MOS|エクセルExpertに出題される関数一覧と解説

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今回は、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験のエクセル(Excel)2019Expert(上級レベル)に出題される関数について解説します。

なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/

MOSエクセルExpertに出題される関数24種類の一覧

MOS資格試験のエクセル(Excel)2019Expert(上級レベル)に出題される関数は、24種類です。

  • IF
  • IFS
  • SWITCH
  • SUMIF
  • AVERAGEIF
  • COUNTIF
  • SUMIFS
  • AVERAGEIFS
  • COUNTIFS
  • MAXIFS
  • MINIFS
  • AND
  • OR
  • NOT
  • VLOOKUP
  • HLOOKUP
  • MATCH
  • INDEX
  • NOW
  • TODAY
  • WEEKDAY
  • WORKDAY
  • NPER
  • PMT

MOS資格試験エクセル(Excel)2019Expertの出題範囲では、

「高度な機能を使用した数式およびマクロの作成」の

  • 関数で論理演算を行う
  • 関数を使用してデータを検索する
  • 高度な日付と時刻の関数を使用する
  • データ分析を行う

に区分されています。

関数で論理演算を行う

「関数で論理演算を行う」では、ネスト関数を使って論理演算を行います。

IF、IFS、SWITCH、SUMIF、AVERAGEIF、COUNTIF、SUMIFS、AVERAGEIFS、COUNTIFS、MAXIFS、MINIFS、AND、OR、NOT関数を使います。

ネスト関数とは、関数の引数で別の関数を使うことです。

「関数で論理演算を行う」に出題される関数を解説します。

  • IF
    論理式の結果(真または偽)に応じて、指定された値を返します。
  • IFS
    1つ以上の条件が満たされているかどうかを確認し、最初の真条件に対応する値を返します。
  • SWITCH
    値の一覧で式を計算し、最初に一致する値に対応する結果が返されます。一致しない場合は、任意の規定値が返されます。
  • SUMIF
    指定した検索条件に一致するセルの値を合計します。
  • AVERAGEIF
    特定の条件に一致する数値の平均を計算します。
  • COUNTIF
    指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。
  • SUMIFS
    特定の条件に一致する数値の合計を求めます。
  • AVERAGEIFS
    特定の条件に一致する数値の平均を計算します。
  • COUNTIFS
    特定の条件に一致するセルの個数を返します。
  • MAXIFS
    所定の条件または基準で指定したセル間の最大値を返します。
  • MINIFS
    所定の条件または基準で指定したセル間の最小値を返します。
  • AND
    すべての引数がTRUEのとき、TRUEを返します。
  • OR
    いずれかの引数がTRUEのとき、TRUEを返します。引数がすべてFALSEである場合は、FALSEを返します。
  • NOT
    引数がFALSEの場合はTRUE、TRUEの場合はFALSEを返します。

関数を使用してデータを検索する

「関数を使用してデータを検索する」では、VLOOKUP、HLOOKUP、MATCH、 INDEX関数を使ってデータを検索します。

「関数を使用してデータを検索する」に出題される関数を解説します。

  • VLOOKUP
    指定された範囲の1列目で特定の値を検索し、指定した列と同じ行にある値を返します。テーブルは昇順で並べておく必要があります。
  • HLOOKUP
    指定したテーブルまたは配列の先頭行で特定の値を検索し、指定した列と同じ行にある値を返します。
  • MATCH
    指定された称号の種類に従って検査範囲内を検索し、検査値と一致する要素の、配列内での相対的な位置を表す数値を返します。
  • INDEX
    テーブルまたはセル範囲にある値、あるいはその値のセル参照を返します。

高度な日付と時刻の関数を使用する

「高度な日付と時刻の関数を使用する」では、NOW、TODAY関数を使って日付や時刻を参照たりWEEKDAY、WORKDAY 関数を使って日にちを計算したりします。

「高度な日付と時刻の関数を使用する」に出題される関数を解説します。

  • NOW
    現在の日付と時刻を表すシリアル値を返します。
  • TODAY
    現在の日付を表すシリアル値を返します。
    ※シリアル値とは、エクセル(Excel)で日付や時刻の計算で使用されるコードです。
  • WEEKDAY
    日付に対応する曜日を1から7までの整数で返します。
  • WORKDAY
    開始日から起算して日数で指定した日数だけ前あるいは後の日付に対応するシリアル値を計算します。

データ分析を行う

「データ分析を行う」では、AND、IF、NPER関数を使ってデータを予測したり、PMT関数を使って財務データを計算したりします。

「データ分析を行う」に出題される関数を解説します。

  • NPER
    一定利率の支払が定期的に行われる場合の、ローンの支払回数を返します。
  • PMT
    一定利率の支払が定期的に行われる場合の、ローンの定期支払額を算出します。

AND関数とIF関数については、「関数で論理演算を行う」で解説しています。

MOSの関数を暗記しなくても大丈夫

MOS資格試験のExcel2019Expertに出題される関数は24種類ありますが、暗記する必要はありません。

問題を解答する方法は、エクセル(Excel)の画面に表示されるヒントを頼りすることです。

MOS資格試験エクセル(Excel)一般レベルで関数の問題に対応するときも、エクセル(Excel)の画面に表示されるヒントを頼りにして解答することができます。

エクセル(Excel)では、集計するもとになるデータや計算をするための数式や関数をセルに入力します。

エクセル(Excel)で関数をセルに入力する方法には、直接入力する方法とリボンから入力する方法があります。

仕事の実務では、関数をリボンから選択して入力するより、セルに直接入力する方が効率がよく時間短縮になります。

しかし、MOS資格試験を受験する目的は、MOS資格を取得することです。

MOS資格を取得するために、確実に試験に合格できる方法を選択してください。

初心者の方でも対応できる操作方法です。

試験対策の学習では、テキストの解説を参考に操作方法をマスターしてください。

MOS資格試験に出題される関数は機能別に

  • 財務
  • 論理
  • 日付/時刻
  • 検索/行列
  • 数学/三角
  • 統計

に分類されています。

マウスポインターを一覧表に表示されている関数の上に移動させるとヒントが表示されます。

エクセル(Excel)の画面に表示されたヒントを頼りに関数を選択してください。

「関数の引数」ダイアログボックスで引数がわからなくても大丈夫です。

「関数の引数」ダイアログボックスの「入力ボックス」をクリックしてください。

関数の引数で指定する項目についてのヒントが表示されます。

関数の選択や引数は表示されたヒントを頼りに入力できます。

だから、MOS資格試験の上級レベルであるエキスパートに出題される24種類の関数を暗記する必要はありません。

まとめ:エクセル・エキスパートの関数は24種類

今回は、MOS資格試験Excel2019エキスパートに出題される24種類の関数について解説しました。

参考にしてください。

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