エクセルで縦書き｜右から左の2行にする｜セル内改行を使った方法

2024年6月4日 最終更新日時 : 2024年6月21日 excel-kt
エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)で縦書きのセルの文字列を右から左の2列にする方法について解説しています。

エクセルで縦書き｜右から左の2行にする方法

縦書きのセルの文字列を右から左方向へ２列に並ぶようにする機能は、エクセルにはありません。

縦書きのセルの文字列を右から左方向への2列にするときは、セル内改行を使います。

セル内改行とは、セル内で2列（行）や3列（行）に改行することです。

セル内改行するとき、「Alt」キーと「Enter」キーを使います。

縦書きのセルの文字列を左から右方向への2列にする手順は、次のとおりです。

  1. セルを編集モードにする
  2. 2列目に移動させたい文字列の上にカーソル（縦棒）を移動させる
  3. 「Alt」キーを押しながら「Enter」キーを押す
  4. 縦書きのセルの文字列が右から左方向への2列になる

セルを編集モードにする３つの方法

「編集モード」とは、入力済の文字列や数値、数式を修正するモードです。

セルを編集モードにする方法を3つ紹介します。

初心者の人にオススメ順に紹介しています。

  1. 数式バーを使う方法
  2. 「F2」キーを使う方法
  3. 編集するセルでダブルクリックをする方法

数式バーを使う方法

数式バーを使ってセルを編集モードにする手順は、次のとおりです。

  1. 数式バー内でクリックする
  2. 数式バー内にカーソル（縦棒）が表示され編集モードになる
  3. 左右の矢印キーでカーソルを改行したい文字の左に移動させる

数式バーとは、エクセルの画面の上部の「fx」の左のボックスのことです。

初心者の人で、ダブルクリックが苦手な人がいます。

数式ボックスを使うとダブルクリックをする必要がないので、初心者の人にオススメします。

編集するセルをダブルクリックする方法

ダブルクリックでセルを編集モードにする手順は、次のとおりです。

編集したい文字列が入力されているセルの上でダブルクリックをする

  • セルにカーソル（横棒）が表示する
  • セル内にカーソルが表示され編集モードになる
  • 上下の矢印キーでカーソルを改行したい文字列の上に移動させる

ダブルクリックとは、マウスの左のボタン（人差し指をのせているボタン）を素早く２回押すことです。

苦手な人が多いので、「私だけできない」と思わないでください。

できなくても大丈夫です。

数式バーを使う方法や「F2」キーを使う方法があります。

「F2」キーを使う方法

「F2」キーを使ってセルを編集モードにする手順は、次のとおりです。

  1. 編集したいセルをクリックする
  2. 「F2」キーを押す
  3. セルにカーソル（横棒）が表示され編集モードになる
  4. 上下の矢印キーでカーソルを改行したい文字列の上に移動させる

「F2」キーを使って編集モードにする方法は、キーボードを使って入力しているときマウスに持つ必要がありません。
だから、作業の時間が短縮されます。

縦書きを左から右にするときはセル内改行

今回は、エクセル(Excel)で縦書きのセルの文字列を右から左の2列にする方法について解説しました。

参考にしてください。

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