エクセルの掛け算の数式について2つ紹介｜記号や関数を使った方法

2023年3月6日 最終更新日時 : 2023年7月29日 excel-kt
エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)の掛け算の数式について解説しています。

エクセルの掛け算の数式について2つ紹介

エクセル(Excel)の掛け算で使う数式を2つ紹介します。

  • 記号を使った方法
  • 関数を使った方法

掛け算の記号を使う方法

エクセル(Excel)の掛け算の数式を記号を使って入力する方法を紹介します。

エクセル(Excel)の掛け算の数式で使う記号は、「＝」記号と「*」記号です。

「*」記号の読み方は、「アスタリスク」です。

「＝」記号と「*」記号を使ってエクセル(Excel)で「2」と「3」の掛け算の数式を入力する方法は、次のとおりです。

  • 答えを表示するセルをクリックする
  • 「Shift」キーを押しながら「＝」キーを押す
  • 「2」を入力する
  • 「Shift」キーを押しながら「*」キーを押す
  • 「3」を入力する
  • 最後に「Enter」キーを押す

エクセル(Excel)の掛け算を記号を使ってするとき、掛け算したい数値が入力されているセル番地を参照することができます。

セルA1に入力されている「2」とセルB1に入力されている「3」を掛け算する手順は、次のとおりです。

  • 答えを表示するセルをクリックする
  • 「Shift」キーを押しながら「＝」キーを押す
  • セルA1をクリックする
  • 「Shift」キーを押しながら「*」キーを押す
  • セルB1をクリックする
  • 最後に「Enter」キーを押す

掛ける数は「2×3」のように2つだけではなく、「2×3×4」や「2×3×4×5」のように増やすことができます。

掛け算の関数を使う2つの方法

エクセル(Excel)の掛け算の数式で関数を使って入力する方法を紹介します。

エクセル(Excel)の掛け算の数式で使う関数は、次の二つです

  • PRODUCT関数
  • SUMPRODUCT関数

PRODUCT関数を入力する方法

PRODUCTは、引数に指定した数値を掛け算する関数です。

PRODUCT関数の書式は、「＝PRODUCT(数値1,数値2,・・・・・)」です。

「2」と「3」を掛け算するときは、結果を表示するセルに「＝PRODUCT(2,3)」と入力します。

PRODUCT関数の引数で掛け算する数値が入力されているセルを参照することができます。

セルA1に入力されている数値とセルB1に入力されている数値を掛け算するときは、結果を表示するセルに「＝PRODUCT(A1,B1)」と入力します。

セルA1、B1、C1のように連続したセルに入力されている数値を掛け算するときは、「＝PRODUCT(A1:c1)」と入力することができます。

エクセル(Excel)の「PRODUCT関数」を挿入する方法を2つ紹介します。

  • 直接、セルに入力する方法
  • 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法

直接セルに入力する方法

エクセル(Excel)のPRODUCT関数を直接セルに入力する方法を紹介します。

PRODUCT関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。

PRODUCT関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

PRODUCT関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。

  • PRODUCT関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
  • 「＝PRODUCT(数値1,数値2,・・・・・・・)」を入力する
  • 最後に「Enter」キーを押す

引数にセルを参照することができます。

PRODUCT関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「＝P」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧からPRODUCT関数をクリックしてください。

PRODUCT関数の説明が表示されます。

参考にしてください。

PRODUCT関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。

PRODUCT関数の引数について完璧に覚えていなくても大丈夫です。

PRODUCT関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。

引数を指定するときの参考にしてください。

セルに「＝P」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってPRODUCT関数を入力する方法を3つ紹介します。

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は引数で指定する項目がわかりやすいので、初心者の方や関数が苦手な方におススメです。

  • 関数ボタン (fx)をクリックする
  • 「数式」タブから選択する
  • ショートカットキーを利用する

関数ボタン (fx)をクリックする

関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。

関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。

  • 関数ボタンをクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「PRODUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

「数式」タブから選択する

「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。

  • 「数式」タブをクリックする
  • 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「PRODUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

ショートカットキーを利用する

ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。

  • 「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「PRODUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 「OK」ボタンをクリックする

SUMPRODUCT関数を入力する方法

SUMPRODUCTは、引数に指定した範囲の数値を掛け算した結果を合計する関数です。

SUMPRODUCT関数の書式は、「＝SUMPRODUCT(配列1,配列2,・・・・・)」です。

A列のA1からA5に商品の単価、B列のB1からB5個数が入力されている一覧表の各行の掛け算の結果を合計したいときは、結果を表示するセルに「＝SUMPRODUCT(A1:A5,B1:B5)」と入力します。

A1×B1とA2×B2、A3×B3、A4×B4、A5×B5の合計を計算することができます。

エクセル(Excel)の「SUMPRODUCT関数」を挿入する方法を2つ紹介します。

  • 直接、セルに入力する方法
  • 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法

直接セルに入力する方法

エクセル(Excel)のSUMPRODUCT関数を直接セルに入力する方法を紹介します。

SUMPRODUCT関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。

SUMPRODUCT関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

SUMPRODUCT関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。

  • SUMPRODUCT関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
  • 「＝SUMPRODUCT(数値1,数値2,・・・・・・・)」を入力する
  • 最後に「Enter」キーを押す

引数にセルを参照することができます。

SUMPRODUCT関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「＝S」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧からSUMPRODUCT関数をクリックしてください。

SUMPRODUCT関数の説明が表示されます。

参考にしてください。

SUMPRODUCT関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。

SUMPRODUCT関数の引数について完璧に覚えていなくても大丈夫です。

SUMPRODUCT関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。

引数を指定するときの参考にしてください。

セルに「＝S」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってSUMPRODUCT関数を入力する方法を3つ紹介します。

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は引数で指定する項目がわかりやすいので、初心者の方や関数が苦手な方におススメです。

  • 関数ボタン (fx)をクリックする
  • 「数式」タブから選択する
  • ショートカットキーを利用する

関数ボタン (fx)をクリックする

関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。

関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。

  • 関数ボタンをクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「SUMPRODUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

「数式」タブから選択する

「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。

  • 「数式」タブをクリックする
  • 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「SUMPRODUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

ショートカットキーを利用する

ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。

  • 「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「SUMPRODUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 「OK」ボタンをクリックする

掛け算の数式は記号と関数

今回は、エクセル(Excel)の掛け算の数式について解説しました。

参考にしてください。

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