エクセルで足し算が0になる原因と対処法

エクセル

今回は、エクセル(Excel)で足し算したときの答えが「0」になるときの原因と対処法について解説します。

エクセルで足し算が0になる原因と対処法

足し算が0になる原因

エクセル(Excel)で足し算したとき、答えが「0」になるときがあります。

エクセル(Excel)で足し算をする方法の1つに、SUM関数を挿入する方法があります。

エクセル(Excel)で足し算したとき答えが「0」になる原因は、SUM関数の引数で参照しているセルに文字列を入力しているからです。

SUM関数を使って足し算するとき、引数で指定するセルに文字列が入力されているときは答えが「0」になります。

セルに入力されている値の「1」には、数値と文字列があります。

文字列である「1」や「2」をSUM関数を使って足し算すると、答えは「0」になります。

また、「1円」や「1cm」のように単位をつけた数字が入力されているセルをSUM関数を使って足し算したときも、答えは「0」になります。

足し算が0になったときの対処法

エクセル(Excel)で足し算したときの答えが「0」になったときは、参照しているセルに入力されている値を数値に修正してください。

参照しているセルに入力されている文字列を数値に修正する方法は、次のとおりです。

  • 文字列で入力しているセルをクリックする
  • 選択したセルの横に「!」記号が表示される
  • 「!」記号をクリックする
  • 「数値に変換する」をクリックする

参照しているセルに入力されている文字列が数値に変換され、足し算の答えは正しい結果に自動で修正されます。

参照しているセルに「1」などの文字列が入力されているときは、セルの左上に緑色の三角が表示されます。

SUM関数を使って足し算した答えが「0」になったときは、確認してください。

参照しているセルに入力されている数値に単位をつけているときは、単位を削除してください。

足し算で「+」記号を使ったとき

エクセル(Excel)で足し算する方法には、「+」記号を使って計算する方法があります。

「+」記号を使った数式で文字列が入力されているセルを参照したとき、答えは「0」にはなりません。

参照しているセルに「1」などの文字列が入力されているときは、正しい答えが表示されます。

しかし、参照しているセルに単位がついている数値が入力されているときは、数式が入力されているセルには「#VALUE!」が表示されます。

「#VALUE!」とは、

  • 入力した数式に問題がある
  • 参照先のセルに問題がある

ときにセルの表示されるメッセージです。

足し算で文字列を結合する方法

エクセル(Excel)で文字列を足し算することができます。

セルA1に「性」、セルA2に「名」が入力されているデータの一覧表のA3に「姓名」を表示したいときはないでしょうか。

セルA1に入力されている「性」とセルA2に入力されている「名」を一つのセルに表示したいときは、「&」記号を使ってください。

セルA3に「=A1&A2」と入力すれば、セルA3に「姓名」が表示されます。

足し算で0になる原因は文字列

今回は、エクセル(Excel)で足し算したときの答えが「0」になるときの原因と対処法について解説しました。

参考にしてください。

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