エクセルのSUMで飛び飛びに離れたセルを合計する方法

2023年2月8日 最終更新日時 : 2023年8月4日 excel-kt
エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)のSUM関数を使って飛び飛びのセルに入力されている数値の合計を求める方法について解説しています。

  • 飛び飛びでバラバラのセルを合計する方法
  • 飛び飛びの複数のセル範囲を合計する方法

について説明しています。

エクセルのSUMで飛び飛びのセルを合計する方法

エクセル(Excel)のSUM関数を使って、飛び飛びでバラバラのセルに入力されている数値の合計を求める方法を2つ紹介します。

  • 「関数の挿入」を使った方法
  • 直接セルに入力する方法

「関数の挿入」を使った方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを使った方法は、引数に指定する入力項目が分かりやすいため、初心者の方や関数が苦手の方におススメです。

「関数の挿入」ダイアログボックスを使って、飛び飛びでバラバラのセルを合計する手順は、次のとおりです。

  • 「関数の挿入」ボタンをクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリックする
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」の下に表示された関数の一覧から「SUM」を選択する
  • 「OK」をクリックする
  • 「関数の引数」ダイアログボックスの「数値1」をクリックする
  • 合計したい数値が入力されているセルをクリックする
  • 「関数の引数」ダイアログボックスの「数値2」をクリックする
  • 合計したい数値が入力されているセルをクリックする
  • すべてのセルを選択したあと「OK」をクリックする

引数の数値1にすべての飛び飛びでバラバラのセルを指定することもできます。

引数の「数値1」にすべての飛び飛びでバラバラのセルを指定する手順は、次のとおりです。

  • 「関数の引数」ダイアログボックスの「数値1」をクリックする
  • 合計したい数値が入力されているセルをクリックする
  • 「Ctr」キーを押しながら次に合計したいセルをクリックする

「Ctr」キー＋合計したいセルをクリックを繰り返せば、引数の「数値1」にすべての飛び飛びでバラバラのセルを指定することができます。

直接セルに入力する方法

直接SUM関数をセルに入力する方法は、SUM関数の使い方や引数を理解している方におススメします。

直接SUM関数をセルに入力する方法は、「関数の挿入」ダイアログボックスを使った方法より作業時間を短縮することができます。

直接セルにSUM関数を入力する手順は、次のとおりです。

  • SUM関数の結果を表示したいセルをクリックする
  • 「＝SUM(」と入力する
  • 合計したいセルをクリックする
  • 「Ctr」キーを押しながら次に合計したいセルをクリックする
  • 「Enter」キーを押す

「Ctr」キー＋合計したいセルを繰り返せば飛び飛びになったセルをSUM関数の引数に指定することができます。

「)」を入力しなくても、「Enter」キーを押せば自動的に入力されます。

SUM関数について完璧に覚えていなくても大丈夫です。

「＝S」まで入力すると、「S」から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧から「SUM」を選択してください。

「SUM」を選択したセルの近くに引数についての説明が表示されます。

表示された引数を参考にして引数を指定してください。

「＝S」まで入力すると、「S」から始まる関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

「数式オートコンプリート」は、関数名を完璧に覚えていないときに便利な機能です。

SUMで飛び飛びの複数のセル範囲を合計する方法

エクセルのSUM関数を使って、飛び飛びの複数のセル範囲を合計する方法を紹介します。

エクセルのSUM関数を使って飛び飛びの複数のセル範囲を合計する方法は、飛び飛びでバラバラになっているのセルに入力されている数値の合計を求める方法と同じです。

  • 「関数の挿入」を使った方法
  • 直接セルに入力する方法

「関数の挿入」を使った方法

「関数の挿入」ダイアログボックスを使って、飛び飛びのセルを合計する手順は、次のとおりです。

  • 「関数の挿入」ボタンをクリックする
  • 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
  • 「関数の分類」の「V」をクリックする
  • 「すべて表示」を選択する
  • 「関数名」の下に表示された関数の一覧から「SUM」を選択する
  • 「OK」をクリックする
  • 「関数の引数」ダイアログボックスの「数値1」をクリックする
  • 合計したい数値が入力されているセル範囲をドラッグする
  • 「関数の引数」ダイアログボックスの「数値2」をクリックする
  • 合計したい数値が入力されているセル範囲をドラッグする
  • すべてのセル範囲を選択したあと「OK」をクリックする

引数の数値1に飛び飛びのセル範囲を指定することもできます。

引数の「数値1」に飛び飛びのセル範囲を指定する手順は、次のとおりです。

  • 「関数の引数」ダイアログボックスの「数値1」をクリックする
  • 合計したい数値が入力されているセル範囲をドラッグする
  • 「Ctr」キーを押しながら次に合計したいセル範囲をドラッグする

「Ctr」キー＋合計したいセル範囲をドラッグを繰り返せば、引数の「数値1」に飛び飛びのセル範囲を指定することができます。

直接セルに入力する方法

直接セルにSUM関数を入力する手順は、次のとおりです。

  • SUM関数の結果を表示したいセルをクリックする
  • 「＝SUM(」と入力する
  • 合計したいセル範囲をドラッグリする
  • 「Ctr」キーを押しながら次に合計したいセル範囲をドラッグする
  • 「Enter」キーを押す

「Ctr」キー＋合計したいセル範囲をドラッグを繰り返せば、飛び飛びになったセル範囲をSUM関数の引数に指定することができます。

飛び飛びでセルを選択する2つの方法

飛び飛びでセルを選択する方法を2つ紹介します。

  • 「Ctrl」キーを使った方法
  • 「Shift」キー＋「F8」キーを使った方法

「Ctrl」キーを使った方法

飛び飛びのセルを選択するときは、「Ctrl」キーを押しながら選択するセルをクリックしてください。

飛び飛びのセル範囲を選択するときは、「Ctrl」キーを押しながらドラッグしてください。

「Shift」キー＋「F8」キーを使った方法

「Shift」キー＋「F8」キーを押すと「Ctrl」押しながらクリックする必要はありません。

「Shift」キー＋「F8」キーを押した後、選択したいセルをクリックしたりドラッグしてください。

飛び飛びのセルをCtrlで選択する

今回は、エクセル(Excel)のSUM関数を使って飛び飛びのセルに入力されている数値の合計を求める方法について解説しました。

参考にしてください。

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