MOSアソシエイトについて解説|一般レベルとエキスパートの違い
今回の記事では、MOSアソシエイトについて解説しています。
- MOS2019の科目とレベル
- アソシエイトとエキスパートの違い
- アソシエイトの履歴書への書き方
についても紹介しています。
なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/ )
クリックできる目次
MOSアソシエイトについて解説
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)アソシエイトとは、
- 「MOS 2019」の一般レベル
- 「MOS 2019」の称号
のことです。
アソシエイトとは何レベルか
MOSのアソシエイトとは、一般何ベルです。
「MOS2019」では、一般レベルをアソシエイトと呼びます。
「MOS2016」までは、「スペシャリスト」と呼ばれていました。
MOSの一般レベルで学習するスキルを仕事や職場の環境に置き換えた時に、「アソシエイト」というレベルで表現した方が、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの習得しているスキルが的確に表現されており、ふさわしい言葉であると判断されたため変更となりました。
「MOS 2019」の称号
「MOS2019」から、「MOS Associate」と「MOS Expert」という称号が設けられました。
「MOS Associate」は、MOS2019の一般レベルである
- Excel 2019
- Word 2019
- Power Point 2019
- Outlook 2019
の4科目のうち3科目に合格した人に贈られます。
複数のアプリケーションを効果的に使うことができる、総合的なスキルをアピールすることができます。
「MOS Expert」は、「MOS Associate」に加え「MOS2019」の上級レベルである
Excel 2019 Expert (上級)
Word 2019 Expert (上級)
Access 2019 Expert
の3科目のうち2科目に合格した人に贈られます。
一般レベルとエキスパートの違い
MOS資格試験のワード(Word)とエクセル(Excel)の一般レベルであるアソシエイトと上級レベルであるエキスパートの違いは、出題範囲です。
ワード(Word)とエクセル(Excel)の一般レベルであるアソシエイトの出題範囲は基本的な機能ですが、上級レベルであるエキスパートの出題範囲は高度な機能です。
違いは、基本的な機能か高度な機能かです。
高度な機能とは、「難しい機能」という意味ではなく「高度なことができる機能」ということです。
一般レベルであるアソシエイトと上級レベルであるエキスパートの違いは、決して難易度ではありません。
だから、上級レベルであるエキスパートも試験の対策をすれば合格できます。
MOS2019の科目とレベルの解説
MOS2019では、レベルと科目は次のようになっています。
レベル | 科目 |
一般レベル | ワード(Word) |
エクセル(Excel) | |
パワーポイント(PowerPoint) | |
アウトルック(Outlook) | |
上級レベル | ワード(Word)エキスパート |
エクセル(Excel)エキスパート | |
アクセス(Access)エキスパート |
MOSアソシエイトを履歴書に書くと?
MOSアソシエイトを履歴書に書くと、採用担当者にエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルがあることをわかってもらえます。
MOSアソシエイトは、意味がいない、役に立たない、無駄などという意見をインターネットでよく見かけます。
確かに、MOSアソシエイトは難易度が高い資格とは言えません。
しかし、採用担当者が応募者のエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルを判断することができる資格です。
履歴書の「資格・免許」の欄に必ず書いてください。
MOSアソシエイトの履歴書への書き方
MOS資格試験の一般レベルであるアソシエイトに合格したことを履歴書に書く場合は、3つの書き方があります。
MOS 2019のExcel 一般レベルに合格した場合の書き方は次のとおりです。
- 英語表記
「Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格」 - カタカナ表記
「マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2016 合格」 - 短縮表記
「MOS Excel 2019 合格」
MOSアソシエイトは一般レベル
今回は、MOS資格試験のアソシエイトについて解説しました。
参考にしてください。
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