エクセルの割り算の数式について解説|記号や関数を使った方法
今回の記事では、エクセル(Excel)の割り算の数式について解説しています。
- 記号を使った方法
- 関数を使った方法
を紹介しています。
クリックできる目次
エクセルの割り算の数式について解説
エクセル(Excel)の割り算で使う数式を2つ紹介します。
- 記号を使った方法
- 関数を使った方法
割り算の数式で記号を使う方法
エクセル(Excel)の割り算の数式を記号を使って入力する方法を紹介します。
エクセル(Excel)の割り算の数式で使う記号は、「=」記号と「/」記号です。
「/」記号の読み方は、「スラッシュ」です。
「=」記号と「/」記号を使って「10」を「2」で割る数式を入力する方法は、次のとおりです。
- 答えを表示するセルをクリックする
- 「Shift」キーを押しながら「=」キーを押す
- 「10」を入力する
- 「Shift」キーを押しながら「/」キーを押す
- 「2」を入力する
- 最後に「Enter」キーを押す
エクセル(Excel)の割り算を記号を使ってするとき、割り算したい数値が入力されているセル番地を参照することができます。
セルA1に入力されている「10」をセルB1に入力されている「2」で割り算する手順は、次のとおりです。
- 答えを表示するセルをクリックする
- 「Shift」キーを押しながら「=」キーを押す
- セルA1をクリックする
- 「Shift」キーを押しながら「/」キーを押す
- セルB1をクリックする
- 最後に「Enter」キーを押す
割り算の数式で関数を使う方法
エクセル(Excel)の割り算の数式で関数を使って入力する方法を紹介します。
エクセル(Excel)の割り算の数式で使う関数は、次の二つです
- QUOTIENT関数
- MOD関数
QUOTIENT関数を入力する方法
QUOTIENTは、引数に指定した数値の割り算の商(整数部分)を求める関数です。
QUOTIENT関数の書式は、「=QUOTIENT(分子,分母)」です。
「10」を「3」で割り算した商を計算するときは、結果を表示するセルに「=QUOTIENT(10,3)」と入力します。
QUOTIENT関数の引数で割り算する数値が入力されているセルを参照することができます。
セルA1に入力されている数値をセルB1に入力されている数値で割り算した商を計算するときは、結果を表示するセルに「=QUOTIENT(A1,B1)」と入力します。
エクセル(Excel)の「QUOTIENT関数」を挿入する方法を2つ紹介します。
- 直接、セルに入力する方法
- 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法
直接セルに入力する方法
エクセル(Excel)のQUOTIENT関数を直接セルに入力する方法を紹介します。
QUOTIENT関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。
QUOTIENT関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。
QUOTIENT関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。
- QUOTIENT関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
- 「=QUOTIENT(分子,分母)」を入力する
- 最後に「Enter」キーを押す
引数にセルを参照することができます。
QUOTIENT関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。
セルに「=Q」と入力してください。
入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。
表示された一覧からQUOTIENT関数をクリックしてください。
QUOTIENT関数の説明が表示されます。
参考にしてください。
QUOTIENT関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。
QUOTIENT関数の引数について完璧に覚えていなくても大丈夫です。
QUOTIENT関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。
引数を指定するときの参考にしてください。
セルに「=Q」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。
関数の挿入ダイアログボックスを使う方法
「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってQUOTIENT関数を入力する方法を3つ紹介します。
「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は引数で指定する項目がわかりやすいので、初心者の方や関数が苦手な方におススメです。
- 関数ボタン (fx)をクリックする
- 「数式」タブから選択する
- ショートカットキーを利用する
関数ボタン (fx)をクリックする
関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。
関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。
- 関数ボタンをクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「QUOTIENT」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 最後に「OK」ボタンをクリックする
「数式」タブから選択する
「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「QUOTIENT」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 最後に「OK」ボタンをクリックする
ショートカットキーを利用する
ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。
- 「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「QUOTIENT」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 「OK」ボタンをクリックする
MOD関数を入力する方法
「MOD」は、エクセル(Excel)で割り算の余りを求める関数です。
「MOD」の読み方は、「モッド」や「モド」です。
私は、「モッド」を使っています。
MOD関数の書式は、「=MOD(数値,除数)」です。
引数の「数値」には、割られる数値を指定します。
引数の「除数」には、割る数値を指定します。
10÷3の余りを出したいときは、結果を表示したいセルに「=MOD(10,3)」と入力します。
引数の「数値」や「除数」に数値が入力されているセルを指定することができます。
エクセル(Excel)の「MOD関数」を挿入する方法を2つ紹介します。
- 直接、セルに入力する方法
- 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法
直接セルに入力する方法
エクセル(Excel)のMOD関数を直接セルに入力する方法を紹介します。
MOD関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。
MOD関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。
MOD関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。
- MOD関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
- 「=MOD(数値,除数)」を入力する
- 最後に「Enter」キーを押す
引数にセルを参照したり数式を指定したりすることができます。
MOD関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。
セルに「=M」と入力してください。
入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。
表示された一覧からMOD関数をクリックしてください。
MOD関数の説明が表示されます。
参考にしてください。
MOD関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。
MOD関数の引数について完璧に覚えていなくても大丈夫です。
MOD関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。
引数を指定するときの参考にしてください。
セルに「=M」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。
関数の挿入ダイアログボックスを使う方法
「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってMOD関数を入力する方法を3つ紹介します。
「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は引数で指定する項目がわかりやすいので、初心者の方や関数が苦手な方におススメです。
- 関数ボタン (fx)をクリックする
- 「数式」タブから選択する
- ショートカットキーを利用する
関数ボタン (fx)をクリックする
関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。
関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。
- 関数ボタンをクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「MOD」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 「OK」ボタンをクリックする
「数式」タブから選択する
「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「MOD」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 「OK」ボタンをクリックする
ショートカットキーを利用する
ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。
- 「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「MOD」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 「OK」ボタンをクリックする
割り算の数式を入力するときの注意点
エクセル(Excel)の割り算の数式を入力するときの注意点について解説します。
エクセル(Excel)の割り算の数式を入力するとき、必ず次の2つの操作をしてください。
エクセル(Excel)の割り算の数式を入力するときは、次の二つの操作はセットで覚えておいてください。
- 結果を表示するセルをクリックする
- 「=」を入力する
結果を表示するセルをクリックする
エクセル(Excel)で割り算の数式を入力するとき、最初に参照するセルや引数で指定するセルを選択している生徒さんをよく見かけます。
最初に参照するセルや引数で指定するセルを選択すると参照するセルや引数で指定するセルに数式が入力されます。
数式を入力するときは、必ず最初に結果を表示するセルを選択してください。
「=」を入力する
エクセル(Excel)の割り算の数式は、「=」から始まります。
「/」記号使った数式も関数を使った数式も「=」記号のうしろに入力します。
結果を表示するセルを選択した後は、結果を表示するセルに「=」を入力してください。
割り算の数式は記号と関数
今回は、エクセル(Excel)の割り算の数式について解説しました。
参考にしてください。
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