COUNTA関数の使い方|エクセルで空白でないセルの個数を数える

エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)のCOUNTA関数の使い方について解説しています。

  • エクセルのCOUNTA関数の使い方
  • エクセルでセルの個数を数えるその他の関数

について説明しています。

COUNTA関数の使い方について解説

エクセル(Excel)のCOUNTAは、引数で指定した範囲に含まれる空白でないセルの個数を数える関数です。

COUNTA関数は、空白でないセルの個数を数えます。

だから、数値だけではなく、文字列や数式、関数が入力されているセルの個数も数えます。

COUNTA関数は、エクセル(Excel)の基本の関数の1つです。

会員名簿の人数を数えたいときなどに使います。

エクセル(Excel)のCOUNTA関数の構文は、
=COUNTA(数値1,数値2,・・・・・)
です。

セルA1とセルA3、セルA5で空白でないセルの個数を数えたいときは、
=COUNTA(A1,A3,A5)
と入力します。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5で空白でないセルの個数を数えたいときは、
=COUNTA(A1,A2,A3,A4,A5)
と入力します。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5のように連続したセルで空白でないセルの個数を数えたいときは、
=COUNTA(A1:A5)
と使うこともできます。

「:」記号は、引数にセル範囲を指定するときに使います。

COUNTA関数を入力する2つの方法

COUNTA関数を挿入する手順を2つ紹介します。

  • 直接セルに入力する方法
  • ダイアログボックスを使う方法

直接セルに入力する方法

直接セルに入力する方法は、次の人におススメします。

  • COUNTA関数を知っている方
  • 関数の引数に指定する項目について理解している方

COUNTA関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

数式バーを使ってCOUNTA関数を挿入する手順は、次のとおりです。

  • 数式バーをクリックする
  • 「=C」と入力する
  • 表示された関数の一覧から「COUNTA」を選択する
  • 数を数えたいセルの範囲をドラッグする
  • 最後に「Enter」キーを押す

関数名を完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「=C」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧からCOUNTA関数をクリックしてください。

セルに「=C」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

数式バーは、エクセル(Excel)の画面では、リボンの下にあります。

ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は、引数で指定する項目がわかりやすい方法です。

次の人におススメします。

  • 初心者の方
  • 関数が苦手な方

「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってCOUNTA関数を入力する手順は次のとおりです。

  • 「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「COUNTA」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する方法を4つ紹介します。

  • 関数ボタン (fx)をクリックする
  • 関数ボタン (fx)は、エクセル(Excel)のリボンの下の数式バーの左にあります。
  • ショートカットキーを利用する
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、「Shift」キー+「F3」キーです。
  • 「数式」タブから選択する
  • 「数式」タブ、「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックすると「関数の挿入」ダイアログボックスを表示することができます。
  • オートSUMボタンの「その他の関数」をクリックする

COUNTA関数とCOUONT関数の違い

COUNTA関数に似ている関数にCOUNT関数があります。

COUNT関数の読み方は、「カウント」です。

COUNTA関数は空白でないセルの数を数えます。

数値や文字、数式、関数、空白など何かが入力されているセルの数を数えます。

COUNT関数は、数値が入力されているセルの数を数えます。

会員名簿から会員数を数えるときに、COUNT関数で引数に氏名が入力されているセル範囲を指定すると結果は「0」になります。

COUNT関数を使って会員名簿の氏名を数えた結果が「0」になる間違いは、生徒さんによくある間違いです。

セルの個数を数えるその他の4つの関数

エクセル(Excel)には、COUNTA関数以外にセルの数を数える関数があります。

  • COUNT関数
  • COUNTBLANK関数
  • COUNTIF関数
  • COUNTIFS関数

COUNT関数は、数値が入力されているセルの個数を数えます。

COUNTBLANK関数は、何も入力されていないセルの個数を数えます。

COUNTIF関数とCOUNTIFS関数は、条件と一致したセルの個数を数えます。

COUNTIF関数では1つの条件ですが、COUNTIFS関数では複数の条件を指定できます。

COUNTA関数は数式バーに=Cを入力

今回は、エクセル(Excel)のCOUNTA関数について解説しました。

仕事などの実務でもよく使います。

参考にしてください。

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