エクセルで曜日を入力する方法を初心者向けに解説|自動表示や関数も対応
エクセルで予定表や勤務表を作っていると、「曜日を表示したい」と思うことはありませんか?
でも、「どう入力すればいいの?」「自動で出せるの?」と戸惑う方も多いと思います。
実は、エクセルには日付をもとに曜日を表示する便利な機能が2つあります。
関数を使う方法と、書式設定を使う方法です。
どちらも、一度覚えれば作業がぐんと楽になります。
このページでは、エクセル初心者さんにもわかりやすく、
曜日を自動で入力する方法をやさしく解説していきます。
あなたの業務にぴったりの方法がきっと見つかりますよ。
クリックできる目次
曜日をエクセルに入力する方法【まずはここから】
曜日をエクセルに表示するには、日付をもとに自動表示する方法がおすすめです。
まずは、代表的な2つの方法をご紹介します。
- TEXT関数を使う方法
セルに入力された日付から、「月曜日」や「Sun」などの曜日を関数で表示できます。
表示形式を自由に指定できるので、見た目の調整がしやすいのが特長です。 - 書式設定を使う方法
セルに日付が入力されていれば、表示形式を「aaa」や「dddd」などに変更するだけで、
曜日が表示されるようになります。関数が苦手な方におすすめです。
どちらも、日付を入力すれば自動的に対応する曜日が表示されるのが大きな魅力です。
次の見出しで、それぞれの操作手順を詳しくご説明していきます。
TEXT関数を使って日付から曜日を表示する方法
TEXT関数は、日付のセルを元にして曜日を自動的に表示する関数です。
構文はとてもシンプルで、次のように使います。
=TEXT(セル,"表示形式")
たとえば、A1セルに「2025/06/01」と日付が入力されている場合、
=TEXT(A1,"aaaa") と入力すれば「日曜日」と表示されます。
表示形式にはいくつか種類があります:
- "aaaa" → 「月曜日」などの日本語表記
- "aaa" → 「月」などの略式日本語表記
- "dddd" → 「Monday」などの英語表記
- "ddd" → 「Mon」などの略式英語表記
このように、表示形式を自由に変更できるのがTEXT関数の強みです。
ただし、表示された曜日は文字列として扱われるため、数値や計算には使えません。
見た目を整えたいときやカレンダー作成にはぴったりの方法です。
一度覚えれば、いろいろな場面で活用できますよ。
書式設定で曜日を表示する方法
関数に慣れていない方には、書式設定で曜日を表示する方法がおすすめです。
こちらも、日付が入力されているセルに対して操作するだけなので、簡単に使えます。
まず、曜日を表示したいセルを選択します。
次に、「ホーム」タブ内の「数値」グループから、小さな斜め矢印のダイアログボックス起動ツールをクリックします。
「セルの書式設定」画面が開いたら、「表示形式」タブをクリックしてください。
その中の「ユーザー定義」を選び、種類の欄に以下のように入力します。
- "aaaa" → 「月曜日」などの日本語表記
- "aaa" → 「月」などの略式日本語
- "dddd" → 「Monday」などの英語表記
- "ddd" → 「Mon」などの略式英語
このように入力すると、セル内の表示だけが曜日に変わり、元のデータは日付のままになります。
そのため、他の関数や数式で参照する際にも支障がありません。
業務でのデータ管理やスケジュール作成にとても便利な方法です。
講師が教える初心者向けエクセル曜日入力のまとめ
今回は、エクセルで曜日を自動表示する方法を2つご紹介しました。
どちらも、日付を入力するだけで対応する曜日を自動で表示してくれる便利な機能です。
- 見た目や表記の自由度を重視するなら「TEXT関数」
- 関数を使わずシンプルに設定したいなら「書式設定」
それぞれの方法に特徴があるので、用途に応じて使い分けるのがポイントです。
どちらもエクセル初心者の方でも十分に扱える内容です。
曜日の表示がうまくいかない場合は、セルの内容や書式、表示形式を確認してみてください。
正しく設定すれば、すぐに表示されるはずです。