【エクセル】四捨五入を設定する方法|表示形式とROUND関数の使い分け

今回記事では、エクセル(Excel)の設定で四捨五入した数値を表示する方法について解説しています。
- 「セルの書式設定」の機能を使って表示する方法
- 関数を使った方法
を紹介しています。
四捨五入の『設定』だけでなく、ROUND関数の詳しい使い方や桁数の指定方法を体系的に学びたい方は、こちらの[【エクセル】四捨五入の関数まとめ|ROUND関数の使い方と「1円のズレ」を防ぐ実務テクニック]を先にご覧ください。
クリックできる目次
エクセルの四捨五入を表示形式(設定)でする方法
エクセル(Excel)の設定で四捨五入の数値を簡単に表示する方法を紹介します。
エクセル(Excel)の設定で四捨五入するときは、「セルの書式設定」機能を使います。
エクセル(Excel)の「セルの書式設定」機能とは、セルに入力している数値の表示方法(見え方)を変更する機能です。
「セルの書式設定」の機能を使えば、セルに入力している「1000」数値を
- 1,000
- 1000.00
- 1,000円
- 1,000㎝
などと表示方法(見せ方)を変更することができます。
表示方法(見せ方)を変更しているだけなので、関数の引数や記号を使った数式で参照することができます。
エクセル(Excel)の設定で四捨五入した数値で表示するする手順は、次のとおりです。
- 「ホーム」タブをクリックする
- 「数値」グループの「小数点以下の桁数を減らす」をクリックする
「数値」グループの「小数点以下の桁数を減らす」は、セルに入力されている数値の小数点以下の桁数を減らして表示します。
セルに入力されている「1.3337」の桁数を1桁減らすと、四捨五入した「1.334」と表示されます。
さらに1桁減らすと、「1.33」と表示されます。
【重要】設定で四捨五入した数値を「計算」に反映させる方法
「セルの書式設定」の機能を使って四捨五入で表示している数値を関数の引数で指定したり記号を使った数式で参照したとき、計算の結果が合わないときがあります。
「セルの書式設定」の機能を使って四捨五入で表示している数値と実際に入力している数値が違うからです。
関数の引数や記号を使った数式で四捨五入した数値を使うときは、セルに入力されている数値をROUND関数で四捨五入してください。
セルに四捨五入で表示している数値と実際の数値を同じにすることができます。
エクセル(Excel)の「ROUND」は、引数に指定した数値を四捨五入する関数です。
ROUND関数の書式は、「=ROUND(数値,桁数)」です。
引数の「数値」には、四捨五入したい数値や数値が入力されているセル、結果を四捨五入したい数式を指定することができます。
引数の「桁数」には、四捨五入したい桁数を指定します。
小数点第1位を四捨五入して整数にしたいとき、引数の「桁数」に「0」を指定します。
小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで表示したいとき、引数の「桁数」に「1」を指定します。
エクセルのオプション設定で『表示桁数で計算する』を有効にする方法は手軽ですが、ブック全体の計算に影響するため注意が必要です。
関数を使った安全な処理についてはこちら。
➡ [エクセルで四捨五入しないで表示する方法|原因と直し方をまとめて解説]
正確に四捨五入するなら「ROUND関数」がおすすめ
エクセル(Excel)の「ROUND関数」を挿入する方法を2つ紹介します。
- 直接、セルに入力する方法
- 関数の挿入ダイアログボックスを使う方法
直接セルに入力する方法
エクセル(Excel)のROUND関数を直接セルに入力する方法を紹介します。
ROUND関数を知っている方や関数の引数に指定する項目について理解している方には、直接セルに入力する方法をおススメします。
ROUND関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。
ROUND関数を直接セルに入力する手順は、次のとおりです。
- ROUND●関数を使って計算した結果を表示するセルをクリックする
- 「=ROUND(数値,桁数)」を入力する
- 最後に「Enter」キーを押す
引数にセルを参照したり数式を指定したりすることができます。
ROUND関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。
セルに「=R」と入力してください。
入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。
表示された一覧からROUND関数をクリックしてください。
ROUND関数の説明が表示されます。
参考にしてください。
ROUND関数を入力するときは、ダブルクリックしてください。
ROUND関数の引数について完璧に覚えていなくても大丈夫です。
ROUND関数を挿入すれば、挿入した関数の近くに引数の説明が表示されます。
引数を指定するときの参考にしてください。
セルに「=R」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。
ダイアログボックスを使う方法
「関数の挿入」ダイアログボックスを使ってROUND関数を入力する方法を3つ紹介します。
「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は引数で指定する項目がわかりやすいので、初心者の方や関数が苦手な方におススメです。
- 関数ボタン (fx)をクリックする
- 「数式」タブから選択する
- ショートカットキーを利用する
関数ボタン (fx)をクリックする
関数ボタン (「fx」)をクリックする手順は、次のとおりです。
関数ボタンは、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左にあります。
- 関数ボタンをクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「ROUND」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 最後に「OK」ボタンをクリックする
「数式」タブから選択する
「数式」タブから選択する手順は、次のとおりです。
- 「数式」タブをクリックする
- 「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「ROUND」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 最後に「OK」ボタンをクリックする
ショートカットキーを利用する
ショートカットキーを利用する手順は、次のとおりです。
- 「Shift」キーを押しながら「F3」キーを押す
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示される
- 「関数の分類」の「V」をクリック
- 「すべて表示」を選択する
- 「関数名」に表示された一覧から「ROUND」を選択する
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
- 引数に数値や数値が入力されているセル、数式を指定する
- 最後に「OK」ボタンをクリックする
四捨五入の設定で「1円合わない」トラブルを防ぐには?
設定(表示形式)だけで四捨五入を済ませると、合計を出したときに計算が合わなくなることがよくあります。
実務で最も多いこの問題の解決策はこちらです。
➡ [エクセルの足し算で1円合わない原因と解決方法の解説|ROUND関数で整数にする]
まとめ:目的に合わせて四捨五入の設定を使い分けよう
今回は、エクセル(Excel)の設定で四捨五入した数値を表示する方法について解説しました。
参考にしてください。
あわせて読みたい:数値の処理と計算トラブル解決
- 【エクセル】四捨五入の関数まとめ|ROUND関数の使い方と「1円のズレ」を防ぐ実務テクニック
- 【エクセル】千円単位で四捨五入する2つの方法|関数と表示形式の使い分けを解説
- 【エクセル】四捨五入で整数にする方法|ROUND関数の使い方と端数処理のコツ
- エクセルの足し算で1円合わない原因と解決方法の解説|ROUND関数で整数にする
- 【エクセル】掛け算で四捨五入する2つの方法|数式にROUND関数を組み込むコツ
- エクセルの引き算でマイナスを表示する7つの方法|▲や赤色
- 【エクセル】割り算で四捨五入する2つの方法|数式にROUND関数を組み込むコツ
- エクセルで引き算ができない原因と解決方法
- エクセルの掛け算で切り捨てて消費税額の端数を処理する方法
- エクセルの掛け算を関数でする方法|PRODUCTの使い方を解説
- エクセルで四捨五入しないで表示する方法|原因と直し方をまとめて解説
