エクセルのCOUNTで文字は数えられない|COUNTA・COUNTIF・LENの使い方
今回は、エクセル(Excel)で文字の数をカウントする方法について3つ紹介します。
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エクセルのCOUNTで文字は数えられない
数をカウントする代表的な関数は、COUNT関数です。
しかし、COUNT関数は文字の数をカウントできません。
例えば、文字列が入力されているセルの数はCOUNT関数を使ってもカウントできません。
また、セルに入力されている文字列の文字の数もカウントできません。
COUNT関数は、引数に指定した範囲内で、数値が入力されているセルの数をカウントする関数です。
文字列のセルを数えるCOUNTA
エクセル(Excel)で文字列が入力されているセルの個数をカウントしたいときは、COUNTA関数を使います。
COUNTA関数は、引数に指定した範囲内で、空白でないセルの数をカウントします。
だから、文字列や数値などが入力されているセルの数をカウントします。
COUNTA関数の構文は、
=COUNTA(値1,値2,・・・・・)
です。
セルに入力されている文字列の数をカウントしたいときは、COUNTA関数の引数にセル番地を指定してください。
COUNTA関数の引数でセル番地を参照しておくと、セルに入力している数値や文字れるなどのデータを修正したときに自動的にカウントした数を修正します。
COUNTA関数の使い方は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」内の「その他の関数」の横の「V」をクリックする
- 「統計」にマウスポインタを移動させる
- 表示された一覧から「COUNTA」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスの値1にセル番地を入力する
- 「OK」をクリックする
COUNTA関数の引数で、A1、A2、A3、A4、A5のように連続したセル番地を指定したいときは、「A1:A5」と入力してください。
「:」記号は、連続したセルを選択したいときに使う記号です。
特定の文字列のセルを数えるCOUNTIF
エクセル(Excel)で特定の文字列が入力されているセルの数をカウントしたいときは、COUNTIF関数を使います。
COUNTIF関数は、引数で指定した範囲内で、検索条件に指定した条件に一致する文字などが入力されているセルの個数をカウントします。
COUNTIF関数の構文は、
=COUNTIF(範囲,検索条件)
です。
COUNTIF関数の使い方は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」内の「その他の関数」の横の「V」をクリックする
- 「統計」にマウスポインタを移動させる
- 表示された一覧から「COUNIF」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスの「範囲」に検索したいセル番地を入力する
- 「関数の引数」ダイアログボックスの「検索条件」に検索したい条件を入力する
- 「OK」をクリックする
複数の条件を検索したいときは、COUNTIFS関数を使ってください。
COUNTIF関数の構文は、
=COUNTIF(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2,・・・・・・)
です。
COUNTIF関数の使い方は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」内の「その他の関数」の横の「V」をクリックする
- 「統計」にマウスポインタを移動させる
- 表示された一覧から「COUNIFS」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスの「検索条件範囲」に検索したいセル番地を入力する
- 「関数の引数」ダイアログボックスの「検索条件」に検索したい条件を入力する
- 「OK」をクリックする
セル内の文字の数を数えるLEN
エクセル(Excel)でセルに入力されている文字列の文字数をカウントするときは、LEN関数を使います。
LEN関数は、セルに入力されている文字列の文字数をカウントする関数です。
LEN関数の構文は、
=LEN(文字列)
です。
LEN関数の使い方は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」内の「文字列操作」の横の「V」をクリックする
- 表示された一覧から「LEN」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスの「文字列」に文字数を数えたい文字列が入力されているセル番地を指定する
- 「OK」をクリックする
LEN関数は、半角と全角を区別しません。
半角も全角も1文字としてカウントします。
文字で使える3つの関数
今回は、エクセル(Excel)で文字の数をカウントする関数を3つ紹介しました。
参考にしてください。
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