MOS資格が役に立たないと言われる5つの理由|5つのメリットも解説
エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)の資格の1つであるMOSは、マイクロソフト社が主催する、Microsoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験です。
しかし、ネット上などではMOS資格は役に立たないのではないかという記事を見かけます。
今回の記事では、「MOS資格は役に立たない」と言われている理由を5つ紹介しています。
併せてMOS資格の5つのメリットについても紹介しています。
なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/ )
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MOS資格は役に立たないと言われる5つの理由
「MOS資格は役に立たない」と言われている理由を5つ紹介します。
- 資格がなくてもスキルをアピールできる
- 就職や転職で有利にならない
- 難易度が高い資格ではない
- 受験料が高い
- 業務独占資格や必置資格ではない
理由1|資格がなくてもスキルをアピールできる
MOS資格試験を受験している人の目的の1つは、就職や転職でスキルをアピールすることではないでしょうか。
履歴書の資格の欄にMOS資格を記載しておけば、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルをアピールすることができます。
しかし、MOS資格を取得していなくてもスキルをアピールする方法があります。
それは、職歴です。
募集側の企業では、応募者の職務経歴書に記載されている職歴などからエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルを把握することができます。
職務経歴書とは、簡単に言えば履歴書の内容について詳しく書かれている書類です。職務経歴書には、応募者のスキルや前職までの仕事の内容が書かれています。
MOS資格がなくても、職務経歴書に書かれている仕事の内容やスキルでパソコンがどの程度使えるかを把握することはできます。
だから、職務経歴書でパソコンスキルをアピールできる人はMOS資格は役に立たないと言っているのではないでしょうか。
理由2|就職や転職で有利にならない
事務などの仕事ではエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルは必須です。
しかし、採用の合否はパソコンのスキルだけで決まるわけではありません。
他のスキルや応募者の性格や人間性も併せて総合的に判断されます。
また、レベルの違いはありますが応募者のほとんどの人はエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などが使えます。
MOS資格があるというだけで必ず採用してもらえるとは限りません。
MOS資格を取得しても就職や転職では必ず有利にならないので、役に立たないと言われているのではないでしょうか
理由3|難易度が高い資格ではない
MOS資格試験は、難易度が高い試験ではありません。
例えば、エクセル(Excel)の一般レベルの出題範囲は、基本的な操作や関数、グラフなどの機能です。
MOS資格試験の対策をしっかりすれば、初心者の方でも80時間から100時間で合格できる試験です。
国家資格である宅地建物取引士試験に合格するためにの勉強時間は、300時間から500時間と言われています。
そのような資格と比べると、MOS資格は短期間で取得できる資格です。
だから、MOS資格は役に立たないと言われているのではないでしょうか。
理由4|受験料が高い
MOS資格の受験料は、次のとおりです。
- 一般レベル 10,780円(学割価格: 8,580円)
- 上級レベル 12,980円(学割価格:10,780円)
(税込み)
他の資格の受験料は、次のとおりです。
- 宅地建物取引士 8,200円
- 簿記2級 5,500円
- 簿記3級 3,300円
- ITパスポート 7,500円
他の資格の受験料と比べると高額であることが分かります。
理由5|業務独占資格や必置資格ではない
国家資格は、
- 業務独占資格
- 必置資格
- 名称独占資格
に分類されます。
業務独占資格とは、
資格を持っている人でなければできない業務を独占的に行うことができる資格
です。
必置資格とは、
企業や事業所に資格保持者を必ず置かなければならない資格
です。
名称独占資格とは、
資格取得者以外の人の利用が禁止されている資格
です。
MOS資格は、民間がスキルを証明する資格です。
業務を独占的に行ったり企業や事業所に設置しなければならない資格ではありません。
だから、MOS資格は役に立たないと言われているのではないでしょうか。
MOS資格の概要について解説
MOS資格とは、マイクロソフト社が主催するエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの資格認定制度です。
マイクロソフト社とはエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などを開発・販売している会社です。
MOS資格試験は、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などを実際にパソコン上で操作する実技試験です。
多くの国と地域で実施されている正解共通の資格試験です。
パソコン分野では国内最大規模の資格試験と言われています。
MOS資格の5つのメリットを紹介
mos資格取得のメリットを5つ紹介します。
- スキルを証明できる
- スキルを習得できる
- 業務・作業の効率化ができる
- 就職や転職でアピールできる
- 合否がすぐわかる
メリット1|スキルを証明できる
エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルは目に見えません。
MOSは、目に見えないスキルを客観的に証明してくれる資格です。
Microsoft Office製品の開発・販売をしているマイクロソフト社が主催する資格試験なので信用性も高い資格試験です。
メリット2|スキルを習得できる
MOS資格試験は、実技試験です。
試験では、実際にアプリケーションソフトをコンピューター上で操作します。
資格試験対策することでエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルを効率よく習得できます。
メリット3|業務・作業の効率化ができる
MOS資格試験対策でエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの機能を効果的に使えるスキルを習得できます。
MOS資格試験対策で習得したスキルで、業務や作業の効率が向上し、作業の時間を短縮することができます。
メリット4|就職や転職でアピールできる
MOS資格は、履歴書の「免許・資格」の欄に記載することができます。
仕事では、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)のスキルは必須です。
しかし、目に見えるスキルではありません。
Microsoft Office製品の開発・販売をしているマイクロソフト社が主催する資格試験です。
就職や転職でパソコンのスキルをアピールすることができます。
メリット5|合否がすぐわかる
MOS資格試験の合否結果は、受験後すぐに判明します。
合格したその日から履歴書の「免許・資格」の欄に記載することができます。
MOS資格は役に立てることができる
MOS資格は、就職や転職で必ず有利になる資格ではありません。
しかし、就職や転職では「パソコンを使えない」ことは大きなマイナス要因です。
今回紹介した内容を参考にして役に立ててください。
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