CONCAT関数の読み方|文字列を結合する方法を解説します

エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)のCONCAT関数について解説します。

  • CONCAT関数の説明
  • CONCAT関数の使い方

について解説しています。

CONCAT関数の読み方と説明

エクセル(Excel)のCONCAT関数の読み方は、「コンカット」です。

エクセル(Excel)のCONCAT関数は、引数で指定したセル範囲に含まれる文字列を結合します。

エクセル(Excel)のCONCAT関数の構文は、「=CONCAT(テキスト1,テキスト2,・・・・・)」です。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5に入力されている文字列を結合したいときは、

=CONCAT(A1,A2,A3,A4,A5)

と入力します。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5のように連続したセルに入力されている文字列を結合したいときは、

=CONCAT(A1:A5)

と使うこともできます。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5に空白のセルがあるときは、空白を詰めて結合します。

セルに数値が入力されているときは、数値を文字として結合します。

CONCAT関数を入力する2つの方法

CONCAT関数を入力する2つの方法を紹介します。

  • 直接、セルに入力する方法
  • 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法

直接セルに入力する方法

直接セルに入力する方法は、次の人におススメします。

  • CONCAT関数を知っている方
  • 関数の引数に指定する項目について理解している方

CONCAT関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

CONCAT関数を直接セルに入力する手順は次のとおりです。

  • 結果を表示するセルをクリックする
  • 「=CONCAT(」を入力する
  • 文字列が入力されているセルをクリックする
  • 最後に「Enter」キーを押す

「CONCAT」の関数名を完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「=C」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧からCONCAT関数をクリックしてください。

セルに「=C」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

関数の挿入ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は、引数で指定する項目がわかりやすい方法です。

次の人におススメします。

  • 初心者の方
  • 関数が苦手な方

関数の挿入」ダイアログボックスを使ってLEN関数を入力する手順は次のとおりです。

  • 「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する
  • 「関数の分類」の「V」をクリック
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」に表示された一覧から「CONCAT」を選択する
  • 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
  • 引数の「テキスト1」をクリックする
  • 文字列が入力されているセルをクリックする
  • 最後に「OK」ボタンをクリックする

「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する方法は3つあります。

【関数ボタン (fx)をクリックする】

関数ボタン (fx)をクリックすると「関数の挿入」ダイアログボックスを表示することができます。

関数ボタン (fx)は、エクセル(Excel)のリボンの下の数式バーの左にあります。

【「数式」タブから選択する】

「数式」タブ、「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックすると「関数の挿入」ダイアログボックスを表示することができます。

【ショートカットキーを利用する】

「関数の挿入」ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、「Shift」キー+「F3」キーです。

CONCATとCONCATENATEの違いについて

CONCATENATEは、エクセルの古いバージョンで使われていた関数です。

新しいバージョンでは、CONCATを使います。

CONCATENATEでは、文字列が入力されているセル範囲を選択することができませんでした。

文字列が入力されているセルを1つずつ選択する必要がありありました。

CONCATでは、文字列が入力されているセル範囲を引数に指定することができます。

文字列が入力されているセルを選択する作業を効率化することができます。

文字列を結合するその他の方法

CONCAT関数以外の文字列を結合する方法を2つ紹介します。

  • 「&」記号を使った方法
  • TEXTJOIN関数を使った方法

「&」記号を使った方法

「&」記号を使って文字列を結合することができます。

結合した文字列を表示するセルに「=文字列&文字列&・・・・・」と入力します。

文字列には、文字列が入力されているセルを指定することができます。

TEXTJOIN関数を使った方法

エクセル(Excel)のTEXTJOIN関数は、引数で指定した文字列を引数で指定した「区切り記号」で結合します。

エクセル(Excel)のTEXTJOIN関数の構文は、

=TEXTJOIN(区切り文字,空のセルは無視,テキスト1,テキスト2,・・・・・)

です。

CONCAT関数の読み方は「コンカット」

今回は、エクセル(Excel)のCONCAT関数について解説しました。

参考にしてください。

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