エクセルの基本操作はどこまでかを解説|求人で求められるレベルは?
今回は、エクセル(Excel)の基本操作はどこまでかについて解説します。
クリックできる目次
- 1 エクセルの基本操作はどこまでかを解説
- 2 【基本操作1】起動・終了
- 3 【基本操作2】ブックを開く
- 4 【基本操作3】データの入力・修正
- 5 【基本操作4】移動・コピー
- 6 【基本操作5】印刷
- 7 【基本操作6】ブックの保存
- 8 基本操作の6つを学ぶ方法
- 9 資格でスキルをアピールできる
- 10 わからないことを解決できるようになる
- 11 エクセルの基本操作の6つを繰り返す
- 12 こちらの記事もお読みください
エクセルの基本操作はどこまでかを解説
エクセル(Excel)を使えることは、業種や職種にかかわらず仕事では必須です。
ハローワークの求人票では、エクセル(Excel)やワード(Word)などを使えることが応募の条件になっていることがよくあります。
エクセル(Excel)の基本操作とは、次の6つの操作です。
- エクセル(Excel)を起動する・終了する
- エクセル(Excel)のブックを開く
- エクセル(Excel)のデータを入力する・修正する
- エクセル(Excel)のデータを移動する・コピーする
- エクセル(Excel)で作成した表を印刷する
- エクセル(Excel)のブックに名前を付けて保存する・上書き保存する
エクセル(Excel)のスキルを使ってする主な仕事は、文字や数値などのデータを入力することです。
事務職の仕事では、四則演算やSUMなどの関数を活用して資料を作成したりデータを集計したりできることは必須です。
マクロの登録して、業務を効率化することも必要です。
しかし、採用された人が、入社する企業で
- どのようなデータを扱っているか
- どのように分析するか
- どのような表が必要か
などはわかりません。
企業では、データを集計するためのエクセル(Excel)のフォーマット(表)は用意されています。
採用後にエクセル(Excel)を使ってする作業は、他の職員の助けを借りずに
- エクセル(Excel)を起動させる
- フォーマットが入っているエクセル(Excel)のブックを開く
- 開いたブックにデータを入力する・修正する
- 必要に応じて、データを入力した表を印刷する
- データを入力したブックを保存する
- エクセル(Excel)を終了させる
ことです。
だから、求人票で求められているスキルとは、
- エクセル(Excel)を起動する・終了する
- 保存されているブックを開く
- 文字列や数値、日付などのデータを入力する・修正する
- 文字列や数値、日付などのデータを移動する・コピーする
- 作成したデータや表を印刷する
- 作成したブックに名前を付けて保存する・上書き保存する
の6つの基本操作ができることです。
【基本操作1】起動・終了
エクセルの起動方法
エクセル(Excel)を起動する方法を2つ紹介します。
デスクトップ画面のショートカットをクリックする
エクセル(Excel)の起動方法の1つ目は、デスクトップ画面のショートカットをクリックする方法です。
エクセル(Excel)がインストールされているパソコンのデスクトップ画面には、ショートカットが作成されています。
ショートカットとは、下図のアイコンです。
エクセル(Excel)のショートカットアイコンをマウスでダブルクリックしてください。
エクセル(Excel)が起動します。
マウスをダブルクリックするとは、マウスの左のボタンを2回押すことです。
ショートカットを上手にダブルクリックできない場合は、クリック(マウスの左のボタンを1回押す)の後、キーボードの「Enter」を押してください。
エクセル(Excel)が起動します。
エクセル(Excel)が起動した後は、最初の画面の左上にある「空白のブック」をクリックしてください。
何も入力されていない「Sheet」が表示されます。
「スタート」のアイコンをクリックする
エクセル(Excel)の起動方法の2つ目は、「スタート」のアイコンをクリックする方法です。
デスクトップの画面にショートカットがない人は、「スタート」のアイコンをクリックする方法で起動させてください。
「スタート」からエクセル(Excel)を起動する手順は、次のとおりです。
- デスクトップ画面の「スタート」をクリックする
- 「E」の「Excel」をクリックする
エクセル(Excel)が起動します。
エクセル(Excel)が起動した後は、最初の画面の左上にある「空白のブック」をクリックしてください。
何も入力されていない「Sheet」が表示されます。
エクセルの終了方法
エクセル(Excel)を終了する方法を2つ紹介します。
「ファイル」タブの「閉じる」をクリックする
エクセル(Excel)の終了方法1つ目は、「ファイル」タブの「閉じる」をクリックする方法です。
エクセル(Excel)の画面の最上段の「ファイル」タブをクリックしてください。
左の「閉じる」をクリックしてください。
エクセル(Excel)が終了します。
メッセージが表示された場合は、「保存しない」をクリックしてください。
「保存」については、「6つの基本操作(6)」で解説しています。(後日公開します。)
エクセルの画面の右上の「×」をクリックする
エクセル(Excel)の終了方法の2つ目は、エクセル(Excel)の画面の右上の「×」をクリックする方法です。
エクセル(Excel)の画面の右上の「×」をクリックしてください。
エクセル(Excel)が終了します。
メッセージが表示された場合は、「保存しない」をクリックしてください。
「保存」については、「6つの基本操作(6)」で解説しています。(後日公開します。)
【基本操作2】ブックを開く
保存されているエクセル(Excel)のブックを開く方法を2つ紹介します。
エクセル(Excel)のファイルをブックと言います。
ファイルタブの開くから選択する
エクセル(Excel)のファイル(ブック)を開く方法の1つ目は、エクセル(Excel)起動後に「ファイル」タブの「開く」から選択する方法です。
エクセル(Excel)起動後に「ファイル」タブの「開く」から選択する手順は、次のとおりです。
- エクセル(Excel)を起動させる
- 「ファイブ」タブをクリックする
- 左側のメニューの「開く」をクリックする
- 「参照」をクリックする
- 「ファイルを開く」をクリックする
- 「ファイルを開く」ダイアログボックスの左側の一覧からファイル(ブック)の保存場所を選択する
- 「ファイルを開く」ダイアログボックスの右側に表示されたファイル(ブック)の一覧から開きたいファイル(ブック)を選択する
- 「開く」をクリックする
エクスプローラーから選択する
エクセル(Excel)のファイル(ブック)を開く方法の2つ目は、エクスプローラーから選択する方法です。
エクスプローラーから選択する手順は、次のとおりです。
- タスクバー(デスクトップ最下段)のエクスプローラーをクリックする
- エクスプローラーの画面が表示される
- エクスプローラーの画面の左側の一覧からファイル(ブック)の保存場所を選択する
- エクスプローラーの画面の右側に表示されたファイル(ブック)の一覧から開きたいファイル(ブック)をダブルクリックする
【基本操作3】データの入力・修正
エクセルのセルにデータを入力する方法
エクセル(Excel)のセルに文字列や数値、日付などのデータを入力する手順は、次のとおりです。
- 入力したいセルを選択する
- キーボードを使って数字、文字、日付を入力する
- 「Enter」キーを押す
セルに数字、文字、日付などが入力されます。
数字や「+」「-」「*」「/」、「Enter」は標準タイプキー、テンキーのどちらでも使えます。
「Enter」キーを押せば自動的に下のセルにアクティブセルが移動します。
右隣のセルに移動させたいときは、データを入力して「Tab(タブ)」キーを押してください。
全角モードで入力したときは、一度目に押した「Enter」キーではセルは移動しません。
一度目に押す「Enter」では文字の変換を確定させます。
セルを選択する方法
セルを選択する方法を2つ紹介します。
マウスを使って選択する
セルを選択する1つ目の方法は、マウスを使ってセルを選択する方法です。
マウスを使ってセルを選択する手順は、次のとおりです。
- マウスのポインターを選択したいセルの上に移動させる
- マウスをクリック(左のボタンを押す)する
マウスのポインターとはエ、クセル(Excel)のワークシート上にある白色の十字です。
マウスを動かすとポインターはマウスと同じように動きます。
カーソルキーを使って選択する
セルを選択する二つ目の方法は、カーソルキーを使って選択する方法です。
カーソルキーとは、キーボードにある左右上下の矢印のキーです。
カーソルキーを使ってセルを囲んでいる太い線(アクティブセル)を選択したいセルに移動させます。
文字を入力する方法
文字を入力するときは、パソコン画面の右下に「あ」と表示されていることを確認してください。
「あ」が表示されている状態を全角モード、「A」が表示されている状態を半角モードと言います。
「あ」が表示されていないときは、標準キーボードの左上の「半角/全角」キーを使って変えてください。
アルファベットを入力するときは、半角モードで入力してください。
全角モードでも入力できます。
入力したいアルファベットのキーを押し、標準タイプキーの一番上の行の「F10」を押してください。
入力した文字は、アルファベットに変換できます。
数字を入力する方法
標準タイプキー又はテンキーで数字を入力してください。
全角モードでも数字は入力できます。
全角モードで数字を入力した場合、自動的に半角に変換されます。
日付を入力する方法
日付を入力するときは、「西暦年/月/日」と入力します。
西暦年を省略して「月/日」と入力したときは、入力した西暦年になります。
和暦でも入力できます。
「令和4年1月1日」と入力したいときは、「R4/1/1」と入力してください。
数式や関数を入力する方法
数式や関数を入力するときは、「=」を押し、「=」の後に数式や関数を入力してください。
「=」の代わりに「+」を使っても数式や関数を入力できます。
コピー機能と切り取り機能を使う
他のセルに入力したデータを別のセルにもう一度入力するときは、エクセル(Excel)のコピー機能を活用してください。
何度も同じデータを入力するのは、効率的ではありません。
一気に複数のセルにコピーすることもできます。
一気にコピーするときには、コピーしたいセルを「Shift」キーや「Ctrl」を使って選択してください。
複数のセルを指定すれば、一回の操作でコピーできます。
入力するセルを間違ったデータは、削除しないでください。
切り取り機能を使って、間違ったセルから入力したいセルに移動できます。
仕事の業務や趣味でエクセル(Excel)を使うメリットは、
- 楽に
- ミスなく
- 短時間で
作業ができることです。
コピーや移動の機能を使うことで、効率よく作業ができます。
エクセルのセルのデータの一部を修正する方法
エクセル(Excel)のセルのデータの一部を修正する方法を3つ紹介します。
データを修正したあと「Enter」キーを押してください。
「BackSpace」キーと「Delete」キーで文字の一部を削除できます。
カーソルの前の文字を削除したいときは「BackSpace」キー、カーソルの後の文字を削除したいときは「Delete」キーを押してください。
セルをダブルクリックする方法
エクセル(Excel)のセルをダブルクリックすると、入力したセルのデータの一部を修正することができます。
セルをダブルクリックして修正する手順は、次のとおりです。
- 修正したいセルをダブルクリックする
- セル内のカーソル(セル内で点滅している縦の棒)を修正したいデータに移動する
- データを修正する
「F2」キーを使う方法
「F2」キーを押すと、入力したセルのデータの一部を修正することができます。
「F2」キーを使って修正する手順は、次のとおりです。
- マウスやカーソルキーを操作して修正したいセルにカーソルを移動する
- 「F2」キーを押す
- セル内のカーソルを修正したいデータに移動する
- データを修正する
数式バーをクリックする方法
数式バーをクリックすると、入力したセルのデータの一部を修正することができます。
数式バーをクリックして修正する手順は、次のとおりです。
- マウスやカーソルキーを操作して修正したいセルにカーソルを移動する
- 数式バーの任意の場所をクリックする
- 数式バー内のカーソルを修正したいデータに移動する
- データを修正する
任意の場所とは、数式バー内のどこでもいいということです。
エクセルのセルのデータの全部を修正する方法
セルに入力されているデータの全部を修正する方法
セルに入力されているデータの全部を修正する手順は次のとおりです。
- 全部修正したいセルをクリックする
- データを入力するときと同様に、文字や数字、日付を入力する
データが入力されているセルに新しいデータを直接入力できます。
古いデータに新しく入力したデータが上書きされます。
エクセルのセルのデータの全部を削除する方法
セルに入力したデータを削除したいときは、削除したいデータが入力されているセルを選択し「Delete」キーを押してください。
入力されているデータが削除され、セルは空白の状態になります。
【基本操作4】移動・コピー
文字列や数値、日付などのデータを移動する方法
基本手順
エクセル(Excel)でセル内の文字列や数値、日付などのデータを移動する基本の手順は、次のとおりです。
- 移動元のセルを選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループの「切り取り」ボタンをクリックする
- 移動先のセルを選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループの「貼り付け」ボタンをクリック
「切り取り」ボタンをクリックすると「貼り付け」ボタンの色が変わります。
もし、「貼り付け」ボタンの色が変わっていなければ切り取りされていません。
もう一度、「切り取り」ボタンをクリックしてください。
ショートカットキー
キーボードを使って、セル内の文字列や数値、日付などのデータを移動することができます。
エクセル(Excel)でセル内の文字列や数値、日付などのデータをキーボードを使って移動する手順は、次のとおりです。
- 移動元のセルを選択する
- キーボードの「Ctrl」キーを押す
- 「Ctrl」キーを押したまま「X」キーを押す
- 移動先のセルを選択する
- キーボードの「Ctrl」キーを押す
- 「Ctrl」キーを押したまま「V」キーを押す
「Ctrl」キーと「X」キーを押すと「貼り付け」ボタンの色が変わります。
もし、「貼り付け」ボタンの色が変わっていなければ切り取りされていません。
もう一度、「Ctrl」キーと「X」キーを押してください。
ドラッグ
ドラッグで、セル内の文字列や数値、日付などのデータを移動することができます。
ドラッグとは、マウスの左のボタンを押した状態でマウスを動かすことです。
エクセル(Excel)でセル内の文字列や数値、日付などのデータをドラッグで移動する手順は、次のとおりです。
- 移動元のセルを選択する
- セルの外枠にマウスポインタを移動させる
(白色の十字のマウスポインタが黒色の矢印付きの十字に変わります。) - 移動先のセルまでドラッグする
- マウスの左のボタンを離す
文字列や数値、日付などのデータをコピーする方法
基本手順
エクセル(Excel)でセル内の文字列や数値、日付などのデータをコピーする基本の手順は、次のとおりです。
- コピー元のセルを選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループの「コピー」ボタンをクリック
- コピー先のセルを選択する
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「クリップボード」グループの「貼り付け」ボタンをクリック
「コピー」ボタンをクリックすると「貼り付け」ボタンの色が変わります。
もし、「貼り付け」ボタンの色が変わっていなければコポーされていません。
もう一度、「コピー」ボタンをクリックしてください。
ショートカットキー
キーボードを使って、セル内の文字列や数値、日付などのデータをコピーすることができます。
エクセル(Excel)でセル内の文字列や数値、日付などのデータをキーボードを使ってコピーする手順は、次のとおりです。
- コピー元のセルを選択する
- キーボードの「Ctrl」キーを押す
- 「Ctrl」キーを押したまま「C」キーを押す
- コピー先のセルを選択する
- キーボードの「Ctrl」キーを押す
- 「Ctrl」キーを押したまま「V」キーを押す
「Ctrl」キーと「C」キーを押すと「貼り付け」ボタンの色が変わります。
もし、「貼り付け」ボタンの色が変わっていなければ切り取りされていません。
もう一度、「Ctrl」キーと「C」キーを押してください。
ドラッグ
ドラッグで、セル内の文字列や数値、日付などのデータをコピーすることができます。
ドラッグとは、マウスの左のボタンを押した状態でマウスを動かすことです。
エクセル(Excel)でセル内の文字列や数値、日付などのデータをドラッグでコピーする手順は、次のとおりです。
- コピー元のセルを選択する
- セルの外枠にマウスポインタを移動させる
(白色の十字のマウスポインタが黒色の矢印付きの十字に変わります。) - キーボードの「Ctrl」キーを押す
- キーボードの「Ctrl」キーを押した状態でコピー先のセルまでドラッグする
- マウスの左のボタンを離す
ドラッグで、セル内の文字列や数値、日付などのデータをコピーするときには、「貼り付け」ボタンの色は変わりません。
初心者の人は基本手順から覚えてください
エクセル(Excel)でセル内の文字列や数値、日付などのデータを移動する方法とコピーする方法を3つずつ紹介しました。
初心者の人は、基本手順から覚えてください。
初心者の人にとって、エクセル(Excel)の画面の上部にある「リボン」から必要な操作を探すことが基本です。
ショートカットキーやドラッグは簡単にできるので効率よく作業はできます。
簡単に覚えられる人は使ってください。
覚えられない人は暗記をしようとせず、基本手順を使ってください。
無理をせず、少しずつ使いながら新しい操作方法を覚えてください。
【基本操作5】印刷
作成したデータや表を印刷する方法
エクセル(Excel) で作成したデータや表を印刷する基本手順は、以下のとおりです。
- 印刷したいエクセル(Excel)のファイル(ブック)を開く
- 「ファイル」タブをクリックする
- 「印刷」をクリックする
- 「印刷」と表示された画面が開く
(右側にはプレビュー画面が表示されます) - 「プリンター」の「▼」をクリックする
- プリンターの一覧から印刷で使用するプリンターを選択する
- 「印刷」ボタンをクリックする
エクセル(Excel) で作成したデータや表の印刷が開始します。
印刷の設定を変更する方法
「印刷」と表示された画面では、部数、用紙のサイズなどの設定ができます。
部数
「部数」では、印刷物の部数を選択できます。
「部数」とは、印刷する同じ内容の印刷物のセット数、組数です。
印刷物が複数のページにまたがるのであれば、複数ページの印刷物を何セット(組)印刷するかということです。
例えば、「2ページ」にまたがる印刷物を片面印刷で「2部数」印刷すれば、4枚出力されます。
作業中のシートを印刷
「作業中のシートを印刷」では印刷の範囲を設定できます。
「作業中のシートを印刷」の「▼」をクリックすると
- 作業中のシートを印刷
- ブック全体を印刷
- 選択した部分を印刷
から選択できます。
片面印刷
「片面印刷」では、用紙の片面に印刷するか両面に印刷するかを設定できます。
「片面印刷」の「▼」をクリックすると
- 片面印刷(ページの片面のみを印刷します)
- 両面印刷(長辺を綴じます)
- 両面印刷(短辺を綴じます)
から選択できます。
部単位で印刷
「部単位で印刷」では、複数のページにまたがる印刷物の出力の順番を設定できます。
「部単位で印刷」の「▼」をクリックすると
- 部単位で印刷 1,2,3 1,2,3 1,2,3
- ページ単位で印刷 1,1,1 2,2,2 3,3,3
から選択できます。
縦方向
「縦方向」では、印刷する用紙の向きを設定できます。
「縦方向」の「▼」をクリックすると
- 縦方向
- 横方向
から選択できます。
A4
「A4」では、印刷する用紙のサイズ(大きさ)を設定できます。
「A4」の「▼」をクリックすると用紙の一覧が表示されます。
表示された一覧から印刷する用紙を選択できます。
「標準の余白」
「標準の余白」では、余白を設定できます。
「標準の余白」の「A4」の「▼」をクリックすると
- 標準
- 広い
- 狭い
から選択できます。
「ユーザー設定の余白」をクリックすると、個別に設定することもできます。
拡大縮小なし
「拡大縮小なし」では、拡大縮小して印刷するかどうかを選択できます。
「拡大縮小なし」の「▼」をクリックすると
- 拡大縮小なし
- シートを1ぺージに印刷
- すべての列を1ページに印刷
- すべての行を1ページに印刷
から選択できます。
「拡大縮小オプション」をクリックすると、個別に設定することもできます。
【基本操作6】ブックの保存
エクセルで作成したファイルを保存する方法
エクセルで作成したファイル(ブック)を保存する方法は、2つあります。
- 名前を付けて保存
- 上書き保存
名前を付けて保存
名前を付けて保存は、
- 新規に作成したファイル(ブック)を保存するとき
- 保存されているファイル(ブック)を修正し、別のファイル(ブック)として保存するとき
に使います。
「名前を付けて保存」の手順
名前を付けて保存する手順は、次のとおりです。
- 「ファイル」タブをクリックする
- 「名前を付けて保存」ボタンをクリックする
- 「参照」ボタンをクリックする
- 「名前を付けて保存」のダイアログボックスが開く
- ダイアログボックスの左側から、ファイル(ブック)を保存する場所を選択する
- ダイアログボックスの「ファイル名」に、ファイル(ブック)の名前を入力する
- 「保存」ボタンをクリックする
「保存」ボタンをクリックした後、画面はシートに変わります。
もし入力した名前がすでに使われているときは、「(入力したファイル名)は既に存在します。上書きしますか?」というメッセージが表示されます。
「はい」をクリックすると入力した名前でファイル(ブック)は保存されます。
しかし、既にあったファイル(ブック)の内容は、新しいファイル(ブック)の内容に変更します。
「いいえ」をクリックすると「ファイル名」を入力する画面に戻ります。
既に保存されているファイルと修正したファイルの両方を残すときは、新規で保存するファイル(ブック)の名前を別の名前に変えて保存してください。
保存されているファイル(ブック)を開いて修正し別のファイル(ブック)として保存するときは、「名前を付けて保存」のダイアログボックスの「ファイル名」に保存されていたファイルの名前が入力されています。
入力されているファイル名を変更して、「保存」ボタンをクリックしてください。
上書き保存
保存されているファイル(ブック)を開いて修正し、同じ名前のファイル(ブック)として保存するときに使います。
「上書き保存」の手順
上書き保存する手順は、次のとおりです。
- 「ファイル」タブをクリックする
- 「上書き保存」ボタンをクリック
「上書き保存」のボタンをクリックした後、画面はシートに変わります。
上書き保存したとき、保存されていたファイル(ブック)の内容は修正した内容に変わります。
基本操作の6つを学ぶ方法
6つの基本操作は、市販されているテキストで学べます。
FOM出版「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」を使った場合、
- 第1章「Excelの基礎知識」
- 第2章「データの入力」
- 第6章「表の印刷」
を学べば基本操作を習得できます。
基本操作習得後、
- 第3章「表の作成」
- 第4章「数式の入力」
へと勉強を進めてください。
資格でスキルをアピールできる
エクセル(Excel)の資格を取得すれば、就職や転職でスキルをアピールできます。
実際のアプリケーションソフトをパソコンで使って操作する実技試験の資格もあります。
対策学習で、エクセル(Excel)の機能を使えるようになります。
わからないことを解決できるようになる
エクセル(Excel)を使えるとは、
- エクセル(Excel)の作業するときに必ず使う操作を調べなくてもできる
- 知らない操作を調べて解決できる
ことです。
よく使う操作とは、6つの基本操作です。
6つの基本操作は、エクセル(Excel)で作業をするときには必ず使います。
暗記しなくても自然とできるようになれます。
それ以外の操作は、エクセル(Excel)を使う目的によって違ってきます。
人によって必要でない操作方法があるのは、エクセル(Excel)を使う目的が違うからです。
6つの基本操作以外は、インターネットで検索して操作するようにしてください。
調べた操作がよく使う操作であれば、自然にできるようになれます。
6つの基本操作ができるようになれば、企業の採用面接で「エクセル(Excel)を使えます」と答えても大丈夫です。
採用されれば、毎日エクセル(Excel)を使って仕事をします。
知らない操作が必要になれば調べ、6つの基本操作以外にできることを増やしていってください。
エクセルの基本操作の6つを繰り返す
今回は、エクセル(Excel)の6つの基本操作について解説しました。
参考にしてください。
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