エクセルで矢印の“コの字”を描く方法|Shiftキーとフリーフォーム図形で自由に操作!
エクセルで資料を作っていると、「コの字」になった矢印を使いたいときがありますよね。
でも、図形の中にちょうどいい矢印が見つからない…。そんなときに便利なのが、「フリーフォーム」と「Shiftキー」を使う方法です。
今回は、初心者さんでも安心してできる手順を、やさしくご紹介します。
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エクセルで矢印の“コの字”を描くなら、フリーフォーム図形とShiftキーで簡単に作れます!
エクセルで「コの字型」の矢印を描くには、「フリーフォーム」という図形と「Shiftキー」の組み合わせがとても便利です。
フリーフォームは、自由に直線や曲線を描ける機能で、「挿入」タブの中にあります。
よく使われる「コネクタ」は図形同士の接続に便利ですが、「コの字」のような直角の折れ線を思い通りに作りたい場合は、Shiftキーで角度を調整しながら作図する方法が向いています。
- 角度が自由に設定できる(直角・曲線なども可能)
- 図形や枠線の間など、好きな位置に配置できる
- 後から矢印スタイルや大きさの変更が簡単
「Shiftキー」を押しながらクリックして描くことで、左右や上下がまっすぐ整った直線になります。
苦手意識があっても、手順を覚えれば大丈夫。
次の章で、作り方をSTEP形式で丁寧に解説しますね。
STEP解説|Shiftキーとフリーフォームで矢印の“コの字”を作る方法
ここでは、エクセルでフリーフォーム図形とShiftキーを使って、
「矢印のコの字」を作る手順をわかりやすくご紹介します。
- 「挿入」タブ → 「図形」 → 「フリーフォーム」を選択
- 画面上で始点をクリック(矢印の出発点)
- Shiftキーを押しながらマウスを動かして直線を描く
- 直角になるように曲がりたいところでクリック(これが折れ点)
- 終点をクリックしたら、ダブルクリックして終了
この時、Shiftキーを押すと、左右・上下に正確な直線が引けます。
複数の角度を作って「コの字」を形作ると、矢印のベースが完成です。
図形ができたら、マウスで選択して移動やサイズの調整も可能です。
カーソルを使って長さや角度もあとから修正できますよ。
図の間をつなぐ、わかりやすい資料を作成したい方におすすめの方法です。
描いたフリーフォームを矢印に変換する方法
「コの字」の線が完成したら、矢印の形に変換する作業を行いましょう。
エクセルでは、図形の線に“先端”を付けて矢印にすることができます。
- 図形をクリックして選択
- 「図形の書式」タブを開く(リボンに表示されます)
- 「図形の枠線」→「矢印」→ 好みのスタイルを選ぶ
ここで、先端の形・太さ・色・大きさなどを自由に調整できます。
「書式」タブにはスタイルや配置を整える機能もあります。
- 「回転」や「反転」で方向を変える
- 「ハンドル」や「カーソル」で微調整
- ShiftやCtrlキーで位置・サイズの調整を正確に行う
オブジェクトが増えても、「グループ化」や「ロック」で整えることが可能です。
視覚的に見やすい資料を作るためにも、テキストや記号の追加もおすすめです。
まとめ|Shiftキーを使えばフリーフォームでもキレイに矢印の“コの字”が描ける!
エクセルで「コの字」の矢印を描きたいときは、フリーフォーム+Shiftキーがとても便利です。
この方法なら、角度や方向を自由に調整できるため、
見栄えのいい図解資料を作成したい方にもぴったりです。
今回ご紹介したポイントをおさらいすると、
- 「フリーフォーム」は自由な線を描ける便利なツール
- Shiftキーを押しながら描くと、直線がきれいに整う
- 書式設定で矢印に変換でき、見た目もカスタマイズ可能
最初は戸惑うかもしれませんが、何度か操作すればすぐに慣れますよ。
もしわからないことがあれば、お気軽にご質問くださいね。
お礼として、図解付きの資料PDFをご用意しています。