エクセルの掛け算を関数でする方法|PRODUCTの使い方を解説

エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)の掛け算を関数でする方法について解説しています。

PRODUCT関数を使った方法に加え、基本の「*」記号を使った方法も紹介しています。

エクセルの掛け算を関数でする方法

エクセル(Excel)の掛け算を関数でする方法を紹介します。

エクセル(Excel)で掛け算するときには、PRPDUCT関数を使います。

PRPDUCTは、引数で指定した範囲内のセルに入力されている数値を掛け算する関数です。

PRPDUCT関数の書式は、「=PRPDUCT(数値1,数値2,・・・)」です。

掛け算の基本の「*」記号を使った数式を入力する場合、参照するセルが複数になるとセルをクリックする回数が増えます。

しかし、PRODUCT関数を使って掛け算すれば参照するセルをクリックする回数を減らすことができます。

PRODUCT関数を使って掛け算すれば、時間を短縮することや間違いを減らすことができます。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5に入力されている数値を「*」記号で掛け算するとき、結果を表示するセルに入力する数式は「=A1*A2*A3*A4*A5」になります。

PRPDUCT関数を使って計算するとき、結果を表示するセルに「=PRPDUCT(A1:A5)」と入力します。

「:」は、セルの範囲を表す記号です。

参照するセルの数が増えても、簡単に掛け算することができます。

PRPDUCT関数を入力する2つの方法

エクセル(Excel)の「PRPDUCT関数」を挿入する方法を2つ紹介します。

  • 直接、セルに入力する方法
  • 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法

直接セルに入力する方法

エクセル(Excel)のPRPDUCT関数を直接セルに入力する方法を紹介します。

PRPDUCT関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。

PRPDUCT関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

PRPDUCT関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。

  • PRPDUCT関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
  • 「=PRPDUCT(数値1,数値2,・・・・・・)」を入力する
  • 最後に「Enter」キーを押す

引数にセルを参照したり数式を指定したりすることができます。

PRPDUCT関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「=P」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧からPRPDUCT関数をクリックしてください。

PRPDUCT関数の説明が表 示されます。

参考にしてください。

PRPDUCT関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。

引数を完璧に覚えていなくても大丈夫です。

PRPDUCT関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。

引数を指定するときの参考にしてください。

セルに「=P」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

関数の挿入ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってSUM関数を入力する方法を3つ紹介します。

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は、引数で指定する項目がわかりやすいので初心者の方や関数が苦手な方におススメです。

  • 関数ボタン (fx)をクリックする
  • 「数式」タブから選択する
  • ショートカットキーを利用する

関数ボタン (fx)をクリックする

関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。

関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。

  • 関数ボタンをクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「PRPDUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数の「PRPDUCT」に数 値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

「数式」タブから選択する

「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。

  • 「数式」タブをクリックする
  • 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「PRPDUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数の「PRPDUCT」に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

ショートカットキーを利用する

ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。

  • 「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「PRPDUCT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数の「PRPDUCT」に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

掛け算の記号を使った基本の数式

エクセル(Excel)で掛け算の数式で使う記号は、「=」記号と「*」記号です。

エクセル(Excel)で掛け算するときは、「×」記号を使いません。

「*」記号の読み方は、「アスタリスク」です。

掛け算をするとき、「=」記号と「*」記号を使った数式を入力するのが基本です。

数字の「4」と「2」を掛け算したいときは、「=4×2」とは入力しません。

掛け算の結果を表示したいセルに「=4*2」と入力します。

掛け算したい数値が入力されているセルを参照することができます。

セルA1とセルA2に入力されている数値を掛け算したいときは、結果を表示したいセルに「=A1*A2」と入力します。

「=」記号と「*」記号を使った数式を入力する手順は、次のとおりです。

  • 掛け算の結果を表示するセルをクリックする
  • 「shift」キーを押しながら「=」キーを押す
  • 「=」記号が入力される
  • A1をクリック(マウスの左ボタンを押す)する
  • 「shift」キーを押しながら「*」記号を入力する
  • A2をクリックする
  • 最後に「Enter」キーを押す

記号を使って掛け算するときは、「=A1*A2」のようにセル番地を参照した数式を入力することをおすすめします。

セルA1やセルA2に入力されている数値を修正したとき、結果が自動的に修正されます。

セルの参照は、エクセル(Excel)の便利な機能の1つです。

関数を入力するときの注意点

エクセル(Excel)の掛け算の関数を入力するときの注意点について解説します。

エクセル(Excel)の関数を入力するときは、必ず次の2つの操作を最初にしてください。

  • 結果を表示するセルをクリックする
  • 「=」を入力する

2つの操作をセットで覚えておいてください。

結果を表示するセルをクリックする

エクセル(Excel)で掛け算の関数を入力するとき、最初に引数で指定するセルを選択している生徒さんをよく見かけます。

最初に引数で指定するセルを選択すると、引数で指定するセルに関数を入力することになります。

関数の引数で指定するセルが指定できなくなり困っている生徒さんがいます。

関数を入力するときは、必ず最初に結果を表示するセルを選択してください。

「=」を入力する

エクセル(Excel)の掛け算の関数は、「=」から始まります。

掛け算の関数や「*」記号使った数式は、「=」記号のうしろに入力します。

結果を表示するセルを選択した次にする操作は、結果を表示するセルに「=」を入力することです。

掛け算は関数を使って時短する

今回は、エクセル(Excel)の掛け算を関数でする方法について解説しました。

参考にしてください。

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