エクセルで複数の連番を入力する方法|行・列・同時入力も解説
エクセルで作業をしていると、
「複数の行に同じ連番を入れたい」
「複数の列に連番をまとめて入力したい」
と感じることはありませんか?
1つずつ入力するのは手間がかかりますし、
入力ミスの原因にもなります。
この記事では、エクセルで複数のセル・行・列に連番を入力する方法を、
初心者の方でも迷わないように、やさしく解説します。
※ 連番の基本的な入力方法を先に知りたい方は、
エクセルで連番を自動入力する方法をまとめたこちらの記事をご覧ください。
▶ エクセルで連番を自動で入力する5つの方法|オートフィル・コピー・一気入力も解説
クリックできる目次
複数のセルに同じ連番を入力する方法
まずは、
同じ連番を複数のセルにまとめて入力する方法から見ていきましょう。
操作手順
- 最初のセルに「1」と入力
- 連番を入れたいセル範囲をすべて選択
- 選択範囲の右下をドラッグ
- オートフィルオプションで「連続データ」を選択
これで、選択した複数のセルに
「1、2、3…」と連番が入力されます。
複数の行に連番を入力する方法
次に、
縦方向(複数の行)に連番を入力する方法です。
よくある例
- 名簿番号
- 管理番号
- No.1、No.2、No.3…
操作手順
- 先頭のセルに「1」
- 下のセルに「2」
- 2つのセルをまとめて選択
- 下方向にドラッグ
Excelが規則性を判断し、
自動で連番を作成してくれます。
複数の列に連番を入力する方法
横方向(複数の列)に連番を入力したい場合も、
基本操作は同じです。
操作手順
- 左端のセルに「1」
- 右隣のセルに「2」
- 2セルを選択
- 右方向にドラッグ
行だけでなく、
列方向にも連番を入力できるのがポイントです。
行と列の両方に連番を入力する方法
「表全体にまとめて連番を入れたい」
という場合は、
行・列の両方を一度に選択する方法が便利です。
操作手順
- 左上のセルに「1」
- 右隣に「2」、下のセルに「3」など規則性を作る
- 複数セルを選択
- 表全体に向けてドラッグ
Excelが入力パターンを判断し、
複数の連番を自動で展開します。
複数の場所に同じ連番を一気に入力する方法
離れた場所に同じ連番を入力したい場合は、
コピー操作が向いています。
操作手順
- 連番を入力したセルを選択
- Ctrl+C(コピー)
- 貼り付けたい複数セルを選択
- Ctrl+V(貼り付け)
この方法なら、
同じ番号を複数の場所に一気に入力できます。
複数の連番がうまくいかないときの注意点
表示形式が「文字列」になっていないか
セルの表示形式が文字列だと、
連番が正しく動作しないことがあります。
右クリック → セルの書式設定 → 標準
に変更してから操作してみてください。
オートフィルがコピーになっていないか
ドラッグ後は、
必ずオートフィルオプションを確認しましょう。
「セルのコピー」ではなく
「連続データ」になっていることが重要です。
まとめ
エクセルでは、
複数の行・列・セルに対しても、
連番を簡単に入力できます。
- 複数セルにまとめて連番を入力できる
- 行方向・列方向どちらも対応可能
- コピーを使えば同じ番号を複数箇所に入力できる
作業内容に合わせて方法を使い分けることで、
入力作業を大幅に時短できます。
連番入力に慣れてきたら、
ショートカットキーやオートフィルも
ぜひ活用してみてください。
複数の連番を入力するときに便利な方法
複数の行や列に連番を入力する場合、
オートフィルを使うと操作がより簡単になります。
ドラッグ操作や設定の違いが不安な方は、
こちらの記事で基本から確認してみてください。
