エクセルの足し算の数式を2つ紹介します｜記号や関数を使った方法

2023年3月14日 2024年2月5日

excel-kt

今回の記事では、エクセル(Excel)の足し算の数式について解説しています。

クリックできる目次

1 エクセルの足し算の数式を2つ紹介します
2 足し算の数式１｜＋記号を使う
3 足し算の数式２｜SUM関数を使う
4 SUM関数を入力する3つの方法
5 足し算の数式は記号と関数
6 こちらの記事もお読みください

エクセルの足し算の数式を2つ紹介します

エクセル(Excel)の掛け算で使う数式を2つ紹介します。

＋記号を使った方法
SUM関数を使った方法

数式とは、等号（＝）で始まる計算式です。

「＋」や「ー」、「＊」、「／」記号を使って、足し算や引き算、掛け算、割り算の計算をすることができます。

関数を使って計算することもできます。

足し算の数式１｜＋記号を使う

エクセル(Excel)の足し算の数式を記号を使って入力する方法を紹介します。

エクセル(Excel)の足し算の数式で使う記号は、「＝」記号と「＋」記号です。

「＝」記号と「＋」記号を使ってエクセル(Excel)で「2」と「3」を足し算する数式を入力する手順は、次のとおりです。

答えを表示するセルをクリックする
「Shift」キーを押しながら「＝」キーを押す
「2」を入力する
「Shift」キーを押しながら「＋」キーを押す
「3」を入力する
最後に「Enter」キーを押す

エクセル(Excel)の足し算を記号を使ってするとき、足し算したい数値が入力されているセル番地を参照することができます。

セルA1に入力されている「2」とセルB1に入力されている「3」を足し算する手順は、次のとおりです。

答えを表示するセルをクリックする
「Shift」キーを押しながら「＝」キーを押す
セルA1をクリックする
「Shift」キーを押しながら「＋」キーを押す
セルB1をクリックする
最後に「Enter」キーを押す

エクセル(Excel)の足し算の数式で足し算したい数値が入力されているセル番地を参照すると、足し算したい数値を修正したとき結果が自動で修正することができます。

数式でセル番地を修正することは、エクセル(Excel)の便利な機能です。

活用してください。

足し算の数式２｜SUM関数を使う

エクセル(Excel)の足し算の数式で関数を使って入力する方法を紹介します。

エクセル(Excel)の足し算の数式で使う関数は、「SUM」です。

エクセル(Excel)の「SUM」は、引数に指定したセルに入力されている数値を足し算する関数です。

エクセル(Excel)の「SUM」は、一覧表の縦一列や集計表の縦横の合計を計算するときに活用できる関数です。

SUM関数の書式は、＝SUM（数値1,数値2,・・・・・）です。

セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5のように縦一列に入力されている数値を足し算するときは、足し算の結果を表示したいセルに「＝SUM(A1,A2,A3,A4,A5)」と入力します。

セルA1、セルB1、セルC1、セルD1、セルE1のように横一列に入力されている数値を足し算するときは、足し算の結果を表示したいセルに「＝SUM(A1,B1,C1,D1,E1)」と入力します。

「セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5」や「セルA1、セルB1、セルC1、セルD1、セルE1」のように連続したセルに入植されている数値を足し算するときは、「＝SUM(A1:A5)」や「＝SUM(A1:E1)」と入力することができます。

「:」は、「セルA1、セルA2、セルA3、セルA4、セルA5」や「セルA1、セルB1、セルC1、セルD1、セルE1」のように連続したセルの指定するときに使う記号です。

SUM関数を入力する方法については、「」を参考にしてください。

SUM関数を入力する3つの方法

エクセル(Excel)の「SUM関数」を挿入する方法を3つ紹介します。

直接、セルに入力する方法
関数の挿入ダイアログボックスを使う方法
「オートSUM」機能を使う方法

直接セルに入力する方法

エクセル(Excel)のSUM関数を直接セルに入力する方法を紹介します。

SUM関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。

SUM関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

SUM関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。

SUM関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
「＝SUM(数値1,数値2,・・・・・・・)」を入力する
「Enter」キーを押す

引数にセルを参照したり数式を指定したりすることができます。

SUM関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「＝S」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧からSUM関数をクリックしてください。

SUM関数の説明が表示されます。

参考にしてください。

SUM関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。

引数を完璧に覚えていなくても大丈夫です。

SUM関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。

引数を指定するときの参考にしてください。

セルに「＝S」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

ダイアログボックスを使う方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってSUM関数を入力する方法を3つ紹介します。

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は引数で指定する項目がわかりやすいので、初心者の方や関数が苦手な方におススメです。

関数ボタン (fx)をクリックする
「数式」タブから選択する
ショートカットキーを利用する

関数ボタン (fx)をクリックする

関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。

関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。

関数ボタンをクリックする
「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
「関数の分類」の「V」をクリック
「すべて表示」を選択する
「関数名」に表示された一覧から「SUM」を選択する
「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
「OK」ボタンをクリックする

「数式」タブから選択する

「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。

「数式」タブをクリックする

「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
「関数の分類」の「V」をクリック
「すべて表示」を選択する
「関数名」に表示された一覧から「SUM」を選択する
「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
「OK」ボタンをクリックする

ショートカットキーを利用する

ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。

「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
「関数の分類」の「V」をクリック
「すべて表示」を選択する
「関数名」に表示された一覧から「SUM」を選択する
「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
「OK」ボタンをクリックする

オートSUMを使う方法

エクセル(Excel)の「オートSUM」機能を使ってSUM関数を挿入する方法を紹介します。

「オートSUM」とは、エクセル(Excel)でよく使う関数を簡単に挿入できる機能です。

「オートSUM」には、

合計
平均
数値の個数
最大値
最小値

を求めるときに使う関数が用意されています。

合計、平均、数値の個数、最大値、最小値を求める関数は、エクセル(Excel)の基本である集計表を作成するときによく使う関数です。

オートSUMを使って関数を挿入する手順は、次のとおりです。

結果を表示したいセルをクリックする
「ホーム」タブをクリックする
「編集」グールの「Σ」ボタンの「V」をクリックする
表示された一覧から挿入したい「合計」を選択する

オートSUM機能を使って関数を挿入すると、引数に指定するセルの範囲が自動で選択されます。

自動で選択されたセルの範囲を修正することができます。

自動で選択されたセルの範囲を修正するときは、引数で指定したいセルの範囲をドラッグしてください。

足し算の数式は記号と関数

今回は、エクセル(Excel)の足し算の数式について解説しました。