エクセルで中央値の求め方に迷ったら|初心者でも失敗しないやさしい解説
エクセルで平均値は出せても、中央値の求め方で迷う方は多いです。今回はExcelで中央値を求める方法を、やさしく解説します。
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エクセルで中央値の求め方は、関数「=MEDIAN(範囲)」を入力すれば解決します
結論からお伝えすると、中央値はExcelの関数「=MEDIAN(範囲)」で簡単に求められます。中央値はデータを並べたときに中央に位置する数値で、外れ値の影響を受けにくい便利な計算方法です。
- 奇数個のデータなら、真ん中の数値を返します
- 偶数個のデータなら、中央の2つの数値の平均を返します
- 複数の範囲を指定することも可能です
- Excelは文字や空白を自動で無視して処理します
たとえば、A1からA10のセルに数値を入力している場合、数式欄に「=MEDIAN(A1:A10)」と入力し、Enterキーを押せばすぐに算出されます。Microsoft ExcelにはAVERAGEやMODEといった他の関数もあり、組み合わせて活用するとデータ分析の幅が広がります。外れ値が存在するデータの分析でも中央値は安心して使える方法です。
Excelで中央値を求める手順|入力からEnterまでの流れ
Excelで中央値を計算する操作の手順はとてもシンプルです。基本の流れを順番にまとめると次のようになります。
- 結果を表示させたいセルをクリックする
- 「=MEDIAN(」と入力する
- 中央値を求めたい範囲を選択する(例:C1からC10)
- マウスでドラッグして選択
- または「C1:C10」と直接入力
- 閉じカッコ「)」を入力する
- Enterキーを押して計算を完了する
これだけで中央値が算出されます。奇数個のデータなら中央の数値、偶数個なら中央にある2つの数値の平均を返します。数値以外のデータが含まれていても、Excelは自動的に無視するので安心です。複数の範囲を配列として指定することもできるので、データ分析の方法に合わせて活用できます。AVERAGEやMODEといった関数とあわせて使うと、短い時間で効率的に分析ができます。初心者の方でも手順通りに入力すれば正確に計算できる操作方法です。
まとめ|エクセルが苦手でも中央値はかんたんに計算できます
まとめると、エクセルで中央値を求める方法はとても簡単です。次のポイントを押さえておけば安心です。
- 中央値は「=MEDIAN(範囲)」で算出できる
- 奇数個のデータは真ん中の数値、偶数個は2つの平均を返す
- 外れ値の影響を除外できるため、正確なデータ分析に役立つ
- AVERAGEやMODEとあわせて活用すると便利
Microsoft Excelの関数機能は、数式を入力してEnterキーを押すだけで答えを表示してくれます。セルに数値を指定し、必要に応じて範囲を複数選択すれば、どんな種類のデータでも効率よく分析可能です。平均値や合計だけでは判断が難しいときに中央値を活用すると、仕事の精度がぐっと高まります。エクセルが苦手な方でも、短い時間で正確に結果を出せる安心の機能です。