MOSは障がい者の就職・転職に役立つ|履歴書、受験者支援について
今回は、MOS資格試験は障がいがある人の就職や転職の役に立つかどうかについて解説しています。
なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/ )
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MOSは障がい者の就職・転職に役立つ理由
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験は民間の資格です。
しかし、障がいがある方の就職や転職の活動の役立ちます。
就職は、「応募者である企業がしてほしいと思っていること」と「応募 者ができること」のマッチングです。
応募者にできることが多いほどマッチングする可能性が高くなります。
事務の仕事では、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルは必須です。
障がい者向けの雇用でもエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルが条件になっている求人が多くなっています。
パソコンのスキルを習得していることでマッチングする可能性は高くなります。
しかし、パソコンのスキルは目で見ることができません。
企業の採用 担当 者は、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの資格を持っているかどうかで応募者にパソコンのスキルがあるかどうかわかります。
だから、MOS資格は障がい者の就職や転職の役に立ちます。
履歴書への書き方について解説
MOS資格を取得した人は、履歴書に書いたり面接で答えてりしてパソコンを使えることをアピールしてください。
履歴書はパソコンで作成してみてください。
スキルのアピールになります。
MOS資格は、履歴書の「免許・資格」の欄に記載してください。
書き方は、次のとおりです。
例:MOS 2019のExcel 一般レベルに合格した場合
- Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格
- マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2019 合格
- MOS(Excel 2019) 合格
また、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などを使った経験があるのであれば、「自己PR・特技」の欄に記載してください。
障がいがある人に対する支援について解説
MOS資格試験を実施しているオデッセイ コミュニケーションズが提供している試験当日の支援サービスは、次のとおりです。
- 試験時間の延長
- 車椅子での受験
- マウスやキーボードの持ち込み
- マウスやキーボードの設定変更
- 聴覚障害のある方への対応
- 虫眼鏡・ルーペの持ち込み
- 問題 文の拡大
合格証には、利用した支援サービスの情報は記載されません。
支援サービスを受ける場合は、申込 前に必ずオデッセイ コミュニケーションズまたは試験会場に電話やメールなどで問い合わせてください。
支援サービスの詳しい内容については、こちらで案内されています
試験時間の延長
試験時間を2倍に延長することができます。
対象者は、次のとおりです。
- 上肢に障がいがあり、キーボードやマウス操作が困難な方
- 視覚・視野に障がいがある方
「試験時間の延長」を希望する人は、申請書の提出が必 要です。
随時試験のみ対応可能となっています。
全国 一斉 試験では対応していません
車いすでの受験
申請書の提出は必要ありません。
試験会場に相談してください。
随時試験のみ対応可能となっています。
全国一斉試験では対応していません。
マウスやキーボードの持ち込み
一般のマウスやキーボードを使えない人は、日 頃使っているマウスやキーボードを試験会場へ持ち込んで利用することができます。
ただし、特別なソフトウェアやデバイスドライバを必要としないものに限ります。
「マウスやキーボードの持ち込み」を希望する人は、申請書の提出が必要です。
また、受験を予定している試験会場に連絡し、正しく動作するか必ず確認してください。
キーを押さえるための重りの持参も可能です。
「重りの使用」だけを希望する人は、申請書の提出は必要ありません。
随時試験のみ対応可能となっています。
全国一斉試験では対応していません。
マウスやキーボードの設定変更
マウスやキーボードの設定を変更することができます。
対象は、上肢・手指に障がいがある人です。
変更することができる設定は、次のとおりです。
- マウス
- 左右キーの切り替え
- ダブルクリックの速度変更
- ポインタの速度変更
- ポインタの表示設定変更
- キーボード
- ユーザー補助機能のキーボード設定
「マウスやキーボードの設定変更」を希望する人は、申請書の提出が必要です。
ただし、マウスの設定のみの変更を希望する場合は、申請の必要はありません。
随時試験のみ対応可能となっています。
全国一斉試験では対応していません。
聴覚障害のある方への対応
聴覚 障害のある方には、試験当日、会場のスタッフが筆談で対応することが可能です。
申請書の提出は必要ありません。
全国一斉試験・随時試験とも対応可能です。
虫眼鏡・ルーペの持ち込み
画面を見るための虫眼鏡やルーペを持ち込むことができます。
申請 書の提出は必要ありません。
全国一斉試験・随時試験とも対応可能です。
問題文の拡大
試験中に試験画面の文字を拡大することができます。
申請書の提出は必要ありません。
全国一斉試験・随時試験とも対応可能です。
MOSは障がいがある人も安心して受験できる
MOS資格試験は、障がいがある人の役に立ちます。
試験会場では、障がいがある人の状況に応じた対応があります。
安心して受験してください。
今回の記事を参考にしてください。
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