MOSの満点合格はすごいことか?|難易度や合格点、勉強方法も解説

モス

今回は、MOS資格試験に満点で合格することについて解説しています。

なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/

MOSで満点合格は難しい

モスで満点合格は難しい

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験を満点で合格するのは難しいことです。

MOS資格試験の問題数は約40問です。

解答時間は、50分なので、1問の解答時間は約1分になります。

MOS資格試験の問題を解く手順は、次のとおりです。

  • 問題を読む
  • 操作方法を考える
  • 操作をする

時間が短いので、問題を読み違えることがあります。

MOS資格試験の出題範囲の操作方法を全て習得していても、約1分で問題どおりの操作方法を思い浮かばないことはあります。

いくつかの操作をするので、途中で操作を間違えるかもしれません。

MOS資格試験には部分点はありません。

少しでも操作を間違えれば不正解になります。

通常こんな短時間で、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などを使って作業することはありません。

MOS資格試験は、特殊な状況です。

だから、満点で合格する人は多くありません。

MOSは試験対策で合格できる試験

モスは試験対策で合格できる試験

MOS資格試験を満点で合格することは難しいですが、難易度が高いわけではありません。

MOS資格試験の対策をすれば合格できる試験です。

MOS資格試験の対策の方法は、次のとおりです。

  • 基本操作を習得する
  • 練習問題で出題範囲の操作方法を覚える
  • 模擬試験をする

基本操作を習得する

テキストや動画などの教材を使ってエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの基本操作を習得します。

教材はMOS資格試験の出題範囲を網羅していなくても大丈夫です。

基本的な操作を習得できる教材であればどんな教材でも構いません。

私がインストラクターをしている教室では、FOM出版の「よくわかる」シリーズの「基礎」を使って基本操作を教えています。

FOM出版は、MOS資格試験の公式サイトで紹介されている教材である「MOS対策テキスト&問題集」を出版しています。

「よくわかる」シリーズの「基礎」は、非常にわかりやすくなっています。

各章の最後に練習問題があり、テキストの最後に総合練習問題もあります。

1冊を終了させるのに必要な時間は、約40時間です。

練習問題で出題範囲の操作方法を覚える

MOS資格試験対策の問題集を使って、出題範囲の操作を習得します。

MOS資格試験の公式サイトでは、次の2冊が紹介されています。

  • よくわかるマスターMOS対策テキスト&問題集(FOM出版)
  • MOS攻略問題集(日経BP社)

1冊を終了させるのに必要な時間は、約20時間です。

基本操作もそうですが、練習問題も完璧に習得する必要はありません。

不足部分は、模擬試験を繰り返しすることで補えます。

不足部分は模擬試験で補える

模擬試験をする

MOS資格試験の過去の試験問題は公表されていません。

だから、よくわかるマスターMOS対策テキスト&問題集(FOM出版)とMOS攻略問題集(日経BP社)に収録されている模擬試験を使って試験対策をします。

よくわかるマスターMOS対策テキスト&問題集(FOM出版)とMOS攻略問題集(日経BP社)には、模擬試験が5回分ずつ収録されています。

よくわかるマスターMOS対策テキスト&問題集(FOM出版)とMOS攻略問題集(日経BP社)のどちらか1冊分の模擬試験で十分対策できます。

最初のうちは合格点をとれないかもしれません。

しかし、模擬試験で間違えた問題の解説を読み、繰り返し練習してください。

1回分の模擬試験を3回から5回やり直してください。

合格の目安である「解答時間40分で90%」得点できるようになります。

5回分の模擬試験を90%得点できれば、出題範囲の操作方法はほとんど習得できています。

40分で解答する練習をするれば、わからない問題を最後に考える時間を作ることができます。

MOSの合格率と合格最低点

モスの合格率と合格最低点

MOS資格試験の合格率と合格最低点は公表されていません。

合格最低点については、MOS資格試験の公式サイトで次のとおり説明されています。

「科目ごとの合格点は公開しておりませんが、1000点満点で550点~850点の範囲が目安となります(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります)。

合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります。

合格点は試験終了後にパソコン画面に表示されます。

また、試験終了後にお渡しする試験結果レポートにも合格点が記載してあります。」

合格最低点は公表されていませんが、合格の目安は「模擬試験を解答時間40分で90%の得点する」ことです。

MOSの満点のメリット

モスの満点のメリット

パソコンを使う仕事に就職、転職する人には、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などのスキルが求められています。

職務経歴などでスキルをアピールできない人には、MOS資格を取得するメリットはあります。

しかし、MOS資格試験の結果が満点や900点以上の高得点でも、900点以下の合格者に比べてメリットがあるわけではありません。

応募先の企業に提出する履歴書には、MOS資格試験の点数を記載しません。

応募先の企業に提出する履歴書に記載するのは、次の3つです。

  • 科目
  • バージョン
  • レベル

高度な機能を使えることをアピールしたいのであれば、得点ではなく上級レベル(エクスパート)の取得でアピールすることをおススメします。

エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)など複数のアプリケーションソフトを使えることをアピールするなら複数の資格でアピールすることをおススメします。

確かに、満点や高得点で合格することには達成感があります。

しかし、そのために操作方法が思い浮かばない問題に時間を使い不合格になってしまうことがあります。

正解を1問1問積み上げた結果が、満点や900点以上の高得点です。

試験本番では、まず合格を第一に考えてください。

一般レベルで満点合格でも上級レベルの対策が必要

一般レベルで満点合格でも上級レベルの対策が必要

MOS資格試験の一般レベルの結果が満点や900点以上の高得点であっても、試験対策をしなければMOS資格試験の上級レベルであるエキスパートには合格できません。

一般レベルと上級レベル(エキスパート)の違いは、難易度ではありません。

一般レベルと上級レベル(エキスパート)で違う点は、出題範囲です。

一般レベルの結果が満点や900点以上の高得点であっても、上級レベル(エキスパート)を受験するのであれば試験対策をしてください。

一般レベルに合格しているのであれば、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの基本操作は習得できています。

上級レベルであるエキスパートの出題範囲の操作の練習をした後、繰り返し模擬試験をしてください。

上級レベル(エキスパート)の合格の目安も、解答時間40分で得点90%です。

まとめ:満点はすごいが合格を最優先する

まとめ満点はすごいが合格を最優先する

今回は、MOS資格試験に満点で合格することについて解説しました。

参考にしてください。

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