エクセルで連番を入力する方法|初心者でも簡単にできる手順

エクセルで表や名簿を作っていると、
「1、2、3…と連番を振りたい」
「毎回手で番号を入れるのが面倒」
と感じることはありませんか?

この記事では、エクセルで連番をうまく入力できずに困っている方に向けて、初心者でもすぐに使える連番の入力方法をやさしく解説します。
基本的な操作から、少し便利な方法まで順番に紹介しますので、ご自身のレベルに合ったやり方を見つけてみてください。

詳しい仕組みや応用的な使い方については、「エクセル初心者でも簡単!連番を自動で入力する方法と注意点」でもまとめて解説しています。

エクセルで連番を作る基本の方法

まずは、エクセル初心者の方でも一番使いやすい、基本的な連番の入力方法から見ていきましょう。

ドラッグ操作で連番を作る方法

もっともシンプルなのが、ドラッグを使った方法です。

最初に、セルに「1」と入力します。
次のセルには「2」と入力してください。

この2つのセルをまとめて選択し、右下に表示される小さな四角(フィルハンドル)を下方向にドラッグします。
すると、3、4、5…と自動的に連番が入力されます。

少ないデータ量であれば、この方法が一番手軽です。

オートフィル機能を使って連番を作る方法

もう一つ簡単なのが、オートフィル機能を使う方法です。

セルに「1」と入力し、フィルハンドルを下にドラッグします。
そのままだと「1」がコピーされる場合がありますが、ドラッグ後に表示されるアイコンをクリックし、「連続データ」を選択してください。

これで、エクセルが自動的に連番として認識し、番号を振ってくれます。

数式を使って連番を入力する方法

データの途中に行を追加する可能性がある場合は、数式を使った方法がおすすめです。

ROW関数で連番を作る方法

ROW関数を使うと、行番号を利用して連番を作ることができます。

たとえば、セルに
=ROW(A1)
と入力し、そのまま下にコピーします。

すると、1、2、3…と連番が自動で入力されます。
途中に行を挿入しても番号が自動で調整されるのがメリットです。

SEQUENCE関数で一気に連番を作る方法

Excel 365 や Excel 2021 以降を使っている場合は、SEQUENCE関数がとても便利です。

例として、
=SEQUENCE(10,1,1,1)
と入力すると、1から10までの連番が一度に表示されます。

ドラッグ操作が不要なので、大量の連番を作るときに役立ちます。

応用|連番の増え方を変える方法

連番は、1ずつ増やすだけでなく、間隔を指定することもできます。

2ずつ増える連番を作る方法

SEQUENCE関数の最後の数字を変更すると、増え方を調整できます。

たとえば、
=SEQUENCE(10,1,1,2)
とすると、1、3、5、7…という連番になります。

開始番号や増分を自由に設定できるため、管理表や一覧表で便利です。

エクセルで連番を入力する方法まとめ|自分に合ったやり方を選ぼう

エクセルで連番を入力する方法はいくつかありますが、用途によって使い分けるのがおすすめです。

  • 少量のデータならドラッグ操作
  • 行の追加がある場合はROW関数
  • 一気に作りたい場合はSEQUENCE関数

基本を押さえておくだけでも、作業時間を大きく短縮できます。

より詳しい自動入力の仕組みや応用例については、「エクセル初心者でも簡単!連番を自動で入力する方法と注意点」の記事もあわせて確認してみてください。

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