エクセル初心者必見!文字列を一括で置き換える「検索と置換」機能の使い方

Excelで入力したデータの文字列をまとめて変更したいときはありませんか?
そんなときは、「検索と置換」機能を使うと、簡単に一括で置き換えができます。
この記事では、初心者の方でも安心して使える基本的な方法をやさしく解説します。

結論|文字列を一括で変更したいときは「検索と置換」機能を使えばOK

Excelで複数のセルに入力された文字を一括で変更するには、「検索と置換」機能が便利です。
例えば、表の中の「営業所」をすべて「支店」に統一したいときに使えます。

  • 特定の文字列を別の文字に置換
  • 空白や改行などを削除
  • 数値や文字の一部を変更
  • 大文字と小文字の統一

操作はとてもかんたんで、特別な関数や数式を覚える必要はありません。
セル範囲の指定もできるので、シート全体での修正も、部分的な置き換えも可能です。

置換する内容は「検索対象」と「置換文字」として入力します。
操作後は、対象のデータがまとめて変更されるので、作業効率が大きくアップします。

毎回手作業で文字を修正していると時間もかかります。
「検索と置換」機能を活用して、入力ミスの修正やデータの統一を効率よく進めましょう。

基本の操作手順|リボンの「ホーム」→「検索と選択」から置換を実行する方法

それでは、Excelの「検索と置換」機能をリボンから実行する方法を解説します。
今回は、リストや表の文字列をまとめて置き換える基本操作を紹介します。

  1. Excelの「ホーム」タブをクリック
  2. 右端にある「検索と選択」ボタンをクリック
  3. 表示されたリストから「置換(R)...」を選択
  4. 「検索と置換」ダイアログボックスが表示される
  5. 「検索する文字列」に元の文字を入力
  6. 「置換後の文字列」に変更したい文字を入力
  7. 範囲を指定するか、全体に適用するかを選択
  8. 「すべて置換」をクリックして一括変換を実行

例えば、「A1」セルから「C4」セルまでを対象にしたい場合は、その範囲を選択してから操作しましょう。
必要に応じて、「オプション」ボタンをクリックすると以下の詳細設定が使えます。

  • 完全一致にする
  • 大文字と小文字を区別
  • 書式も含めて一致させる

設定を確認したら「OK」を押すと置換が実行されます。
作業ミスを防ぐために、操作前には必ずブックのコピーを作成しておくと安心です。

まとめ|作業を早く正確にするなら置換機能をどんどん活用しましょう

エクセルの「検索と置換」機能は、文字列を一括で修正できるとても便利な機能です。
データの表記を統一したり、入力ミスをまとめて修正したりする場面で特に役立ちます。

今回紹介したリボン操作を覚えておけば、複雑な数式や関数を使わずに修正ができます。
この機能は、次のような場面で活用できます。

  • 商品コードの修正(例:CD-001 → CD-101)
  • 支店名の変更(例:大阪営業所 → 関西支店)
  • 文書内の不要なスペースや改行の削除

置換機能を使うと、タブや半角スペースもきれいに処理できます。
また、ダイアログボックス内のオプション設定を活用すれば、より正確な置換が可能になります。

慣れてきたら、REPLACE関数なども使って応用していくとさらに便利です。
最初の一歩として、今回の操作を何度か繰り返してみましょう。
データ修正のストレスがぐっと減るはずです。

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