エクセルでいらないページを消す|改ページプレビューで白紙ページをやさしく削除する方法
エクセルを印刷しようとすると「白紙のページが出てきた…」と困ることがありますよね。
どこを直せばいいのか分からず、不安になる方も多いです。
でも大丈夫です。
今回は、改ページプレビューを使って、いらないページをやさしく削除する方法をお伝えします。
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エクセルでいらないページを消す方法を初心者向けにわかりやすくお伝えします
エクセルでは、入力していない部分でも「余白」や「区切り」の位置によって白紙ページが追加されることがあります。
いらないページを消すには、ページの区切りを確認することが大切です。
まずは簡単にポイントをまとめます。
・白紙ページは「改ページ」が原因になっている可能性が高いです。
・画面を「改ページプレビュー」に切り替えると、問題の場所が見つけやすくなります。
・点線をドラッグして調整するだけで、不要なページを削除できます。
ここから手順をくわしく説明します。
改ページプレビューを使って、不要なページ(空白ページ)を削除する手順
改ページプレビューは、Excelの印刷範囲やページ番号を確認できる便利な機能です。
画面のどこが印刷されるのか、ひと目で分かります。
では、やさしく手順を解説します。
1.エクセルを開きます。
2.上のメニューの「表示」タブをクリックします。
3.「改ページプレビュー」を選択します。
4.画面が全体表示になり、青い線と点線が見えます。
5.余分なページがある場合は、点線が大きく広がっていることがあります。
6.印刷したくない部分の点線をドラッグして、必要な範囲まで縮小します。
7.白紙ページが消えたか確認します。
8.再度「表示」タブ →「標準」に戻して作業を続けます。
※ポイント
・Deleteキーではページ削除はできません。
・原因は「セルにデータが残っている」「オブジェクトが外側にある」場合もあります。
・心配なときは、範囲を選択して不要な文字やスペースを削除することも効果的です。
・PDFで出力する前にも改ページプレビューを確認すると安心です。
この方法は、Microsoft OfficeのExcel(ワークシート・シート・資料づくり)ならほとんど同じ操作です。
Wordとは違い、ページという考え方が少し特殊なので、最初は戸惑ってしまう方が多いです。
まとめ|余分なページは“仕組みを知れば”いつでも消せます
エクセルの白紙ページは、操作ミスではなく、ページの区切りや余白が原因になっていることが多いです。
改ページプレビューを使えば、どの部分が印刷されるのか一目でわかります。
仕組みさえ知っていれば、複数のシートでも同じ手順で簡単に調整できます。
印刷のトラブルは不安になりますが、今回の方法を知っておくと、今後の資料作成がぐっとラクになりますよ。
困ったときは、いつでもお教室に来るつもりで質問してくださいね。
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きっと作業がもっとスムーズになりますよ。
