタカナで書くときは、

「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」の後に、「科目」、「バージョン」、「レベル」、最後に「合格」と書いてください。

例えば、MOS 2019のExcel 一般レベルに合格した人は、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2019 合格」と書きます。

短縮して書く

「Microsoft Office Specialist」を短縮して書くこともできます。

短縮して書くときは、「MOS」の後に、「科目」、「バージョン」、「レベル」、最後に「合格」と書いてください。

例えば、MOS 2019のExcel 一般レベルに合格した人は、「MOS Excel 2019 合格」と書きます。

MOSは就職後も実務で役に立つ資格

MOS資格は、就職や転職でスキルをアピールできるだけではありません。

就職後も役に立つ資格です。

就職が決まっている大学4年生の学生さんが受験しています。

理由は、就職が内定している会社から取得するよう言われているからです。

就職が内定しているのであればスキルをアピールする必要はありません。

MOS資格試験の受験対策学習は就職後の仕事で役に立つから、企業は取得を勧めています。

MOS資格試験は、実際のアプリケーションソフトをコンピュータ上で操作する実技試験です。

試験対策の勉強によって、パソコンを使って行う資料の作成など実務力が習得できます。

また、試験対策でさまざまな機能を効果的に使いこなすスキルが身につくため、職場でのパソコンを使った業務や作業の効率化が図れます。

エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの基本操作が条件の企業に応募する人は、MOS資格試験の一般レベルで問題はありません。

スキルアップを目指しているのであれば、上級レベルであるエキスパートに挑戦してください。

エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルに自信がつきます。

MOSは公務員や目指している人にも役に立つ

MOS資格は、公務員試験の受験を考えている方や公務員の方にも役に立ちます。

詳しくは、「MOS資格は公務員に役立つか?|試験・仕事・昇進について解説」を参考にしてください。

複数取得で可能性を広げる

MOS資格試験の科目とレベルを紹介します。

複数の科目や上のレベルの資格を取得することで、採用される可能性が高めることができます。

MOS資格の科目には、

  • ワード(Word)
  • エクセル(Excel)
  • パワーポイント(PowerPoint)
  • アクセス(Access)
  • アウトルック(Outlook)

があります。

ワード(Word)とエクセル(Excel)には、一般レベルと上級レベルが用意されています。

Wordの一般レベルの内容は次のとおりです。

文字サイズやフォントの変更、表の作成・編集、作成した文書の印刷など、Wordでの基本的な編集機能を理解している方

上級レベルの内容は次のとおりです。

スタイル機能や目次・索引作成などの長文機能、他のアプリケーションソフトからのデータ取り込みなど、Wordでの高度な機能を理解している方

Excelの一般レベルの内容は次のとおりです。

数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している方

上級レベルの内容は次のとおりです。

ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方

MOSは恥ずかしい資格ではない

今回は、MOS資格を履歴書に書くことは恥ずかしくいない理由について解説しました。
参考にしてください。

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