エクセルの足し算をSUM関数で計算する｜2つの挿入方法を紹介します

今回の記事では、エクセル(Excel)で足し算をするときに使うSUM関数について解説しています。

エクセルの足し算のSUM関数を解説します

エクセルで足し算ができる関数は、「SUM」です。

「SUM」は、引数に指定したセル範囲に含まれる数値をすべて合計する関数です。

初心者が最初に覚えてほしい基本の関数です。

SUM関数の書式は、「＝SUM(値1,値2,・・・・・・)」です。

引数と引数は「,（カンマ）」記号で区切ります。

セルA1に入力されている数字とセルA2に入力されている数字を足し算するときは、結果を表示したいセルに「＝SUM(A1,A2)」と入力します。

セルA1からセルA5のようなセル範囲に入力されている数字を足し算するときは、結果を表示したいセルに「＝SUM(A1:A5)」と入力します。

足す記号を使った数式では、すべてのセルを選択しなければなりません。

しかし、SUM関数を使って足し算すると、選択するセルは最初のセルと最後のセルだけです。

操作の時間短縮をすることができます。

SUM関数を挿入する2つの方法を紹介します

SUM関数を挿入する2つの方法を紹介します。

• 直接セルに入力する
• 関数の挿入ダイアログボックスで入力する

方法1｜直接セルに入力する

直接セルにSUM関数を入力する方法は、次の人におススメです。

• SUM関数を知っている方
• 関数の引数に指定する項目について理解している方

SUM関数を直接セルに入力することで、作業の時間を短縮することができます。

直接セルにSUM関数を入力する手順は次のとおりです。

• 結果を表示するセルをクリックする
• 「＝SUM(」と入力する
• セルの範囲をドラッグで選択する
• 最後に「Enter」キーを押す

SUM関数のスペルを完璧に覚えていなくても大丈夫です。

セルに「＝S」と入力してください。

入力した文字から始まる関数の一覧が表示されます。

表示された一覧から「SUM」をダブルクリックしてください。

セルに「＝S」と入力すると関数の一覧が表示される機能を「数式オートコンプリート」と言います。

方法2｜関数の挿入ダイアログボックスで入力する

「関数の挿入」ダイアログボックスを利用する方法は、引数で指定する項目がわかりやすい方法です。

次の人におススメです。

• 初心者の方
• 関数が苦手な方

「関数の挿入」ダイアログボックスを使って足し算するする手順は次のとおりです。

• 「関数の挿入」ダイアログボックスを表示する
• 「関数の分類」の「V」をクリック
• 「すべて表示」を選択する
• 「関数名」に表示された一覧から「SUM」を選択する
• 「関数の引数」ダイアログボックスが表示される
• 引数の「数値1」をクリックする
• セルの範囲をドラッグして選択する
• 最後に「OK」ボタンをクリックする

関数の挿入ダイアログボックスを表示する方法を3つ紹介します。

• 関数ボタン (fx)をクリックする
  関数ボタン (fx)は、エクセル(Excel)のタブの下、数式バーの左
• 「数式」タブの「関数ライブラリ」グループの「関数の挿入」をクリックする
• ショートカットキーを利用する
  「Shift」キー＋「F3」キーを押す

エクセルの足し算はSUM関数で計算できる

今回は、エクセル(Excel)で足し算をするときに使うSUM関数について解説しました。

参考にしてください。