エクセルの足し算の関数を4つ紹介|範囲内や条件に合った数値を合計

エクセル

今回の記事では、エクセル(Excel)で足し算ができる関数を紹介します。

エクセルの足し算の関数を4つ紹介します

エクセル(Excel)で足し算ができる関数を4つ紹介します。

  • SUM関数
  • SUMIF関数
  • SUMIFS関数
  • SUMPRODUCT関数

足し算できる関数1|SUM

エクセル(Excel)で足し算ができる一つ目の関数は、「SUM」です。

SUM関数の読み方は、「サム」です。

エクセル(Excel)のSUM関数は、引数で指定した範囲内の数値を合計します。

エクセル(Excel)のSUM関数の構文は、「=SUM(値1,値2,・・・・・・)」です。

引数の値に、セルの範囲を指定することができます。

エクセル(Excel)で集計表を作成するとき、縦一列や横一列を合計するときに活用することができます。

SUM関数は、エクセル(Excel)の基本の関数です。

初心者の人が最初に覚えてほしい関数です。

足し算できる関数2|SUMIF

エクセル(Excel)で足し算ができる二つ目の関数は、「SUMIF」です。

「SUMIF」は、引数で指定した検索条件に一致するセルの値を合計する関数です。

SUMIF関数は、「サムイフ」と読みます。

支店名、売上月、売上金額が入力されている一覧表から支店別や月別の合計売上金額を計算するときに活用できる関数です。

SUMIF関数の書式は、「=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)」です。

A列に支店名、B列に月、C列に売上金額が入力されている一覧表のA支店の売上金額の合計を求めたいときは、

=SUMIF(A1:A100,"A支店”,C1:C100)

と入力します。

1月の売上金額の合計を求めたいときは、

=SUMIF(B1:B100,"1月”,C1:C100)

と入力します。

足し算できる関数3|SUMIFS

エクセル(Excel)で足し算ができる三つ目の関数は、「SUMIFS」です。

「SUMIFS」は、複数の条件に一致するセルに入力されている数値を合計する関数です。

SUMIFS関数は、「サムイフス」と読みます。

支店名、売上月、売上金額が入力されている一覧表から支店別、月別の合計売上金額を計算するときに活用できる関数です。

SUMIFS関数の書式は、、「SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲,条件,・・・・・・・)」です。

引数の「合計対象範囲」には、合計したい数値が入力されているセルの範囲を指定します。

引数の「条件範囲」には、合計したい数値の条件が入力されているセルの範囲を指定します。

引数の「条件」には、合計したい数値の条件を指定します。

条件が入力さえれているセルを指定することもできます。

引数の「条件」に続けて二つ目の「条件範囲」と「条件」を指定します。

A列に支店名、B列に月、C列に売上金額が入力されている一覧表のA支店の1月の売上金額の合計を求めたいときは、

=SUMIFS(C1:C100,A1:A100,"A支店”,B1:B100,"1月”)

と入力します。

SUMIFS関数の引数の順番は、SUMIF関数の引数の順番と違っています。

引数の順番を間違えると結果は「0」になります。

注意してください。

足し算できる関数3|SUMPRODUCT

エクセル(Excel)で足し算ができる四つ目の関数は、「SUMPRODUCT」です。

SUMPRODUCTは、引数に指定した範囲の数値を掛け算した結果を合計する関数です。

SUMPRODUCT関数の書式は、「=SUMPRODUCT(配列1,配列2,・・・・・)」です。

A列のA1からA5に商品の単価、B列のB1からB5個数が入力されている一覧表の各行の掛け算の結果を合計したいときは、結果を表示するセルに「=SUMPRODUCT(A1:A5,B1:B5)」と入力します。

A1×B1とA2×B2、A3×B3、A4×B4、A5×B5の合計を計算することができます。

足し算の基本の数式

エクセル(Excel)で足し算をするときの基本の数式は、「=」記号と「+」記号を使った数式です。

数字の「1」と「2」を足し算するときは、結果を表示したいセルに「=1+2」と入力します。

「=」記号と「+」記号を使って足し算する手順は、次のとおりです。

  • 結果を表示するセルをクリックする
  • 「shift」キーを押しながら「=」キーを押す
    「=」が入力される
  • 「=」の後に「1+2」を入力する
  • 最後に「Enter」キーを押す

セルA1とセルA2に入力されている数値を足し算するときは、結果を表示するセルに「=A1+A2」と入力します。

数値が入力されているセルを参照して足し算する数式を入力する手順は、次のとおりです。

  • 結果を表示するセルをクリックする
  • 「shift」キーを押しながら「=」キーを押す
    「=」が入力される
  • セルA1をクリック(マウスの左ボタンを押す)する
  • 「+」を入力する
  • セルA2をクリックする
  • 最後に「Enter」キーを押して完了

足し算するときは、数値が入力されているセルを参照してください。

数値が入力されているセルを参照すれば、入力されている数値を修正したときに自動で結果が修正されます。

数式を修正する必要がないので便利です。

足し算は関数を使って時短できる

今回は、エクセルの足し算を関数で簡単に計算する方法について解説しました。

参考にしてください。

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