エクセルの足し算で1円合わない原因と解決方法の解説|ROUND関数で整数にする

今回の記事では、エクセル(Excel)の足し算の結果が1円合わない原因と解決方法について解説しています。
合計が合わない原因は、見た目と中身の数値のズレにあります。
四捨五入の基本的なルールや関数の使い方を基礎から確認したい方は、こちらの「【エクセル】四捨五入の関数まとめ|ROUND関数の使い方と「1円のズレ」を防ぐ実務テクニック」もあわせて参考にしてください。
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エクセルの足し算で1円合わない原因と解決方法
足し算で1円合わない原因
エクセル(Excel)の足し算の結果が合わない原因は、セルに表示されている数字の小数点以下を表示していないからです。
掛け算や割り算した結果を足し算したとき、結果が合わないことがよく起こります。
掛け算や割り算をした結果には小数点以下が含まれていることがあります。
この小数点以下を表示していないとき、足し算の結果が1円合わないという現象が起こります。
セルA1に「10」と表示されているが、実際の数値は「10.1」や「10.2」ということがあります。
また、「9.9」や「9.8」ということもあります。
このように、エクセル(Excel)ではすべての値を表示していないときは四捨五入されて表示されます。
例えば、
- セルA1に表示されている数値が「10」(実際は10.4)
- セルB1に表示されている数値が「10」(実際は10.4)
のとき、足し算の結果は「21」(実際は10.8)と表示されます。
特に実務で多いのが、『千円単位』で表示している際に発生する誤差です。
千円単位での正しい処理方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
➡ 【エクセル】千円単位で四捨五入する2つの方法|関数と表示形式の使い分けを解説
足し算で1円合わないときの解決方法
足し算の結果が1円合わないときは、足し算する数字を整数にしてください。
誤差をなくすには、表示形式ではなく関数を使って数値を丸める必要があります。
四捨五入や切り上げなど、端数処理の基本をマスターしたい方はこちらを参考にしてください。
➡ 【エクセル】四捨五入の関数まとめ|ROUND関数の使い方と「1円のズレ」を防ぐ実務テクニック
足し算の結果を整数にする4つの方法
足し算の結果を整数にする方法を4つ紹介します。
- ROUND関数を使った方法
- ROUNDUP関数関数を使った方法
- ROUNDDOWN関数を使った方法
- INT関数を使った方法
ROUND関数を使った方法
「ROUND」は、引数に指定した数値を引数で指定した桁数の数値に四捨五入する関数です。
ROUND関数の書式は、「=ROUND(数値,桁数)」です。
引数の「数値」には、四捨五入したい数値が入力されているセルを指定します。
数式を指定することもできます。
引数の「桁数」には、四捨五入した結果の桁数を指定します。
四捨五入して整数にするときは、引数の「桁数」に「0」を指定します。
ROUNDUP関数関数を使った方法
「ROUNDUP」は、引数に指定した数値を引数で指定した桁数の数値に切り上げする関数です。
ROUNDUP関数の書式は、「=ROUNDUP(数値,桁数)」です。
ROUNDDOWN関数を使った方法
「ROUNDDOWN」は、引数に指定した数値を引数で指定した桁数の数値に切り下げする関数です。
ROUNDDOWN関数の書式は、「=ROUNDDOWN(数値,桁数)」です。
INT関数を使った方法
「INT」は、引数に指定した数値を切り捨てて整数にする関数です。
INT関数の書式は、「=INT(数値)」です。
1円合わないときは整数にする
今回の記事では、エクセル(Excel)の足し算の結果が1円合わない原因と解決方法について解説しました。
参考にしてください。
1円のズレを防ぐための、その他の端数処理テクニックもあわせてチェックしてみてください。
誤差を確実に防ぐためには、四捨五入のルールを正しく理解しておくことが大切です。
基本の使い方は「【エクセル】四捨五入の関数まとめ|ROUND関数の使い方と「1円のズレ」を防ぐ実務テクニック」で、特に間違いやすい千円単位の処理は「【エクセル】千円単位で四捨五入する2つの方法|関数と表示形式の使い分けを解説」で詳しく解説しています。
