MOSで関数を捨てることは危険|試験で使える覚え方を解説

モス

今回は、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験に出題される関数の問題を捨てることを考えている人に覚えやすい方法について解説します。

なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/

MOSで関数を捨てるのは危険

MOS資格試験エクセル(Excel)で関数の問題を捨てるのは危険です。

MOS資格試験に合格する可能性を下げてしまします。

MOS資格試験の一般レベルの出題範囲は、59種類の機能・操作です。

出題範囲となっている59種類の機能・操作のうち、関数の機能は6種類あります。

関数の数は16個です。

MOS資格試験の上級レベルであるエキスパート(Expert)の出題範囲は、48種類の機能・操作です。

出題範囲となっている48種類の機能・操作のうち、関数の機能は6種類あります。

関数の数は24個です。

MOS資格試験の合格点は公開されていません。

MOS公式サイトの「よくあるご質問」では、合格の目安は1000点満点で550点~850点の範囲と記載されています。

MOS資格試験の出題範囲に占める関数の割合は、約10%です。

MOS資格試験で関数の問題を捨てることは、900点満点で550点~850点を取ることです。

非常に危険です。

MOSに出題される関数を覚える方法

MOS資格試験エクセル(Excel)に出題される関数を覚える方法を紹介します。

MOS資格試験エクセル(Excel)に出題される関数を覚える方法は、MOS資格試験エクセル(Excel)に出題される関数の分類を覚えることです。

MOS資格試験エクセル(Excel)に出題される関数の使い方や引数で指定する項目をすべて暗記する必要はありません。

エクセル(Excel)の関数は、機能別に分類されています。

MOS資格試験に出題される関数で使う分類がわかれば、表示されたヒントを頼りに関数を選択することができます。

表示された関数の一覧で関数にマウスポインターを合わせます。

関数についてのヒントが表示されます。

表示されたヒントを頼りに関数を選択してください。

「関数の引数」ダイアログボックスで引数がわからなくても大丈夫です。

「関数の引数」ダイアログボックスの「入力ボックス」をクリックしてください。

入力する引数についてのヒントが表示されます。

関数の選択や引数は表示されたヒントを頼りに入力できます。

覚えるのは、分類だけです。

エクセル(Excel)の関数を分類されているグループから探し、ヒントを参考にして選択すると覚える負担が軽くなります。

エクセル関数の機能別分類を解説

エクセル(Excel)の関数は、機能別に分類されています。

「関数ライブラリ」グループは、

  • オートSUM
  • 財務
  • 論理
  • 文字列操作
  • 日付/時刻
  • 検索/行列
  • 数学/三角
  • その他の関数
    • 統計
    • エンジニアリング
    • キューブ
    • 情報
    • 互換性
    • Web

に分かれています。

しかし、MOS資格試験に出題される関数が分類されている関数は

  • 論理
  • 文字列操作
  • 数学/三角
  • その他の関数(統計)

です。

関数を機能別分類から選択する方法

エクセル(Excel)の関数を機能別分類から選択する手順は、次のとおりです。

  • 「数式」タブをクリックする
  • 「関数ライブラリ」グループ内の「機能別の分類」の「V」をクリックする
  • 関数の一覧が表示される
  • 関数を表示された一覧から選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数に値や範囲を入力する
  • 「OK」をクリックする

MOS関数の機能別分類

MOS資格試験エクセル(Excel)に出題される関数の機能別分類を紹介します。

論理

  • IF
    論理式の結果(真または偽)に応じて、指定された値を返します。

文字列操作

  • LEFT
    文字列の先頭から指定された数の文字列を返します。
  • RIGHT
    文字列の末尾から指定された文字数の文字を返します。
  • MID
    文字列の指定した位置から、指定された数の文字を返します。半角と全角の区別なく、1文字を1として処理します。
  • UPPER
    文字列に含まれる英字をすべて大文字に変換します。
  • LOWER
    文字列に含まれる英字をすべて小文字に変換します。
  • LEN
    文字列の長さ(文字数)を返します。半角と全角の区別なく、1文字を1として処理します。
  • CONCAT
    テキスト文字列の一覧または範囲を連結します
  • TEXTJOIN
    区切りの文字を使用してテキスト文字列の一覧または範囲を連結します

数学/三角

  • SUM(オートSUMにも分類されています)
    セル範囲に含まれる数値をすべて合計します。

その他の関数(統計)

  • AVERAGE(オートSUMにも分類されています)
    引数の平均値を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます。
  • COUNT(オートSUMにも分類されています)
    範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。
  • COUNTA
    範囲内の、空白でないセルの個数を返します。
  • COUNTBLANK
    範囲に含まれる空白セルの個数を返します。
  • MIN(オートSUMにも分類されています)
    引数の最小値を返します。論理値および文字列は無視されます。
  • MAX(オートSUMにも分類されています)
    引数の最大値を返します。論理値および文字列は無視されます。

MOS関数を機能別で紹介

MOS資格試験公式サイトのExcel 2019の出題範囲に書かれている関数は16個です。
機能別に関数の内容をまとめました。

論理

  • IF
    論理式の結果(真または偽)に応じて、指定された値を返します。

文字列操作

  • LEFT
    文字列の先頭から指定された数の文字列を返します。
  • RIGHT
    文字列の末尾から指定された文字数の文字を返します。
  • MID
    文字列の指定した位置から、指定された数の文字を返します。半角と全角の区別なく、1文字を1として処理します。
  • UPPER
    文字列に含まれる英字をすべて大文字に変換します。
  • LOWER
    文字列に含まれる英字をすべて小文字に変換します。
  • LEN
    文字列の長さ(文字数)を返します。半角と全角の区別なく、1文字を1として処理します。
  • CONCAT
    テキスト文字列の一覧または範囲を連結します
  • TEXTJOIN
    区切りの文字を使用してテキスト文字列の一覧または範囲を連結します

数学/三角

  • SUM(オートSUMにも分類されています)
    セル範囲に含まれる数値をすべて合計します。

その他の関数(統計)

  • AVERAGE(オートSUMにも分類されています)
    引数の平均値を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます。
  • COUNT(オートSUMにも分類されています)
    範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。
  • COUNTA
    範囲内の、空白でないセルの個数を返します。
  • COUNTBLANK
    範囲に含まれる空白セルの個数を返します。
  • MIN(オートSUMにも分類されています)
    引数の最小値を返します。論理値および文字列は無視されます。
  • MAX(オートSUMにも分類されています)
    引数の最大値を返します。論理値および文字列は無視されます。

オートSUM

オートSUMから選択できる関数があります。

「ホーム」タブの「編集」グループ、「オートSUM」から選択できるので便利です。

  • SUM
    セル範囲に含まれる数値をすべて合計します。
  • AVERAGE
    引数の平均値を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます。
  • COUNT
    範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。
  • MAX
    引数の最大値を返します。論理値および文字列は無視されます。
  • MIN
    引数の最小値を返します。論理値および文字列は無視されます。

結論:MOSの関数は捨てずにヒントを頼りに解答する

今回は、MOS資格試験エクセル(Excel)に出題される関数を捨てずに解答する方法について解説しました。

参考にしてください。

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