AVERAGE関数の使い方について解説|エクセルで平均値を求める

エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)のAVERAGE関数の使い方について解説しています。

  • AVERAGE関数の説明
  • AVERAGE関数の使い方

につい説明しています。

AVERAGE関数の使い方について解説

エクセル(Excel)のAVERAGEは、引数で指定したセル範囲に含まれる複数の数値の平均値を計算する関数です。

文字などが入力されているセルは無視されます。

AVERAGE関数は、エクセル(Excel)の基本の関数の1つです。

エクセル(Excel)で作成した集計表の縦一列や横一列のセルに入力されている複数の数値の平均値を計算するときなどに使います。

エクセル(Excel)のAVERAGE関数の構文は、「=AVERAGE(数値1,数値2,・・・・・)」です。

引数の数値に、セル番地を指定することができます。

AVERAGE関数の引数でセルを参照すると、集計表に入力されている数値を修正したとき自動で平均値を修正してくれます。

セルA1とセルA3、セルA5の値の平均値を計算したいときは、
=AVERAGE(A1,A3,A5)
と入力します。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5の値の平均値を計算したいときは、
=AVERAGE(A1,A2,A3,A4,A5)
と入力します。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5のように連続したセルの値から平均値を計算したいときは、
=AVERAGE(A1:A5)
と使うこともできます。

「:」記号は連続したセルの範囲をあらわすときに使う記号です。

ANERAGE関数の引数には、255個の数値を指定することができます。

AVERAGE関数を入力する3つの方法

エクセル(Excel)のAVERAGE関数の使い方を3つ紹介します。

  • 直接セルに関数を入力する
  • ダイアログボックスを使う方法
  • オートSUMを使って入力する方法

直接セルに関数を入力する

エクセル(Excel)のAVERAGE関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。

  • 答えを表示するセルをクリックする
  • 答えを表示するセルまたは数式バーに「=A」と入力する
  • 関数の一覧が表示される
  • 表示された関数の一覧から「AVERAGE」を選択する
  • 平均値を計算したい数値が入力されているセルを選択する
  • 「Enter」キーを押して確定させる

「数式バー」エクセル(Excel)のリボンの下の「fx」の横のボックスです。

平均値を計算したい数値が入力されているセルが一団となっているときは、セル範囲をドラッグしてください。

平均値を計算したい数値が入力されているセルが飛び飛びになっているときは、最初に数値が入力されているセルをクリックしてたあと、次の数値が入力されているセルをクリックするときに「Ctr」キーを押した状態でクリックしてください。

ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は、引数で指定する項目がわかりやすい方法です。

次の人におススメします。

  • 初心者の方
  • 関数が苦手な方

「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってAVERAGE関数を入力する手順は次のとおりです。

  • 「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「AVERAGE」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する方法を4つ紹介します。

  • 関数ボタン (fx)をクリックする
    関数ボタン (fx)は、エクセル(Excel)のリボンの下の数式バーの左にあります。
  • ショートカットキーを利用する
    「関数の挿入」ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、「Shift」キー+「F3」キーです。
  • 「数式」タブから選択する
    「数式」タブ、「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックすると「関数の挿入」ダイアログボックスを表示することができます。
  • オートSUMボタンの「その他の関数」をクリックする

オートSUMを使って入力する方法

エクセル(Excel)の便利な機能であるオートSUM機能を紹介します。

オートSUM機能を使えば、簡単に平均値を計算することができます。

オートSUM機能を使う手順は、次のとおりです。

  • 「ホーム」タブをクリックする
  • 「編集」グループの「Σ」をクリックする
  • 表示された一覧から「平均」を選択する
  • 「Enter」キーを押し確定させる

オートSUM関数を使うと、平均値を計算する数値が入力されているセルの範囲が自動的に指定されます。

平均値を計算したい数値が入力されているセルの範囲を変更することができます。

「Enter」キーを押して確定する前に、平均を計算したい数値が入力されているセルをドラッグしてください。

AVERAGEとAVERAGEAの違いを解説

「AVERAGE」に類似した関数に「AVERAGEA」があります。

「AVERAGE」も「AVERAGEA」も平均値を計算する関数です。

違いは、データの扱いです。

「AVERAGE」は、数値データを含むセル範囲の平均値を計算する関数です。

空白セルやテキストなどの数値でないデータを無視して数値データだけを対象に平均を計算します。

数値データ以外のセルは計算に含まれません。

「AVERAGEA」は、数値データだけでなく、テキストデータや論理値などのデータを含むセル範囲の平均値を計算します。

テキストは「0」、論理値は「1」として平均を計算します。

AVERAGEで平均を計算する

今回は、エクセル(Excel)のAVERAGE関数について解説しました。

仕事などの実務でもよく使います。

参考にしてください。

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