AVERAGEIFSの使い方について解説｜エクセルで複数条件の平均を求める

2023年4月8日 2023年8月6日

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今回の記事では、AVERAGEIFS関数の使い方について解説しています。

クリックできる目次

1 AVERAGEIFSの使い方について解説
2 AVERAGEIFSを入力する2つの方法
3 AVERAGEIFSとAVERAGEIFの2つの違い
- 3.1 違い1｜引数に指定できる条件の数
- 3.2 違い2｜引数に指定する順番
4 AVERAGEIFSで複数条件を平均する
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AVERAGEIFSの使い方について解説

エクセル(Excel)の「AVERAGEIFS」は、複数の条件に一致するセルに入力されている数値を平均する関数です。

生徒名、クラス、科目、点数が入力されている一覧表からクラス別、科目別の平均点を計算するときに活用できる関数です。

仕事で必須の関数の一つです。

AVERAGEIFS関数の書式は、、「AVERAGEIFS（平均対象範囲,条件範囲,条件,・・・・・・・）」です。

引数の「平均対象範囲」には、平均値を計算したい数値が入力されているセルの範囲を指定します。

引数の「条件範囲」には、平均値を計算したい数値の条件が入力されているセルの範囲を指定します。

引数の「条件」には、平均値を計算したい数値の条件を指定します。

条件が入力さえれているセルを指定することもできます。

引数の「条件」に続けて二つ目の「条件範囲」と「条件」を指定します。

AVERAGEIFS関数の引数の順番は、AVERAGEIF関数の引数の順番と違っています。

引数の順番を間違えると結果は「0」になります。

注意してください。

AVERAGEIFSを入力する2つの方法

AVERAGEIFS関数を入力する２つの方法を紹介します。

直接セルに入力する方法
ダイアログボックスを使う方法

直接セルに入力する方法

直接セルに入力する方法は、次の人におススメします。

AVERAGEIFS関数を知っている方
関数の引数に指定する項目について理解している方

AVERAGEIFS関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

AVERAGEIFS関数を直接セルに入力する手順は次のとおりです。

結果を表示するセルをクリックする
「＝AVERAGEIFS(」を入力する
引数に「平均対象範囲」、「条件範囲」、「条件」の順で指定する
最後に「Enter」キーを押す

「AVERAGEIFS」の関数名を完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「＝A」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧からAVERAGEIFS関数をクリックしてください。

セルに「＝A」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は、引数で指定する項目がわかりやすい方法です。

次の人におススメします。

初心者の方
関数が苦手な方

「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってAVERAGEIFS関数を入力する手順は次のとおりです。

「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する
「関数の分類」の「V」をクリック
「すべて表示」を選択する
「関数名」に表示された一覧から「AVERAGEIFS」を選択する
「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
引数の「平均対象条件」をクリックする
平均の対象となる数値が入力されているセルをドラックする
引数「条件範囲」をクリックし平均の条件が入力されているセルをドラックする
引数「条件」に平均の条件を入力する
最後に「OK」ボタンをクリックする

ダイアログボックスを表示する方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する方法を4つ紹介します。

関数ボタン (fx)をクリックする
関数ボタン (fx)は、エクセル(Excel)のリボンの下の数式バーの左にあります。
ショートカットキーを利用する
「関数の挿入」ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、「Shift」キー＋「F3」キーです。
「数式」タブから選択する
「数式」タブ、「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックすると「関数の挿入」ダイアログボックスを表示することができます。
オートSUMボタンの「その他の関数」をクリックする

AVERAGEIFSとAVERAGEIFの2つの違い

エクセル(Excel)のAVERAGEIFSと似ている関数に「AVERAGEIF」があります。

エクセル(Excel)のAVERAGEIFSとAVERAGEIFの違いは、次の二つです。

引数に指定できる条件の数
引数の指定の順番

違い1｜引数に指定できる条件の数

エクセル(Excel)のAVERAGEIFSとAVERAGEIFの違いの1つ目は、引数で指定できる条件の数です。

AVERAGEIF関数の引数で指定できる条件は、1つです。

AVERAGEIFS関数の引数では、複数の条件を指定することができます。

違い2｜引数に指定する順番

エクセル(Excel)のAVERAGEIFSとAVERAGEIFの違いの2つ目は、指定する引数の順番です。

AVERAGEIF関数の書式は、「＝AVERAGEIF（範囲,条件,平均対象範囲）」です。

AVERAGEIFS関数の書式は、「＝AVERAGEIFS（平均対象範囲,条件範囲,条件,・・・・・・）」です。

引数の順番が違っています。

AVERAGEIF関数やAVERAGEIFS関数の引数の順番を待ちがえると、正しい結果が表示されません。

注意してください。

AVERAGEIFSで複数条件を平均する

今回は、AVERAGEIFS関数の使い方について解説しました。

参考にしてください。

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カテゴリー: エクセル