MOSはノー勉で合格できる試験ではない|難易度・勉強方法について解説
今回は、ノー勉でMOSに合格できるかどうかについて解説しています。
なお、MOS資格の情報の出典は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズ「MOS公式サイト」です。(https://mos.odyssey-com.co.jp/ )
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MOSはノー勉で合格できる試験ではない
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格試験は、ノー勉で合格できる試験ではありません。
MOS資格試験を受験するのであればノー勉ではなく、必ず試験対策をしてください。
確かに、MOS資格試験は難易度が高い試験ではありません。
パソコンを使った実技試験なので、仕事などでエクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などを使っていてスキルに自信がある人は、ノー勉でもMOS資格試験の操作をできるのではと思うのではないでしょうか。
しかし、問題がどのような形式で出題されるのか、試験に特化した操作はないかなど知っていなければ不合格になる確率は高くなります。
MOS資格試験の受験料は安くはありません。
不合格となって2回受験するのであれば、教材を買い、対策をたて、1回で合格する方が経済的です。
だから、必ず試験対策をしてください。
MOS試験の難易度について解説
MOS資格試験は、難易度が高い試験ではありません。
また、試験に出題される操作の方法は仕事などで行っている作業と同じです。
しかし、試験本番では短時間で問題文を理解し操作しなければなりません。
仕事の作業などでは、試験本番のような短時間で操作をすることありません。
普段しないような状況で、試験問題の操作を行わなければなりません。
仕事などで使っていてエクセルなどのスキルがある人でも試験問題を解く練習をしておかないと不合格になる可能性はあります。
MOS資格試験の過去問や合格点、合格率は公表されていませんので難易度について、偏差値で表現したり過去問で何点以上ということはわかりません。
しかし、きちんと対策をすれば合格できる試験です。
エクセル(Excel)とワード(Word)には一般レベルと上級レベルであるエキスパートの2つのレベルが用意されていますが、どちらのレベルも対策をすれば合格できる試験です。
合格点については、MOS資格試験の公式サイトの「よくあるご質問」に次のように記載さ入れています。
「科目ごとの合格点は公開しておりませんが、1000点満点で550点~850点の範囲が目安となります(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります)。
合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります。
合格点は試験終了後にパソコン画面に表示されます。
また、試験終了後にお渡しする試験結果レポートにも合格点が記載してあります。」
詳しくは、公式サイトのよくあるご質問をお読みください。
公式サイトの「よくあるご質問」はこちら
MOS試験の勉強方法について解説
MOS資格試験の対策方法は、次のとおりです。
独学でも家庭教師やパソコン教室を利用する場合でも変わりません。
- 基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚える
- MOS資格試験対策の練習問題をする
- MOS資格試験の模擬試験をする
基礎知識や基本操作、機能、関数などを覚える
エクセル(Excel)やワード(Word)、パワーポイント(PowerPoint)などが未経験の人は、基礎知識や基本操作、機能、関数などを最初に覚えます。
基本的差操作については、「エクセルの基本操作とはどこまでか?求人票で求められていスキルとは」を参考にしてください。
基本操作を覚える方法は、教科書に説明されている操作を繰り返しマネすることです。
暗記しようとしなくても繰り返し操作することで自然とできるようになります。
教科書は、市販されている教材で大丈夫です。
私は、FOM出版の「よくわかるExcel基礎」を使って教えています。
例えば、「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」は、1章から9章で構成されています。
各章の最後に練習問題、教材の最後に総合問題が10題あります。
基本操作を繰り返し練習できるので、基本操作が習得しやすくなっています。
FOM出版は、MOS資格試験の公式サイトで対策教材として紹介されている「よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集」も出版しています。
MOS資格試験対策の練習問題をする
MOS資格試験に出題される操作方法を覚えます。
教科書として、MOS資格試験の公式サイトで、次の2冊が紹介されています。
- よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
- MOS攻略問題集 Excel 365&2019 エキスパート
教材の内容を全て習得する必要はありません。
習得できていない操作方法は、模擬試験を繰り返し練習することでマスターできます。
MOS資格試験の模擬試験をする
MOS資格試験に合格するかどうかの一番のポイントは、MOS資格試験の模擬試験の内容をどれだけマスターしているかどうかです。
MOS資格試験の公式サイトで紹介されている教材に収録されている模擬試験を使って繰り返し練習してください。
間違えた問題の解説を読み、繰り返し練習してください。
合格の目安は模擬試験で40分90%
MOS資格試験の合格の目安は、「よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集」や「MOS攻略問題集 Excel 365&2019 エキスパート」収録されている模擬試験を40分で90%正解できることです。
40分で解答する
模擬試験は、40分で解答する練習をしてください。
本番の試験時間は、50分です。
1問を約1分で解答しなければ最後まで解けません。
問題を読んで1分で思い浮かばない操作は、後ろに回します。
40分で解答する練習をしておけば、後ろに回した問題を解答する時間を作ることができます。
90%正解できるようになる
模擬試験を90%正解できれば、出題範囲の操作はほとんどマスターできています。
本番の試験問題にも対応できます。
90%正解できるまで、何度も練習をしてください。
間違えた問題は解説を読み、操作方法を覚えてください。
難易度は高くないが対策は必要
今回は、MOS資格試験はノー勉で合格できるかについて解説しました。
MOS資格試験は、難易度が高い資格試験ではありませんが対策をしなければ不合格になる可能性があります。
参考にしてください。
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