エクセルで先頭行を固定する方法|解除の方法や複数列も解説
大量のデータが入力されている表では、スクロールしなければ作業ができません。
スクロールすると先頭行の見出しが見えなくなります。
見出しが見えなければ、データを見失ったり、誤入力したりする可能性が高くなります。
今回の記事では、エクセル(Excel)で先頭行を固定する方法について解説しています。
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エクセルで先頭行を固定する方法
エクセル(Excel)で見出しが入力されている先頭行を固定する手順は次のとおりです。
- 見出しの行を画面の最上段に表示する
- 「表示」タブをクリックする
- 「ウィンドウ」グループの「ウィンドウ枠の固定」の「V」をクリックする
- 「先頭行の固定」を選択する
「先頭行の固定」を使うと、選択されているセルにがどこであってもエクセル(Excel)の画面に表示されている最上段の行が固定されます。
行番号「10」が最上段に表示されていれば、行番行「10」が固定され行番号「11」より下がスクロールします。
スクロールしても常に見出し行の項目を見ることができます。
行番号「9」より上の行を見ることができませんので注意してください。
先頭列を固定する方法
横に長い表であれば、先頭列を固定することがあります。
エクセル(Excel)で見出しが入力されている先頭列を固定する手順は次のとおりです。
- 見出しの列を画面の一番左に表示する
- 「表示」タブをクリックする
- 「ウィンドウ」グループの「ウィンドウ枠の固定」の「V」をクリックする
- 「先頭列の固定」を選択する
「先頭列の固定」を使うと、選択されているセルにがどこであってもエクセル(Excel)の画面に表示されている一番左の列が固定されます。
行と列を固定する方法
行を列の両方を固定する順は次のとおりです。
- 先頭行の下、先頭列の右のセルを選択する
- 「表示」タブをクリックする
- 「ウィンドウ」グループの「ウィンドウ枠の固定」の「V」をクリックする
- 「ウィンドウ枠の固定」を選択する
選択した上の行と左のセルが固定されます。
複数の行と列を固定する方法
「ウィンドウ枠の固定」を使うと複数の行や列を見出しに固定することができます。
複数の行や列を固定する手順は次のとおりです。
- 固定したい複数の行の下、固定したい複数の列の右のセルを選択する
- 「表示」タブをクリックする
- 「ウィンドウ」グループの「ウィンドウ枠の固定」の「V」をクリックする
- 「ウィンドウ枠の固定」を選択する
選択したセルの上の行をすべて、左の行をすべて固定することができます。
固定を解除する方法
固定した先頭行や先頭列を解除する手順は次のとおりです。
- 「表示」タブをクリックする
- 「ウィンドウ」グループの「ウィンドウ枠の固定」の「V」をクリックする
- 「ウィンドウ枠固定の解除」を選択する
先頭行を固定するショートカット
先頭行や先頭列を固定するショートカットを紹介します。
- 先頭行を固定する
「Alt」キー → 「W」 → 「F」 → 「R」 - 先頭列を固定する
「Alt」キー → 「W」 → 「F」 → 「C」 - 行と列を固定する
「Alt」キー → 「W」 → 「F」 → 「F」 - 固定を解除する
「Alt」キー → 「W」 → 「F」 → 「F」
ウィンドウ枠の固定は3つ
ウィンドウ枠の固定は3つあります。
- ウィンドウ枠の固定
- 先頭行の固定
- 先頭列の固定
3つの固定を活用して見やすい表を作成してください。