MOSはタイピングができない・遅い人でも合格できる|速いと有利かについて解説
今回の記事では、タイピングができないとMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験に合格できないかどうかについて解説します。
なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/ )
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MOSはタイピングができないと合格できないのか
MOS資格試験の科目には、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などがあります。
これらのアプリケーションソフトを使って仕事の資料や請求書を作成するときは、タイピングで文字を入力する機会が多いです。
タッチタイピングができれば、効率よく早くデータを入力することができます。
ビジネスでは、タイピングのスキルは必要です。
しかし、MOS資格試験はタイピングができなくても合格できます。
なぜなら、ほとんどの操作がマウスを使った操作だからです。
MOS資格試験はパソコンを使った実技試験(CBT)です。
各試験会場に用意されたパソコンを使い、画面に表示された問題の指示に従って正しい操作が行えるかを判定されます。
パソコンは、マウスとキーボードを使って操作します。
しかし、文字などを入力するときは、問題文からコピーして貼り付けます。
入力すべき文字などは、問題文に表示されています。
キーボードを使った操作は少なくなっています。
コピーの方法は、以下の手順です。
- 問題文に表示されている文字などをクリックする
- 貼り付ける場所をクリックする
- キーボードで「Ctr」+「V」を押す
文書作成アプリケーションソフトであるワード(Word)のMOS資格試験でも、キーボードを使っての操作はほとんどありません。
だから、タイピングができなくても合格できます。
MOS検定の公式サイトで紹介されているテキストに収録されている模擬試験で受験を体験することができます。
ただし、タイピングが全くできないのであれば話は変わってきます。
受験するために必要な、IDやパスワードを試験用のパソコンに入力できません。
IDやパスワードを試験用のパソコンに入力できなければ受験できません。
MOSはタイピングが速いと有利か
MOS試験では、タイピングのスピード(文字を入力する速さ)を問われる問題はありません。
タイピングが速くても有利な問題はありません。
MOS資格試験(一般レベル)の問題数は約40問です。
試験時間が50分なので問題を解くスピードは必要です。
しかし、タイピングの速さは合否にほとんど影響はありません。
タイピングは実務には必要か
実務では、タイピングは重要です。
MOS資格試験は、タイピングができなくても合否に影響はありません。
MOS資格試験では、タイピングの速さこだわる必要はありません。
しかし、MOS資格を取得する目的は、就職や転職でスキルをアピールしたり、実務での作業効率を向上するためではないでしょうか。
エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などは事務では必須です。
エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などを使っての作業では、データの入力から始まります。
エクセル(Excel)を使ってデータを分析する場合でも、分析すべきデータを入力しなければできません。
だから、実務ではタイピングは必須です。
タイピングの練習方法
タイピングの練習方法は、毎日練習することです。
MOS資格試験対策の勉強をすることで、エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などの基本操作さ機能を習得することができます。
MOS資格試験対策の学習で習得した知識を活用して、業務の効率を向上することができます。
しかし、MOS資格を取得していると、職場ではタイピングもできると思われるのではないでしょうか。
インターネットで検索してください。
タイピングの練習が無料でできるサイトがたくさんあります。
ゲーム感覚でタイピングの練習ができるようになっているので気軽にできます。
各レベルのコースが用意されているので、基礎から練習することができます。
テキストを用意する必要はありません。
一日5分でもいいので指を動かしてください。
キーボードを打つ機会が多ければ多いほど上達は早くなります。
基本の指使いから始めてください。
最初は、ゆっくりで構いません。
基本の指使いを守って、丁寧に練習をしてください。
約1か月で効果が出てきます。
私がパソコン教室で教えている生徒さんは、パソコン未経験、初心者の人がほとんどです。
タイピングができない人の方が多いです。
就職や転職のためにエクセル(Excel)やワード(Word)の講座を受講していても、タイピングができない生徒さんにはタイピングの練習をしてもらっています。
50歳を超えて初めてパソコンを使う人もいます。
1か月ほどの練習でタイピングをスムーズにできるようになっています。
まとめ:MOSはタイピングが遅くても合格できる
今回の記事では、タイピングができないとMOS資格試験に受からないかどうかについて解説しました。
参考にしてください。
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