エクセルの足し算|合計が合わない原因と対象法を解説します。

今回の記事では、エクセル(Excel)で計算した合計が合わない原因と対象法を解説しています。

エクセルの足し算|合計が合わない2つの原因

エクセル(Excel)の足し算で、合計が合わない原因を2つ紹介します。

  • 小数点以下が表示されていない
  • 文字列が入力されている

小数点以下が表示されていない

エクセル(Excel)で作成した集計表や一覧表の合計を計算したが、結果が合わないときの原因の一つ目は、セルに表示されている数字の小数点以下が表示されていないからです。

エクセル(Excel)には、入力されている数字の見え方を変更する機能があります。

セルに「10.4」と入力されていても、「10」と表示されているときがあります。

  • セルA1に「10」、セルA2に「20」と表示されている
  • セルA3に「=SUM(A1:A2)」と入力する

ときを考えてみます。

セルA1に「10」、セルA2に「20」と入力されているときは、セルA3の結果は「30」になります。

しかし、セルA1に「10.4」、セルA2に「20.4」と入力されているときは、セルA3の結果は「31」になります。

エクセル(Excel)の足し算で合計したときの結果が合わないときは、小数点以下を表示してください。

小数点以下を表示する方法は、以下のとおりです。

  • 「ホーム」タブをクリックする
  • 「数値」グループの「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタンをクリックする

表数点以下がすべて表示されます。

結果を確認してください。

文字列が入力されている

エクセル(Excel)で作成した集計表や一覧表の合計を計算したが、結果が合わないときの原因の二つ目は、セルに文字列が入力されているからです。

セルに「10cm」や「20円」など単位を付けて入力した数字は文字列です。

SUM関数の引数に文字列が入力されているセルを指定すると、そのセルは「0」と扱われます。

  • セルA1に「10円」、セルA2に「20円」と表示されている
  • セルA3に「=SUM(A1:A2)」と入力する

ときを考えてみます。

セルA3に表示された結果は、「0」になります。

エクセル(Excel)の足し算で合計したときの結果が合わないときは、数字に付けた単位を削除してください。

正しい結果が表示されます。

合計が合わないときはセルの数字を確認する

今回の記事では、エクセル(Excel)で計算した合計が合わない原因と対象法を解説しましたい。

参考にしてください。

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