エクセルの足し算で範囲を指定して計算する方法を解説します。
今回の記事では、エクセル(Excel)の足し算で範囲を指定して計算する方法について解説しています。
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エクセルの足し算で範囲を指定して計算する方法
エクセル(Excel)の足し算で範囲を指定して計算するときは、SUM関数を使います。
「SUM」は、セル範囲に含まれる数値をすべて合計する関数です。
セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、のように連続したセルに入力されている数字を足し算する手順は、次のとおりです。
- 答えを表示するセルをクリックする
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「編集」グループの「オートSUM」ボタンをクリックする
- 「Enter」キーを押す
セルA1からA4は自動的に選択されます。
自動的に選択された範囲を修正するときは、「Enter」キーを押す前に足し算したい連続したセルをドラッグしてください。
エクセル(Excel)の足し算の数式に、「+」記号を使った数式を使う方法があります。
セル「A1」と「A2」に入力されている数字を足し算するときは、答えを表示するセルに「=A1+A2」と入力します。
しかし、セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5、セルA6、セルA7、セルA8、セルA9、セルA10・・・・・・・・と足し算するセルの数が増えてくると、セルを選択する操作が回数が増えます。
作業の時間が長くなります。
間違ってセルをクリックする可能性が高くなります。
SUM関数を使えば、ドラッグでセル範囲を指定することができます。
範囲内のセルに入力されている数字を簡単に足し算することができます。
範囲内で条件にあったセルを合計する
範囲内で指定した条件に合っているセルに入力されている数字を足し算する方法を2つ紹介します。
- SUMIF関数を使う方法
- SUMIFS関数を使う方法
SUMIF関数を使う方法
範囲内の条件に合っているセルに入力されている数字を足し算するときは、「SUMIF関数」を使います。
エクセル(Excel)の「SUMIF」は、指定した検索条件に一致するセルに入力されている数字を合計する関数です。
SUMIF関数の書式は、「=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)」です。
A列に支店名、B列に売上金額が入力されている表から特定の支店の売上 金額を足し算するときに便利です。
引数の「範囲」で支店名が入力されているセルの範囲を指定します。
引数の「検索 条件」で合計したい支店名を指定します。
引数の「合計範囲」で合計したい売上金額が」入力されているセルの範囲を指定します。
SUMIFS関数を使う方法
複数の条件に合っているセルに入力されている数字を足し算するときは、SUMIFS関数を使います。
SUMIFS関数の書式は、「SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,・・・・・)」です。
条件範囲や条件はや「条件範囲2、条件2」に続いて追加することができます。
支店別、月別、年別で合計を集計したいときに活用してください。
SUMIFS関数の引数の順番は、SUMIF関数の引数と違っています。
引数の順番を間違えると正しい結果を表示することができません。
注意してください。
範囲内の文字列を結合する方法
エクセル(Excel)で指定した範囲内にある文字列を足し算するときは、「CONCAT関数」を使います。
エクセル(Excel)の「CONCAT」は、引数で指定したセル範囲に含まれる文字列を結合する関数です。
CONCAT関数の書式は、「=CONCAT(テキスト1,テキスト2,・・・・・)」
です。
セルA1からセルA5の範囲内に入力されている文字列を足し算する手順は次のとおりです。
- 結果を表示したいセルをクリックする
- 「=CONCAT(」と入力する
- セルA1からセルA5の範囲をドラッグして選択する
- 最後に「Enter」キーを押す
足し算で範囲を指定するときは関数
今回の記事では、エクセル(Excel)の足し算で範囲を指定して計算する方法について解説しました。
参考にしてください。
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